蓮生(れお)

学生時代は小説書き。とりあえず、その作品を載せていこうと思ってます。 ただ、時代的にど…

蓮生(れお)

学生時代は小説書き。とりあえず、その作品を載せていこうと思ってます。 ただ、時代的にどうかなというものもありますので考えながら。 舞台観劇が趣味になってからは、脚本を勉強中。まだまだくだらないレベルの脚本しか書いてないけど、それも載せていきます。

記事一覧

僕のヒーロー願望2 観劇

前説やカーテンコールでの劇団の挨拶。好きな挨拶の一つが、この「劇団わ」での「飛び越えてみせます」という部分。毎回、気分が盛り上がり、観劇へと入る。 前作は、都合…

タスケテノカタチ@ダレカ Aチーム 観劇

「これは誰も救われないのではないか」 最後の暗転、その直前のシーンで感じた率直な感想だった。 物語は、ハンドサインの周知を目的として作られたとのこと。助けてと言…

蓮生(れお)
4週間前

舞台「印」感想

劇場で2回、配信でも両班観劇。 近年、「年末と言えば盆栽サイダー」となっている自分がいる。 2年前、TSUKUMOで大野愛さん、そして昨年、嘘神で崎野萌さんが出演され、今…

蓮生(れお)
5か月前
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RAVE塾・レヴォレュスィオン Bチーム 感想

革命・レヴォリューションが浸透しているが、意味は同じ。そして、題材としても広く使われている。 思えば自分も学生時代に「Revolution」という小説を書いたことがある。…

蓮生(れお)
7か月前
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観劇 おやっとさあ

戦中・戦後の話。舞台で観る戦争の話は、より心に刺さる。テレビでは少なくなっている気がする戦争の物語。今回、観に行って本当に良かった。 満州を日本の領土とし、日本…

蓮生(れお)
11か月前
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童話革命2023(A班) 感想

童話には色々な説があることを大人になってから知り、色々と興味を持ち始めた。そしてそんな色々な説を題材にした作品は観てきたが、一つの作品ではなく、童話オールスター…

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舞台「魔銃ドナー かんなぎ」感想・考察

「魔銃ドナー」の名前は知っていたが、初めて観たのは前回の「真約・魔銃ドナー」。そのため、それまでの作品での”真実”は知らない。真約が自分にとって全てであり、その…

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感想「かえってきたWteen」

前作(初演)も観劇。その時は片方のチームだけを観劇。 劇場に行けず配信のみもあったが、RAVE塾作品は全て観ている。その中で一番好きな作品が「Wteen」だった。 なんとか…

舞台「時の物置」感想

稲葉麻由子さんが出演されるということで観劇へ。 前回、出演された時は緊急事態宣言が発令され、観劇へ行けなくなってしまった。その後、不意にDVD発売という連絡があり、…

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観劇「夜明けのうた(再演)」

東日本大震災をテーマにした作品。震災をテーマにした演劇作品は、これで2作品目だと思う。今回は、奥山琴夏さんが出演される縁で観劇へ。 3月は休みはほぼ観劇で埋まって…

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舞台「かえってきた璃色リベリオン」感想

前回とは出演者が一新され、チームも1チームという体制での公演。前回の公演も劇場+配信だったが、印象に残っているのは「学力テスト」のシーン。一番盛り上がり、楽しい…

舞台「月虹乙女!!」感想

「好きなものを好きと言えないのはおかしい」 これが最初に心に刺さった。今、自分たちは「好きなもの」を見たからこそ、この感想も書ける。だからこそ、よりその言葉が強…

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崎野萌。その魅力。

RAVE塾「南無阿ティアラ」で、崎野萌さんの演技を拝見した。RAVE塾作品では常連だが、前回の「Wteen」は出演されず、久しぶりのRAVE塾。 それもそのはず、前回の「Wteen」…

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舞台「最哀の果て」感想

久しぶりの荻窪小劇場。 今年に入って知り、気になった役者の一人、愛須唯さんが出演、気になった団体の一つ、劇団ココアさんの作品ということで観劇。 今は事情があって、…

演劇「フェザーズ ~ショートストーリーズ~」感想

ホームセンターズピリオド 1本目がバスケットボールチームに対し、ガラッと変わる物語。テーマも命がかかわり、少し大人のコメディと感じられる作品。 やる気のないよう…

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演劇「フェザーズ ~ショートストーリーズ~」感想

初日と翌週の土曜日、それぞれA・Bチームで観劇。 各チーム、1/3くらいの人は名前も顔も知っているというところ。事情があって各チーム1回ずつは確約できて行けたら増やす…

