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音楽を売るために読んでおくべき7冊の本

音楽家育成塾へようこそ。
この記事ではこれから音楽マーケティングの世界を学ぼうと思っている学生さん、音楽家を目指す方、またある程度技術的に成熟してきたので自分の作品を売りたい方に向けて読んでおくべき書籍をまとめています。

本格的にマーケティング学ぶ前に必ず読んでおきましょう。

1、これにはじまりこれに終わる

マーケティングやWEBサイト運営をする人にとって
バイブルといえる存在。
WEBの世界に関わっている人でこの本の名前も聴いたことがないという方は存在しないと断言できます。
それほど誰もが必ず読む本。

この本に人がものを買う理由、心理的な行動経済学などすべてが詰まっています。

細かいことはいいからとりあえず読んで。
一冊持っておいてください。

2、このペンを俺に売ってみろ

『このペンを俺に売ってみろ』のフレーズで有名なジョーダンベルフォードの書いた成功法則。

ジョーダンベルフォートといえば『ウルフ・オブ・ウォール・ストリート』という映画にもなっており、その昔ウォール街でペニー株を売りまくった男です。

ペニー株とは社会的に価値がない株と見なされているため
まともな投資家が購入する株ではありません。

夢に酔った客しか買わない株。
それがペニー株です。

つまり顧客に夢を見させるための悪ーーーいテクニックが詰まっています。

あなたがもし100円で手に入れたボールペンを2000円で売ってこいと言われたらどんな売り方が思いつきますか?

それができるようになっちゃう本。

ちなみに彼の人生を綴った映画は個人的には18禁・・・
うーん
やっぱり音楽家育成塾では15禁にしておきましょう。

3、この石を僕に売ってください

Netflixのドラマで一躍大復活を遂げた日本ポルノの帝王:村西とおる氏。
ドラマ内で最終話『この石を僕に売ってください』と言われた村西さんは砂浜に落ちている石のセールスを始めます。

実は村西さんは大の読書家として有名なんです。

そして、バブル時代とはいえ、日本中の金が彼の元に集まったとも言われる一大ポルノ帝国を築き上げたのは決して運だけではありません。

彼はアダルト業界に入るまでは英語教材のセールスマンで、とんでもない高額な英語教育教材をバカバカ売りまくっていたんですね。
まさにウリマクリオさんです。

どうでしょうか今の時代であれば・・・

30万円のスペイン語講座の教材を売るような感覚でしょうか。
みなさん、買いますか?

買いませんよね?
でも彼のセールス技術を持ってすれば30万円のスペイン語講座の教材だって
売れるんです。

ちなみにKotaro Studioのスペイン語聴き流し学習は基本無料です。

4、あなたがそれを選ぶわけ

これも影響力の武器と同様、マーケティングやビジネスに関わる人が必ずといって通る書籍になります。

行動経済学のことが詳しく書かれていますのでじっくり読んでください。

5、小中学生にはこれ

行動経済学の理論を子供にもわかりやすく漫画形式で解説してくれます。

内容は決して子供向けではありませんおで、行動経済学に関してささっと知りたい方、まずはどんなものか知りたい方にもおすすめ!

6、ちょっと難しけど本格派

人の意思決定や意思決定のプロセスを体系的に学べる本。
専門書っぽい感じで始まりますが、内容自体は優しく進めていける本です。

バイアス全般について学ぶことができ
マーケティングに活かせるのはもちろんですが
日常生活においても『今、自分はなにかのバイアスにかかっていないか?』
とふと振り返ることができるようになる本です。

あなたが今決定した、しようとしている意思はどのバイアスに囚われているか、把握しながら生活することで自分自身の本当に人生を歩めるようになります。

7、売れる文句、売れる言葉

セールストークを構築する基礎
WEBサイトの記事やタイトル
商品の販売促進コピーなどなど。

様々なコピーが書かれていて
ここに書かれているコピーを読むだけでその記事を読みたくなる(そんな記事はないのに)そんな本です。

これもマーケティングをするなら必須の本であると言えます。

芸術とは幻想を売る仕事

衣食住。
人は生きるために食べる必要があります。
羞恥心を感じないために服を着る必要があります。
そして雨や風、黄砂から身を守るための家が必要です。

芸術、とりわけ音楽とは心に必要なモノ、魂に必要なものであり、物理世界においての生命維持に必須のものではありません。

つまり、『それは不要だよ』と判断されやすい存在です。
そしてワクチンや薬を売るように『人々の恐怖を煽って』売ることもできません。
だから芸術家は作品やモノを売ることに苦労します。

しかし、幻想どころか、商品がなくたって売ることができる人もいます。

実はジャパネットタカタのタカタ社長のセールストークは上記のような理論が詰まっています。

例えば、タカタ社長が以前NHKの番組でモノを売る方法をトークの中でさらっとお話しされていたことがあるのですが・・・

とあるコンパクトデジカメ(そんな商品はないし手元にも用意していない)のストーリーをトーク中に語ったんですね。
不思議とその存在しないコンパクトデジカメが欲しくなったのを覚えています。

「このペンを俺に売ってみろ」と、「この石を僕に売ってください」の論理とはまた別の理論にはなります。

需要と供給をシステム的ではなく実践的に。
どうやって需要を作り出すのか?
それは実は幻想でいいということを上記の本を読めば教わることができます。

売れ残った黒いバナナ・・・
あなたならどうやって売りますか?


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