記事一覧
公立中学校で「卒業式のオンライン配信」【予告編】
https://sites.google.com/fcs.ed.jp/ina-sotsu 在籍校の猪苗代中学校で行われる「卒業式のオンライン配信」の予告動画です。 卒業式前日,生徒不在の中,先生たちだけで会…
オンライン授業が露呈した日本型学校教育の本質的課題
オンライン授業は楽じゃないオンライン授業の必要性が叫ばれる一方で,昨年の休業措置でライブ型,ビデオ配信型の実践を行った先生方から聞こえるのは,むしろ「そう簡単では無い」というものです。
彼らは,オンラインを活用した教育に消極的になったのではなく,別の次元で課題を捉えていると感じています。
それは,自立した学習者を育てる手法やマインドを教師が持たなかったり,教師間の主体性と協働性が脆弱だったりす
GIGAスクール構想の鍵は,「合意形成」と「教育観の問い直し」
先日の学修成果発表会では,学校でのICT活用の推進における「組織的な合意形成」,「教育観のパラダイム転換」の必要性を指摘したところでした。
このことに関連した内容を松田さんの記事に見つけ,触発されて Facebook に投稿したのですが,その投稿を再構成して考えを掘り下げてみました。
世代間のギャップ合意形成が必要だということは,裏を返すと,世代間に「課題意識のギャップ」が大きいことが考えられ
「卒業式のオンライン配信」シリーズをひとまず完結。今は休校措置の学習支援に動いている。
公立中学校で「卒業式のオンライン配信」を実施して
Zoom 卒業式オンライン配信のログ配信のメタデータ
・配信開始日時 2020年3月13日 08:50 AM
・配信終了時刻 11:34 AM
・配信時間 2時間44分41秒
・参加者(のべ) 257ユーザー
ログの事後分析によれば,
・アクティブユーザー数(AU):101ユーザー
・アクティブユーザー平均滞在時間:52分47秒
(卒業式の時間:1時間28分)
ということで,AUも滞在もなか
公立中学校で「卒業式のオンライン配信」を準備する
在籍校 猪苗代中学校の卒業式は,2020年3月13日(金)につつがなく執り行われ,Zoom によるオンライン配信も無事に実施できました。
前回の記事に続き,ここではオンライン配信を提案した後,実現するまでに行った準備について記しておきます。
Zoom 管理者アカウントの準備大規模ミーティングが開催できるライセンスを取得し,さっそく卒業証書授与式を配信するためのホストアカウントを設定しました。
公立中学校で「卒業式のオンライン配信」【予告編】
https://sites.google.com/fcs.ed.jp/ina-sotsu
在籍校の猪苗代中学校で行われる「卒業式のオンライン配信」の予告動画です。
卒業式前日,生徒不在の中,先生たちだけで会場準備をしている様子のタイムラプスを素材にしています。
撮影・編集 : 「iMovie」on Apple iPhone X
タイトル : 「Keynote」on Apple MacBook Ai もっとみる
公立中学校で「卒業式のオンライン配信」を考えてみる (2)
(前回のあらすじ)
大学院での生活が自粛となり,既に一斉休校の始まった地元 所属校に戻った私は,北海道奥尻高等学校の実践をヒントに「卒業式のオンライン配信」の具体的な検討を始めた。
先行実践から得たヒントFacebookで流れてきた北海道奥尻高等学校の実践にリアクションしたのは,3月2日(月)のことでした。
保護者の別室参加,在校生の自宅参加に,教育ICT関連のコミュニティ内で話題になっていた
公立中学校で「卒業式のオンライン配信」を考えてみる (1)
新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う休校要請から,その後の出来事の記録を兼ねて書きます。
2020年2月27日(木)夕方の政府 新型コロナウイルス感染症対策本部の発表以降,突然の一斉休校に対処するため,学校が大きく揺れています。
ニュース記事やTV報道で,唐突に「学級の解散」を告げられた子供の悲痛な表情を見る度に,9年前の東日本大震災の当時の記憶が重なり,私は胸が締め付けられる思いをしてい
はじめに 〜学び変化し続けるために〜
「チャレンジって楽しいし,変化していくことはもっと楽しい!」
だから,学校はもちろん,この感覚を世の中に共有したい。
自分の中に溜め込んだ知識・概念を深め,発信してみたい。
そんなことを考えながら,この note を立ち上げました。
アクティブ・ラーナーのひとりとして2019年4月から大学院に来て,学生になって改めて気付いたのは,
「やっぱり勉強って楽しいじゃん」
ということ。
もちろん,