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自分をセルフケアすることが大切だと思う理由

私が健康、セルフケアに強く興味を持ったきっかけは大きく3つある。

一つは海外生活で体調の良さを経験し、体調がいいとこんなにポジティブでいられるし、体が軽いと何でもできる気がすると実感した、自分自身の体験から。

二つ目は、福祉や医療の現場で働いて、人を支援する人が不健康だったり、体を壊したりしていること、介護や医療現場でのケアの質の低下や倫理的な問題は、システム上の問題と別に、支援する側の人たちのメンタルや健康にもともと課題がある事に、実際に働く中で気づいたから。

そして3つ目は、シンプルに、高齢な方のリハビリをする中で、病気やケガ、不調が出てからでは遅いと感じたから。
医療の発達と、生活が豊かになったことで100歳近くまで生きる人が増えてきたけど、10年、下手したら20年以上、心身の不調を抱えながら、不自由な状態で生き続けなければいけない状況の人もいる。

医療や福祉の世界に携わってきたからこそ、健康をおろそかにしてはいけないと感じ、自分で自分の健康を守る事の重要さを実感してきた。

日本の文化としても、支援の状況下でも、自己犠牲を賛美する風潮は割と多くあるように感じるけれど、私は基本的に賛成しない。もちろん状況やその人の価値観にもよる。

けれど、自分の心と体がなければ、自分の人生はない。

やりたい事もできないし、欲しいものも手に入らない。

会いたい人にだって会えない。

助けたい人を助けられるのは、私を動かす心と体があるからだ。

私が持つ資産の中に、自分の心と体以上の価値があるものはないとさえ、今の私は思っている。

その資産である心と体を大切にケアし、調整し磨く。

そうすることで、自由に思考し、自由に動ける私が手に入る。

もちろん個人差があるし、機能的な不自由さ、もしくは持っていないものもあるかもしれない。

私自身、小さな不自由さだが、生まれつき右耳が重度難聴で、左耳も稀に不調になることがあり、コミュニケーションに不自由さを感じることがある。

だけど、持っているものに目を向け、大切にセルフケアをし、自分史上最適な心と体でいることで、その不自由さや持っていないものから起きる生きづらさみたいなものも乗り越えていけるかもしれない。

完全で完璧な人はいない。

自分史上最適な私になる為に、セルフケアをしながら丁寧に生きていきたい。

そして日々、希望を持って前進し続けたい。





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