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2015.1.3 Posted / 鈴木親さんのインタビューを読んでから
2015.1.3 Posted また前のポストが書き終わらないまま、作業が終わらないまま、このポストを書いている。書く書く詐欺になっている。 http://fashionpost.jp/posts/24393…
nostalgic future
未来から現在へメンションし続ける私たちは、人間の生存や身体を基軸に人間ではない"なにか"を このまま「サステナビリティ」や「ポストヒューマン」とかいう言葉として片付けてしまうのだろうか。最近幾度となく訪れる上海ファッションウィーク、そして上海で出逢うデジタルネイティブ世代やアジアの動向を見ていると、どうもそんな感覚がしっくり腑に落ちていなかった。(少し前に、イリス・ヴァン・ヘルペンが「アニミズム」
もっとみるLABELHOOD Tasha Liu と話してみて
みんながカフェや行き場のない中、真冬のような寒さに凍えながらもショーを待つ。そんな辺鄙な場所でも4日間で2万人以上(東京ファッションウィークは1週間ほどで同じくらいの来場者数)が集まる、現実の寒さとは裏腹に熱狂に包まれる上海ファッションウィーク期間中に開催されるプラットフォーム「LABELHOOD」。
(毎回LANBELHOODが掲げるテーマに沿って、特設チケットカウンターが登場。ここで、自分の
Ugly beauty
いまや何も違和感を感じない 男女合同でのランウェイショー、そしてそこに付き物である「両性具有」「中性的」「ユニセックス」というキーワードには、何も驚きを感じなくなった。
あれ程、女性が仕事にもスニーカーを履き始めた、男性でも女性でも着れるような服、そしてもはや性別自体を区切ることに対してもファッションだけではなく、社会的にも世界中の人々が(時に過剰に)共鳴しあった。
その共鳴が加速化したのは、2
個々であること/集合体であること
初めて上海からの東京ファッションウィークを駆け抜けてみたが、「個々であること」「集合体であること」の使い分けを十二分にも感じた。(取捨選択)
時代の流れとして特にファッションにおいては、出し尽くした溢れかえったクリエーションたちに対してまた一から全く新しいものを叩き出すというゲームはvetements,virgil ablohあたりにより一度リセットされた。インターネットの普及、そこら中に張り巡
2010年前後の「女性アーティスト」という時代の括り
一周まわって面白いという言葉は、そこに映るいくつかの時間差を持ったレイヤーを分かっている人のみが内輪のギャグに近い感覚で共感するというものだ。
落合陽一がウィークリー落合で取り上げていた「愛と性」の回で取り上げていた気になる人物として「arvida byström」ちゃんが出てきたのは意外中の意外だった。
まずは、落合陽一の射程範囲内に彼女の存在があったこと。そして、3-5年前に彼女が一番のピ
2015.1.3 Posted / 鈴木親さんのインタビューを読んでから
2015.1.3 Posted
また前のポストが書き終わらないまま、作業が終わらないまま、このポストを書いている。書く書く詐欺になっている。
http://fashionpost.jp/posts/24393
何度も言っているけど、この鈴木親さんのインタビューはネットではなく紙として保存しておきたいくらいに(写真のこともよくわからない小娘だが)すごくずっと頭に残る話で。
度々、友人と「では
J.W. Anderson
J.W. Anderson
リンク先もちゃんと載せている元記事はこちらtumblrの方へ
前置きで残しておくが、抜けている箇所や錯綜している情報がたぶんあるかもしれない。仕事の合間に行っているので、文章も雑である。なので、追加・修正していく方法で書いていこうと思う。かなり個人的に情報を残しておくような感じで。もしかしたら、途中でバラバラで終わるかもしれないけど、調べ始めたら終わりが見えなすぎて
Shanghai Fashion Week | ユースパワー
ホテルのテレビでふと観た中国版ニコニコ動画「bilibili」のNASDAQ上場のニュース。“中国版“と言っても本家とは全く異なる会社—パクリだったはずなのにも関わらず、グローバル的に本家を抜いてきた事実が衝撃的だった。視聴者のほとんどが、いわゆるZ世代と言われていて、本家よりも最終的により良いクオリティのコンテンツを提供するようになったことがこの成果に結びついたという。(登録せずに誰でも観られる
もっとみるShanghai Fashion Week | Part1
なぜかここ数年で「中国が盛り上がっているらしい」と国内のファッション業界で噂ばかりが飛び交っていた。その噂は、「中国に行けばお金設けができるかも」「どうやら中国若手ブランドが盛り上がっているらしい」という様々な意味を包含している。どちらにせよ、少し前に想像していた「コピー」大国の姿はものすごい速さで進化を遂げているのだ。とはいえ、ほとんど初めてに近い上海だったため、抽象的な事実を述べるだけの話にな
もっとみるINTERVIEW_FASHION SALES
ファッションにおける時代感を巻き起こすのはファッションデザイナーだとしても、彼らだけではファッションブランドそのものは機能しない。言わずもがな周知の通り、フォトグラファー、ヘアメイクアーティスト、スタイリスト、プレス、セールス、エディターなど様々なクリエイティビティが混ざり合って、ブランドはやっと総合力100%を発揮できるはず。若手ブランドが盛り上がる中、同じくらい注目が集まったのはデザイナーの周
もっとみるGUCCI INTERVIEW IN System magazine
System magazineのISSUE 7でのMarco Bizzari × Alessandro Michele対談。毎度英語を読み直して面倒くさいのと、意外と正直に本音で二人の会話が垣間みえて面白いので、日々の隙間時間で更新していきます。
◆グッチに長年いたそうだけど、実際にMarco Bizzariに会ったのはいつ頃?会ってなにを感じた?
当時グッチはもはや魂のこもっていない存在にな
London Fashion Week Mens 17AW
年始仕事開始の時期に会社のお休みを頂き、ライターの方でLondon Fashion Week Mensに初潜入。(最近は基本的に平日会社、出勤前後の朝夜&土日にライターなどファッションの仕事をしています)
東コレより比にならない程入場に色々申請が必要なので、行く前に登録&インビリクエストなどバタバタ。東コレでは必要のない「編集長からのcommissioning letter(この人は弊社雑誌で働
2016年総まとめ(ざっくり)
あっという間に今年も終わり、特に昨年なのか今年に起きたことなのか記憶が曖昧になっていてそろそろそういう年頃かなと思ってます。
今年は、デジタル×ファッションの案件が多く、やはり近未来的な案件が多かったです。その中でもやはり課題になるのは、いかに消費者との溝が埋められる新しい切り口かつユーザーフレンドリーであるかどうか。
百貨店や店の場合は、来る対象者のデジタルへのリテラシーがマチマチなので高感
BoFが明かすGoshaの今までとCraig Greenのこれから
noteに移転しただけでまた更新できていないこの罪悪感。夏や来年に向けての企画を練っています。実現したらかっこよくなりそうなので、ギャラリー展覧会などなど同時並行だけどがんばってます。とはいえ、一応毎朝BoFで気になるニュースは電車の途中で寝ちゃってもなんとなくは目を通してます。
たまにBoFでは、デザイナーのクリエーションではなくビジネスの部分にフォーカスを置いた特集を行うのですが、少し前にG
ファッション市場規模でも中国筆頭にアジアがのし上がってくる?市場が縮小する日本で考える「世界で戦える日本の若手ファッションブランドの育成」とは
いままでtumblr中心に文章を綴っていましたが、そろそろ別のジャンルの人も入りやすい場所で書くべきかなと(自分のリサーチ範囲や思考範囲を広めなければいけないという自戒も込めて)思い、noteに移行します。
気づいたら毎月、月末になり1年が終わるまでのカウントダウンに焦る日々ですが、今月初めに香港へ一週間行ってきました。初香港にして、出発4日目前くらいに「行ってみる?」と突然言われ向かった出張で