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好奇心の本棚

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崩れる本棚のウサギノヴィッチとPさんによる競作エッセイ。 5の付く日はPさんが更新。10の付く日はウサギノヴィッチが更新します。
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2019年7月の記事一覧

ネット小説を読んでの持論(ウザギノヴィッチ)

ネット小説を読んでの持論(ウザギノヴィッチ)

 こんばんは!

 どうも、ウサギノヴィッチさんです。

 今日書くことはラジオでPさんと話したいことです。

 ネットでも小説を書く手前、ネット小説は時々読んでいます。
 そこでよく目にするんですが、固有名詞がちょこちょこ登場することが気になります。
 ただし、それがエンタメ系ならいいんですけど、純文学系の小説でもそれがあることです。
 固有名詞が登場するということは、作品の雰囲気作りにおいては

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崩れかけのラジオ(Pさん)

 一昨日より、ウサギさんとの音声配信「崩れかけのラジオ」が始まりました。
 先月末、クツマユウキという人のネットラジオの収録風景を見させてもらい、「ネットラジオの収録風景とは、このようなものか」と嘆息し、かねてからやりたいと思っていた、音声配信を行うこととなりました。
 この note と同様、飲み屋で話を決めました。
 ウサギさんもどこかで言っていましたが二、三年前に、似たような企画を立てて、録

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もしもアイデアが盗まれたら(ウサギノヴィッチ)

もしもアイデアが盗まれたら(ウサギノヴィッチ)

 もし、本当に小説のアイデアが盗まれたのなら、それは一大事なのかもしれない。
 だが、往々にして、アイデアとはだれかと被るものであり、似通ってしまうものである。ましてうや、大手のアニメーション製作会社と無名の一オタクがかぶったとしたら、それは、会社のほうが強いと思ってしまうし、そういう考え方ができる一オタクなら次もきっと別のアイデアが浮かぶことができるだろう。
 ただ、アイデアは盗まれたと言って、

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ポメラのアンケート(Pさん)

 皆さん、ポメラを使っている人がいましたら、今すぐキングジムの当該アンケートに回答を記入し、送信するのです。
 奴ら、そろそろ後継機種を作るつもりらしいです。

 デジタルメモ「ポメラ」は、僕には因縁の深いガジェットです。
 小説を書くようになって、しばらくして思ったのが、「テキストデータを出先などでも書きたいけれども、タブレットじゃ入力がおぼつかない。本当にテキストだけが打てればいいのだ。バッテ

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抑えられない衝動(ウサギノヴィッチ)

抑えられない衝動(ウサギノヴィッチ)

 これといって!
 
 どうも。ウサキノヴィッチさんです。
 
「面白いことをやる人間って言うのは、常にアンテナを張り巡らせている」
 というのを、よく耳にしますが、ぼくはそれはもっともだと思います。
 それが自分に出来ていないから、そう思うのであって、出来てれば、たぶん、そんなことは思わないんでしょうが。
 ぼくが聞き手で出演しているラジオのパーソナリティは常に自分の周りにアンテナを張っている人

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急ぎ今年上半期の振り返りを終える(Pさん)

 このままでは今年半期を振り返っているうちに今年が終わってしまうと焦っているので、今回で終わりにします。
 実際、語るに足るほど大したこともしていないし……

 二月。
 二日に『眼球譚』の読書会をする。
 初旬、W・G・ゼーバルトの『カンポ・サント』を読みかける。
 よく出来た文学人だと思うけれども、何というか、歴史を見る正しい視点みたいなものは伝わるけれども、個人的にいたく気に入るということは

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