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本物に触れる

本物に触れる

お受験の面接で、本物に触れるとは?と聞かれることがあります。

本物という言葉は抽象概念であるため、人によって回答は様々でしょう。しかし、本物に触れるということは決してハードルの高いことではありません。

簡単なところから申せば、

毎朝お散歩をして空の変化や植物の変化を感じとること

は自然という本物に触れる行為ですし

お魚屋さんで旬のお魚を選び購入する

ということも、切り身でない本物の魚を

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知育の第一歩②きちんとした食事をとる

知育の第一歩②きちんとした食事をとる

知育で◯◯をしていますというお母さまの記事の中でも食事は時短です!というものをよく見かけます。共働きのご家庭では作るだけマシというところもあるでしょう。

しかし、時短ばかりに目を向けるのではなく手間をかけた日を作ってほしいと切に願います。

たとえば、洗い物が大変だからとワンプレートばかりでは、子どもは正しい配膳を生活の中で覚えることができません。ごはん、汁物、主菜、副菜を用意して、それぞれ別の

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無知はリスクが高まる

無知はリスクが高まる

一生懸命子育てしても

無知でなんとなくこれがいいかも?

で子どもに教育を与えるリスク

ということをお考えになったことはありますか?

知識だけでもだめですが

○○の先生

というのが正しい知識をもったひとなのかわからず、間違ったことを教えられてそれがスタンダードになってしまうことは悲劇です。

そのためにはある程度自分で学ぶことも大事なのです。せっかくお金と時間と体力を使って人生の基礎を作

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教育にお金をかけられるなら食べることにかけた方が良い

教育にお金をかけられるなら食べることにかけた方が良い

人間は動物であり、水を摂り、食物を食べなければ生きていくことは不可能です。

教育にお金をかけられるなら、食べることにお金をかけてほしいと言うのが切なる願いです。保護者がきちんと作り、子どもがきちんと食べることは、躾にも教養にも繋がるからです。

3~8歳の間が特に重要で、しっかりと食べる習慣をつけることが肝心です

かの服部先生もおっしