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2023年3月の記事一覧
【夢日記】窓のレストラン
僕は八王子駅のホームで、リューヌと肩を寄せ合い腕を組みながら、僕はかつて行ったこともないどこか遠くの地へ向かう特急列車に乗り込んだ。見知らぬ地に彼女と行けるからだっただろうか、僕はいつもより気分が高まり、彼女の背丈が少し小さいように思えた。リューヌは、黒いドレスの上にダウンを着ており、右手にはエナメル質の白の紙袋を持っていたが、列車に乗り込むと、彼女はダウンと手荷物を預けたようだった。彼女のドレ
もっとみる【夢日記】邪魔なラテ
どこか遠くまで、出かけることになった。駅でナジェーテと待ち合わせて、駅の南のロータリーを歩こうとした。俺は彼女がちょっと疲れているようだったから、他愛もない話をしながらさりげなく彼女の手を甲の方から優しく握った。彼女は特に反応することなく話し続けるから、俺は彼女の手を握り続けた。彼女の小さくて、少し冷たい手が、細長くこんなにも綺麗な指が小刻みに震えていた。この震源がどんなものだとしても必ず駆逐し
もっとみる【夢日記】アスファルトに願いを
僕は真っ黒なビルにいた。そのビルは高校の友達のウーリのマンションによく似て、20階以上あるマンションだった。おそらく4階か5階くらいには、エントランスがあり、沢山の人がいた。たぶんそこの住人だったのだろうか。その人たちはロビーのドアとエレベーターを行き来していた。
僕はそれを遠目で見ていた。そして僕は手にしていたナイフで無感動にその人たちを次々に刺していった。例えるなら、まさに呼吸のようで、意
【夢日記】水に流されて
勝田駅の東口を出て少し北上したところに位置するダイソーの前のベンチに僕は腰掛けていた。時刻は18時前後で周りは薄暗く、店の上部に付けられている明るすぎる照明に、蛾や蝿が集っている。コンビニでは見たこともないような飲み物を片手に、同級生のシャーフを待っていた。僕が光で照らされた地面と暗闇の境界を見つめていると、彼女はその足から徐々に光の元に姿を露わにし、ちょうど首元近くまで見えた時、彼女は僕の手を
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