- 運営しているクリエイター
#創作
【夢日記】アスファルトに願いを
僕は真っ黒なビルにいた。そのビルは高校の友達のウーリのマンションによく似て、20階以上あるマンションだった。おそらく4階か5階くらいには、エントランスがあり、沢山の人がいた。たぶんそこの住人だったのだろうか。その人たちはロビーのドアとエレベーターを行き来していた。
僕はそれを遠目で見ていた。そして僕は手にしていたナイフで無感動にその人たちを次々に刺していった。例えるなら、まさに呼吸のようで、意
【夢日記】エロスの有明
エロスはそこにあった。僕はそれをリューヌ、君へ押し付けた。だが、君の笑顔を見た時、僕の中に自我理想が生じたのだ。君に僕のすべてを吸い出される傍ら、もちろんこのエロスも吸い出され、その理想は蓄積されていた。
でもあの時。そう、ちょうど君が低俗的で、愚かで、冷血で、卑しく、不遜で、傲慢で、醜く、気取り、悲惨であることを知った時、死への階段を下っていたエロスは、一気に駆け上り、その勢いのまま天まで
【夢日記】銃口の先の透光
僕は通気口の下に隠れていた。通気口の外は明るく、沢山の人がいるようだった。よく見てみれば、サークルのみんなが何やら話し込んでいる。話している人達みんなを僕は知っていたが、僕は手にしていた拳銃で何人も撃ち殺した。何も感じず、考えず、ただひたすらにトリガーを引いたのだ。だが不思議なことに、彼らは血を出している様子もなく、銃弾が当たるとバタバタと倒れ、気にもせずに話を続けている。僕は何やら寂しい気持ち
もっとみる【夢日記】アイスの血
今はもう勝田のジャスコは潰れてしまったが、僕はばあちゃんと二人で買い物に出かけた。立体駐車場を車で入って、暗い道を抜けていくと、ジャスコ本体の屋上へ続く道が開けてきて、下の道路を跨いで進み、車を停めた。ガラスの自動ドアを開けて、階段を降りて行く。フロアに着いたら、エスカレータに乗って地下のフードコートまで降りて行った。
地下のフードコートには、おそらくサーティワンがあった。するとばあちゃんは