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僕のヒーロー願望2 観劇

僕のヒーロー願望2 観劇

前説やカーテンコールでの劇団の挨拶。好きな挨拶の一つが、この「劇団わ」での「飛び越えてみせます」という部分。毎回、気分が盛り上がり、観劇へと入る。

前作は、都合が合わずに観劇に行けず、配信にて。そして今回、タイミングも合って観劇へ。
ヒーローが職業として認知された時代の話。
ヒーローと言っても変身しない。特別凄い能力があるわけではないということで始まる。敵や若い世代のヒーローには能力がある。普通

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タスケテノカタチ@ダレカ Aチーム 観劇

タスケテノカタチ@ダレカ Aチーム 観劇

「これは誰も救われないのではないか」
最後の暗転、その直前のシーンで感じた率直な感想だった。

物語は、ハンドサインの周知を目的として作られたとのこと。助けてと言えない環境、そんな時にハンドサインが周知されていれば、救われる人も多いのかもしれない。
そしてこの物語は、そのハンドサインを必要としている人たちが、どれだの苦しさを受けているか、それをどのように描くか、どこまで描くかで伝わり方が変わってく

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舞台「印」感想

舞台「印」感想

劇場で2回、配信でも両班観劇。
近年、「年末と言えば盆栽サイダー」となっている自分がいる。
2年前、TSUKUMOで大野愛さん、そして昨年、嘘神で崎野萌さんが出演され、今回はその2人の共演。劇中での絡みはないけれど、2人の共演は楽しみで、実際に見ごたえがあった。なにより、この作品に酔いしれてしまった。

余談だが、ここ2年より少し早い時期での公演だった。これが助かった。クリスマス付近は毎年仕事で休

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RAVE塾・レヴォレュスィオン Bチーム 感想

RAVE塾・レヴォレュスィオン Bチーム 感想

革命・レヴォリューションが浸透しているが、意味は同じ。そして、題材としても広く使われている。
思えば自分も学生時代に「Revolution」という小説を書いたことがある。今から考えれば拙い文書・ストーリー。閉鎖的な高校で、教師が絶対的な権力を持ち、体罰も黙認されている。全寮制で、厄介払いとして子供を入学させる。そこで幼馴染からいじめを受ける主人公。エリート一家から追い出された彼が、1人の女性教師と

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観劇 おやっとさあ

観劇 おやっとさあ

戦中・戦後の話。舞台で観る戦争の話は、より心に刺さる。テレビでは少なくなっている気がする戦争の物語。今回、観に行って本当に良かった。

満州を日本の領土とし、日本人は絶対的な存在だとしている上官。そしてその下に見るべき満州人と親しくする豊作。豊作がやっていることは、満州人を人釣りの人間として見ているだけ。昨今のジェンダーフリーなど色々な差別に対する考えよりも、もっと根本的な事。人を人としてみる。そ

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童話革命2023(A班) 感想

童話革命2023(A班) 感想

童話には色々な説があることを大人になってから知り、色々と興味を持ち始めた。そしてそんな色々な説を題材にした作品は観てきたが、一つの作品ではなく、童話オールスターズと言えるようなメンツが揃い、自らの理想を語るという斬新なストーリー。
ライバルは妖怪というのも分かりやすい。
妖怪も作られた設定があり、同じ様な葛藤があると言えるが、童話同様、広くアレンジされて世に出回っている。

この話の肝は、童話の主

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舞台「魔銃ドナー かんなぎ」感想・考察

舞台「魔銃ドナー かんなぎ」感想・考察

「魔銃ドナー」の名前は知っていたが、初めて観たのは前回の「真約・魔銃ドナー」。そのため、それまでの作品での”真実”は知らない。真約が自分にとって全てであり、その世界の理が示されたのが今作だった。

続編と聞き、これは観に行かないといけないと思った。事情があり、思ったほど回数を重ねられなかったのが悔しい。それでも最初に観た時から、ある程度の納得感は得られた。

そもそも、バイツという存在は何か。吸血

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感想「かえってきたWteen」

感想「かえってきたWteen」

前作(初演)も観劇。その時は片方のチームだけを観劇。
劇場に行けず配信のみもあったが、RAVE塾作品は全て観ている。その中で一番好きな作品が「Wteen」だった。
なんとか自分たちの居場所を守ろうとするのは他と似ているが、教師が絡むことでいつもとは大きく異なる。
今回はAチームとBチームを両方とも観劇。驚いたのは、AチームとBチームで、エンディングの曲が異なる事。前回を観て、Wteenといえばあの

