見出し画像

海に最も近い「神宮」 プライベートビーチの粟皇子神社  元伊勢一二八 神話は今も生きている ことの葉綴り四五九

巳の日+建+軫+横浜・長崎「開港記念日」で花火!

こんにちわ。今日は、金・財運に良い「巳の日」の吉日
十二直は「(たつ)」万物に建て生じる日と、何か物事をスタートするのに吉日。神仏の祭祀、婚礼、開店、棟上げ、引っ越し、旅行、衣類を着始めるのも吉!
二八宿は「(しん)」婚礼などのお祝いや、地鎮祭の建築、祭祀に吉! 

そして、六月二日は、江戸時代「安政六年」(1859年)横浜、長崎、函館が「開港」した日なのです。
現在の大河ドラマ『青天を衝け』の時代ですね。
横浜では「第40代横浜開港祭」がおこなわれ、今夜19時54分~55分、1分間だけ、医療従事者さんへの官社と、横浜市の皆さんの笑顔と、収束を願って、花火が打ち上げられるみたいです!!動画配信もあるみたいです。楽しみですね。

画像4

<ことの葉綴り>ご紹介

前回、片腕子さんから「倭姫命さまが好き。お伊勢参りのときは、必ずご挨拶に」と、コメント頂きました。

先週も伊勢の神宮へお参りされたそうです。
片腕子さん、メッセージありがとうございます
あ~私も早く、この「元伊勢」物語の舞台へ、お参り旅に出たいです。それを楽しみにしております。
皆さんとご一緒の“元伊勢お参りツアー”もいいですね~なんて、妄想を膨らませて楽しんでおります(^^)

神さまも“失敗して成長した”という魅力的な神様の物語。
今から二千年前、伊勢の神宮ができるまでの物語
「神話の物語」(『古事記』『元伊勢』の物語)と、
「エッセイ」にと、マガジンを分けてあります。
下記のトップページから、スクロールしていただくと、物語別、神様べつに「マガジン」が選べるようになっております。
神さまの名前や、ご興味あるものを読んでいただけると幸いです。

画像3


淡海子神(あわみこかみ)を祀る「粟皇子神社」

さて、倭姫命さまの、神話の物語に入ります。

伊勢の五十鈴の宮(現在の伊勢の神宮)に天照大御神さまがご鎮座されてからも、倭姫命さまは、皇太神(すめおほみかみ)さまがお喜びになられるように、「神御衣(かんみそ)」や、朝と夕の神さまのお食事「御贄(みにえ)」に、海も、川も、山もと自然豊かな伊勢のご馳走を求めて、御船で幸行されておりました。
志摩国の国崎(くざき)の「熨斗あわび」をはじめ、伊勢の離島の一部に、天照大御神さまの御贄(みにえ)をご用意するところもお定めになりました。

海流の潮の流れにより、潮がとても甘美な「淡海の浦」の
伊気の浦の入り江で、倭姫命さまは、地元の神から、とても美味なご馳走を奉られました。
倭姫命さまは、その神を、淡海子神(あふみこのかみ)とお名づけになり、お社もお定めになりました。
それが、伊勢の神宮の皇大神宮(内宮)摂社「粟皇子(あわみこ)神社」さんです。

画像2

プライベートビーチに御鎮座!?「粟皇子神社」

伊気(いけ)の浦は、現在の、二見の池の浦
伊勢市二見町松下に御鎮座する「粟皇子神社」さん。
伊勢市の二見の、穏やかな池の浦湾
昔は、池の浦湾の中之島に御鎮座されていたようですが、そこには社殿をたてることができずに、池の浦の西の岬に「粟皇子神社」さんは、御鎮座されています。しかも、なんと紺碧の伊勢湾が目の前の、オーシャンビュー美しい「旅荘 海の蝶」さんの、プライベートビーチのお隣に、ひっそりと御鎮座されているんですって!!

私もお参りしたことなくて、「海の蝶」さんのお写真拝見したけれど、
あまりにも素敵、あ~素敵!!(笑)。
「粟皇子神社」さんのお隣の、プライベートビーチからは、美しい水平線、伊勢湾の離島、波音、潮風……
二千年前、倭姫命さまが、天照大御神さまのご馳走を求めて幸行されたときの風景を、今も目にすることができるかもしれませんね。
伊勢の神宮、125社の中で、いちばん海に近いお宮なのです。
あーヤバっめちゃ行きたい衝動が……(笑)

画像5

海岸守護「粟皇子神社」の神さまは?

この伊勢の神宮、皇大神宮(内宮)摂社「粟皇子神社」ご祭神は、須佐乃乎命御玉道主命さま。
呼び方は、すさのおのみことみたまみちぬしのみこと
別名が、淡海子神(あふみこのかみ)……これは倭姫命さまがお名づけになったお名前ですね。
この神さまは、海岸を守護する神さま
天照大御神さまと、弟神の須佐乃乎命(すさのおのみこと須佐之男命)さまが、天上界の高天原での「誓約(うけひ)」によって誕生された、宗像三女神(むなかたさんじょしん)さまだそうです。

覚えていらっしゃいますか?
読んでいない方も多いと思いますので、
次回、天照大御神さまと須佐之男命さまの「誓約(うけひ)」についても、振り返ってみますね。いつも、ありがとうございます!!二見の海が呼んでいる~(^^)。

画像1

―次回へ
#一度は行きたいあの場所
#私の作品紹介


この記事が参加している募集

私の作品紹介

一度は行きたいあの場所

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?