【日記】5月27日〜6月2日
5月27日
日常に生きる
bloodthirsty butchers吉村秀樹さんの命日。
一日中ブッチャーズを聴くという毎年の恒例行事を今年も行う。
夜、カタカナのミツビシテツロウ氏と電話で打ち合わせ。
5月28日
朝、スマホのニュースサイトで登戸で起こった襲撃事件について知る。
大人が子ども達にすべきことはささやかな幸せと未来を差し出すことだと思っている。自分には子どもはいないので漠然としたことしか言えないが。
逆に大人が子ども達から未来を奪い取ることは生物として最も愚劣な行為である。
いつも流れているラジオでも逐一事件の情報を伝えていた。仕事をしながら陰鬱な気持ちになってしまう。なので、昼休みは外に出て都市とカンタータを聴くことにした。イナダさんとりょうさんの歌声を聴いて、ほんの少し救われるような思いがした。
帰り道は新宿ルミネエストにあるヴィレッジヴァンガードへ行く。2月に引き続き、都市とカンタータの新譜が限定販売されている。dis-coveredの際に入手はしていたけれど、特典のCD-Rが欲しくて購入することにした。「木漏れ日」という曲のリミックス(このリミックスめちゃくちゃ良いので聴いてください。こんなにも良いリミックスってなかなかないです)
店内を歩きながら2月に都市カンの2人と一緒にルミネエストを歩いたことを思い出す。イナダさんに会ったのはその時が初めてだった。
5月29日
日常に生きる
夜、西山小雨さんと会食&ミーティング。
久しぶりに会った小雨さんはとても元気そうであった。
5月30日
日常に生きる
YMOの新しいリマスター盤を聴く。高額なのでこれまでリリースされていた作品はなかなか聴けないままだった。
が、「BGM」と「テクノデリック」には思い入れがあるので聴いてみたいと思っていたので購入した。
YMOを初めて聴いたのは中学生の頃。今から20年前のことだ。とあるフリーマガジンで発売されたばかりのベスト盤とリマスター盤が特集されているのを目にしたことがきっかけだった。
その直後、通っていた中学校の英語教師がYMOをリアルタイムで聴いていたことを何かのきっかけで知った。向井秀徳にソックリだったその先生に自分もYMOが好きになったんですと話したら「テクノデリック」を録音したカセットテープを貸してくれた。しかもそのテープは1980年代にフジカセットの懸賞で手に入れたという超貴重なカセットインデックスに収められていた。つまり先生はガチのYMO好きだったのだ。
当時「BGM」にはあまりピンとこなかったけれど(今では超が付くほど大好きな作品)、「テクノデリック」は一度聴いただけでハマった。ベースラインが本当にカッコ良い作品。
新しいリマスター盤では細野さんが弾くエレキベースがクッキリと聴こえる。そのベースを聴きながらふと向井秀徳にソックリだった中学校の英語教師のことを思い出した。
5月31日
日常に生きる
超多忙になるも、帰り道に途中下車して斉藤めいさんのライヴを見に行く。
45分間があっという間に過ぎていく、とっても良いライヴ。「春の歌を歌いたかった」という内容の新曲がもの凄く良い。
めいさんの演奏には歌を歌ったりギターを弾いたりすることの楽しさに溢れていて、それが本当にカッコ良いのだ。
斉藤めいさんのライヴを初めて見たのは今から4年くらい前。笹口騒音氏と対バンしていたイベントを見に行った時のことだった。
当時まだ駆け出しだっためいさんはMCで「OLとしての自分に対して疑問しか持てなくて、自分自身を取り戻すために音楽をやりたいと思った」みたいなことを話していた。当時から素晴らしい歌を歌う方だと思っていた。
あれから何年も経った今、めいさんは沢山の人々の心を揺さぶる素晴らしいシンガーソングライターとなった。
ライヴを見ながら自分も頑張らないといけないな、と気合いをいただいた気持ち。
6月1日
休養日。という訳でひとしきり休む。
夜、YMOのヒストリーDVDを見る。「トリオ・ザ・テクノ」はいつ見ても面白い。
6月2日
「モラハラ男と結婚したら、こうなった」という漫画を読む。そして色々と考えさせられる。
ある一つの決意によって人生の行き先が変わってしまうことは良くある。それが恋愛についてならば尚更だ。
自分はある一つの決意によって恋愛とは決して優しいものでも楽しいものでもない、と思い知った。
恋愛関係になると、自分も相手もお互いのいちばん醜い部分を曝け出して共に消耗していかなくてはならない。これまでの経験上、それこそが恋愛の正体だと思っている、というよりそう思わざるを得ないと言える。
でも、本当は"恋愛とは優しくないもの"だなんて知りたくもなかったし、"パートナーと別れ独りになったことで自分自身を取り戻すことができた"、なんて金輪際知りたくなかった。
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