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「ラクダに乗って会いにゆく」ー詩ー


風が吹きすさぶ 丘にのぼり
高く浮かぶ うろこ雲を 眺め
心を 空に飛ばす

独りぼっちの 寂しさを
空の 青さに溶かし
息を止めて 目を閉じれば
あなたとの あたたかな
暮らしが 蘇る

頬を 固くして
涙を 振り払い
指の間から 零れ落ちていく
あなたとの 愛の時間を
必死になって 受け止める

人恋しさは 胸の奥で
生まれては 消えていくが
無になることはない

生まれるたびに
恋しさは より強い光で
心の闇を 照らしてくれる

あなたに 会いたい
たまらなく 会いたい

蜃気楼のように
あなたの姿が 遠く
おぼろに 揺れていれば
ラクダの背に乗り
砂漠を 超えて 会いに行く

きっと あなたは
ウッディな香りが 漂う
絹のベールで 私を 
優しく 包んでくれる

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