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[Linp] 最奥の自己から愛を込めて

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#イエス

特別性と罪悪感の関係(5/5) 〜「自我の救済計画」と「神の救済計画」〜

特別性と罪悪感の関係(5/5) 〜「自我の救済計画」と「神の救済計画」〜

特別性と罪悪感の関係(1/5)〜特別であることの魅力とその危険性〜
特別性と罪悪感の関係(2/5)〜攻撃と防衛のサイクル〜
特別性と罪悪感の関係(3/5) 〜「特別な憎悪」と「特別な愛」〜
特別性と罪悪感の関係(4/5) 〜「特別な関係」から「神聖な関係」へ〜

「自我の救済計画」と「神の救済計画」神からの特別な愛を望むという密かな願望から生まれた特別な関係の中で、自我(エゴ)の憎悪が勝利をおさめ

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特別性と罪悪感の関係(4/5) 〜「特別な関係」から「神聖な関係」へ〜

特別性と罪悪感の関係(4/5) 〜「特別な関係」から「神聖な関係」へ〜

特別性と罪悪感の関係(1/5)〜特別であることの魅力とその危険性〜
特別性と罪悪感の関係(2/5)〜攻撃と防衛のサイクル〜
特別性と罪悪感の関係(3/5) 〜「特別な憎悪」と「特別な愛」〜

「特別な関係」から「神聖な関係」へさてここまで、あなたの心を罪悪感を閉じ込めておくための一つの巨大な箱として語ってきたわけですが、ギリシャ神話にはこのことを示す物語があります。

それが「パンドラの箱」と言わ

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特別性と罪悪感の関係(3/5) 〜「特別な憎悪」と「特別な愛」〜

特別性と罪悪感の関係(3/5) 〜「特別な憎悪」と「特別な愛」〜

特別性と罪悪感の関係(1/5)〜特別であることの魅力とその危険性〜
特別性と罪悪感の関係(2/5)〜攻撃と防衛のサイクル〜

「特別な憎悪」と「特別な愛」さて、これまで「怒り」として説明してきたものは、実際には投影が呈する形態のうちの一つに過ぎませんでした。

コースは攻撃の二つの形態に相当する二つの「特別な関係」というものについて述べていますが、怒りというのは、その二つのうちの最もあからさまな形

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特別性と罪悪感の関係(2/5)〜攻撃と防衛のサイクル〜

特別性と罪悪感の関係(2/5)〜攻撃と防衛のサイクル〜

特別性と罪悪感の関係(1/5)〜特別であることの魅力とその危険性〜

攻撃と防衛のサイクル次に構築されるのが、攻撃と防衛を繰り返す二次的なサイクルです。

あなたが自分に罪があると信じて、自分の罪悪感を他者に投影して他者を攻撃したなら、あなたは自分の有罪性は罰せられて当然と信じることになります。

つまり、あなたは相手を攻撃したのだから、相手から反撃されるに値すると信じるようになります。

ここで

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特別性と罪悪感の関係(1/5) 〜特別であることの魅力とその危険性〜

特別性と罪悪感の関係(1/5) 〜特別であることの魅力とその危険性〜

特別であることの魅力とその危険性

今回は目醒めへのプロセスにおいて、あなたが最も抵抗感を覚え、また認識しづらく、それ故に最も恐れている「特別性」とそれに密接に関連した罪悪感について解説していきたいと思います。

この特別性の魅力は、分離の階梯を神との一体性へと戻っていく過程において最大の躓きの石となり得ます。

なぜなら、自我(エゴ)にとってみればこの特別性というものの正体こそがあなたに最も気付

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時間とは何か? 時間の目的とは?(1/4)

時間とは何か? 時間の目的とは?(1/4)

以前の記事で、聖霊による赦しのカリキュラムのプロセスは時間をかけてゆっくりと進められなければならないと述べましたが、今回は、この「時間」をテーマにして「時間とは何か?」また「時間の目的とは?」について説明していきたいと思います。

この時間についての疑問が解決されれば、あなたは今以上に赦しのカリキュラムを真摯に取り組めるようになるでしょう。

時間を一つの連続したものと考えるなら、メジャーのイメー

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神の平安こそがクリスマスの真の贈り物である

神の平安こそがクリスマスの真の贈り物である

クリスマスは日本でも広く浸透している一大行事です。

家族や恋人、親しい友人らと過ごし、プレゼント交換などを行うなど毎年たくさんの人々が楽しみます。

サンタクロースが空から舞い降り、煙突を抜けてやってきてプレゼントを靴下の中に入れてくれる、それは誰もが知っているクリスマスのイメージです。

ですが、「サンタクロースからのプレゼント」や「プレゼント交換」が真に意味しているものを知ることはあなたにと

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クリスマスはあなたの聖性が復活する象徴である

クリスマスはあなたの聖性が復活する象徴である

今回はこのクリスマスの季節をきっかけに、”聖なる日を新たな視点で観ることの大切さ”というテーマに基づいてお伝えしていきたいと思います。

さて、一年の終わりも近づき、何かと忙しい時期にやってくるのが大人も子供も巻き込んだ一大イベントのクリスマスです。

雪も降るような寒い空気の中、街にはイルミネーションが灯り、あちこちでクリスマスソングが流れ「今年もこの時期がやってきた」と誰もが思います。

シャ

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聖霊とともに行う赦しの具体例と聖人による赦しの実例(3/3)

聖霊とともに行う赦しの具体例と聖人による赦しの実例(3/3)

聖霊とともに行う赦しの具体例と聖人による赦しの実例(1/3)
聖霊とともに行う赦しの具体例と聖人による赦しの実例(2/3)

続いて、イエスによるパウロ(別名サウロ)の回心を紹介します。

パウロは熱心にイエス・キリストの教えを人々に伝えた使徒の一人ですが、最初からキリスト信者ではありませんでした。

逆にキリスト教徒を迫害すらしていたほど熱心なユダヤ教徒でした。

ではパウロがどのようにして回心

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自我による誘惑 肉体編(2/2)

自我による誘惑 肉体編(2/2)

自我による誘惑 肉体編(1/2)はこちらから

神の子による小さな狂った願望が今では罪の意識によって完全に隠蔽されています。

自我(エゴ)という概念は自分が作り出したものですが、今では自我の支配下の元、その原初の願望は罪悪感による厚い忘却のベールによって防衛され続けています。

ですから、あなたの目の前の現実にあらゆる問題が発生するのは、あなたが今でもその願望を持ち続けているにもかかわらず、それ

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自我による誘惑 肉体編(1/2)

自我による誘惑 肉体編(1/2)

スピリチュアルな人生の後半期では、あなたがこれまでの人生において価値を置いてきた様々なものが足を引っ張り誘惑してきます。

その結果は当然ながらあなたをこの世界へと引き留める強い抵抗の力となります。

釈迦やイエスでさえも悟りや復活のプロセスにおいてこの自我(エゴ・煩悩)による誘惑に晒されたことは有名です。

釈迦は苦行生活をしている6〜7年の間に、悪魔(マーラ)がさまざまな方法で妨げをなそうとし

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