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舞台「時の物置」感想

舞台「時の物置」感想

稲葉麻由子さんが出演されるということで観劇へ。
前回、出演された時は緊急事態宣言が発令され、観劇へ行けなくなってしまった。その後、不意にDVD発売という連絡があり、何とか観ることができた。おかけで、応援始めてからの連続観劇が途絶えないですんだ。そんなこともあり、悔しい思いを晴らしに、そしてあの時、DVDを販売してくれた御礼も込め、今回は劇場へ。

昭和の時代が舞台の物語。
学生運動が終わった頃だろ

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観劇「夜明けのうた(再演)」

観劇「夜明けのうた(再演)」

東日本大震災をテーマにした作品。震災をテーマにした演劇作品は、これで2作品目だと思う。今回は、奥山琴夏さんが出演される縁で観劇へ。
3月は休みはほぼ観劇で埋まっていた。ところが、なぜか3/11だけポツンと予定が空いていた。震災の話、そして行ける日がこの日だけ。これは呼ばれている気もして観劇へ。
マチネとソワレ、どちらにするかも悩んだ。野暮用があり、行けるのはどちらかだけ。結果、あの日のあの時間に近

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舞台「かえってきた璃色リベリオン」感想

前回とは出演者が一新され、チームも1チームという体制での公演。前回の公演も劇場+配信だったが、印象に残っているのは「学力テスト」のシーン。一番盛り上がり、楽しいところでもある。でも、観ている内、これでの勝敗がラストじゃなかったはず、と思い出し、そして助っ人システムもなかったことを確信した。
結果的に、途中で最後の結末を思い出し、色々と納得してしまった。

今回、何人か名前を知っている人が出ていたけ

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舞台「月虹乙女!!」感想

舞台「月虹乙女!!」感想

「好きなものを好きと言えないのはおかしい」
これが最初に心に刺さった。今、自分たちは「好きなもの」を見たからこそ、この感想も書ける。だからこそ、よりその言葉が強く深く刺さる。

当たり前が当たり前じゃない時代を描いた作品。戦時中の作品。多くの作品が作られ、たくさんの作品を目にしてきた。
爆弾で人が死ぬ、戦闘機で突っ込む、上官からの仕打ち、非国民と呼ばれて拷問を受ける。
多くの作品で悲惨さが表現され

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崎野萌。その魅力。

崎野萌。その魅力。

RAVE塾「南無阿ティアラ」で、崎野萌さんの演技を拝見した。RAVE塾作品では常連だが、前回の「Wteen」は出演されず、久しぶりのRAVE塾。
それもそのはず、前回の「Wteen」の時は、劇団ココア「魔女エステリーゼの事件簿」に出演中だった。

RAVE塾での崎野萌さんが演じる役は、毎回、どこか抜けている、おバカキャラのようなものが多い。今回も英語の成績でそれが表現されている。
そんな彼女が、他

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舞台「最哀の果て」感想

舞台「最哀の果て」感想

久しぶりの荻窪小劇場。
今年に入って知り、気になった役者の一人、愛須唯さんが出演、気になった団体の一つ、劇団ココアさんの作品ということで観劇。
今は事情があって、週一回くらい、早い時間帯しか観劇できないが、ずっと予定が詰まっていた中、なぜか、ここだけポッカリと空いていた。
運命的なものを感じて、ギリギリだったがチケットをとり、観劇へ。

まず目を引くのがタイトル。
「最愛」ではなく「最哀」。同じ読

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演劇「フェザーズ ~ショートストーリーズ~」感想

演劇「フェザーズ ~ショートストーリーズ~」感想

ホームセンターズピリオド

1本目がバスケットボールチームに対し、ガラッと変わる物語。テーマも命がかかわり、少し大人のコメディと感じられる作品。

やる気のないような案内をしているところから始まる。いそうな店員と言えばそれまでだが、そこに練炭200KGを買い求める異常な客が訪れる。
一気に目が覚めたようになり、物語は動く。
オープニングの暗さ。やる気のなさ、飛び込んできた客の暗さ、嵐の前の静けさ、

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演劇「フェザーズ ~ショートストーリーズ~」感想

演劇「フェザーズ ~ショートストーリーズ~」感想

初日と翌週の土曜日、それぞれA・Bチームで観劇。
各チーム、1/3くらいの人は名前も顔も知っているというところ。事情があって各チーム1回ずつは確約できて行けたら増やす予定だった。結果、行くことは叶わなかったけど、行けなかったのが、本当に悔しい。これが、全体を観て言える素直な感想。
とても気持ちのいいノンストップコメディ。それだけのスピード感が心地よい。

バスケットボールダイアリーズ
ハーフタイム

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