マガジンのカバー画像

大学では

16
大学生活で感じたことなど。
運営しているクリエイター

#大学

劣等感とそれをかき消すための逃避行について

劣等感とそれをかき消すための逃避行について

けれど、少し違う部分もあって、それはずっと、言いたくなかった。言えなかった。でも、もうそろそろ、ほんとうのことを書いたっていい。あと一週間で、もう23だぜ。小さい頃、オトナはなんとなく23くらいからだな、と思っていた。オジサンっていうのはそれくらいだな、みたいな。
(6/25(日)は僕の誕生日!どうぞよろしく!)

だから、長々と、悠々と、綴ろうと思う。
少し前の劣等と、それから逃げていたこと。

もっとみる
「誇り」という小難しい言い方をしてみたものの。

「誇り」という小難しい言い方をしてみたものの。

中学生の頃、大雑把な言い方だけれど、アメリカの大学に行ったことがあった。

こんなところで学びたいなあだとか、そういうことをふわふわ思っていた。

高校生になって、日本の大学にもたくさん見学に行くようになった。

なんだか違うような気がした。

あまりに青かった僕が思うことなんて唾棄すべきものかもしれないが、キャンパスを闊歩する学生の雰囲気が、なんだか違う気がした。

なんでやろ、と思って違いを炙

もっとみる
オマエのする話は何も面白くねーけど。

オマエのする話は何も面白くねーけど。

オマエは見てておもしれーぜ、というのがチェンソーマンの第二部・主人公ヨルに対する一部主人公・デンジの台詞であるが。

さすがに何も面白くないことはない、ないのだけれど、僕の周りにいる素敵な学友の1人にそういう人がいる。
今日は、まあせっかくだから、彼についての話をしたい。

大学といえば、何か。
流石にこれは範囲が広すぎる。よって季節を限定したい。大学における春とは何か。
無論それは恋愛であるが、

もっとみる
もう1年、みたいな。

もう1年、みたいな。

時の流れを実感するのが「1年前」とかなんとかいう区切りだと思う。

いつもいつも年末になると今年は早かったなあ、とみんな口々に言う。無論僕だってその一員だし、新しい年に胸をふくらませたりもする。

年末年始と一概に人は語る。

ただ年末は忙しいけれど、年始はそうでもないんじゃないか、という説を提唱したい。僕がそうだっただけかもしれない。だとしたらこの説はボツ。

晴れやかな天気。信号を渡るスーツ姿

もっとみる
同じ大学の入試に3度落ちたけれど

同じ大学の入試に3度落ちたけれど

ずっと、話せなかった話をしようと思う。

最近、自分の挫折したエピソードを嬉々として語る人に出会った。すこしおかしな人だなあと思ったけれど、同時になんて強かな人なんだろうとも思った。

僕は、同じ大学の入学試験に3度落ちた。

そういう話を、今日はしたい。

今から10年前くらいに時を遡る。
2012年冬。あまりにも田舎すぎる村で育った僕は狂気的に過酷─と当時は思いもしなかったしむしろ楽しい思い出

もっとみる
先輩、なんて。

先輩、なんて。

僕の一つ上の先輩の、大学の卒業式が終わった。
大学の卒業式なんて、行く人も行かない人もいて、大した行事じゃない。

しかしまあ、この気持ちだって本物だ。

親とは「子供」ができた瞬間「親」の役割を全うするようになるように
先輩は「先輩」だから先輩たりえる、という考え方だってもちろんある。あるのだけれど、僕はやっぱり、この人たちだったから、大好きになったんだぞ、と主張したい。

中高と汗まみれでステ

もっとみる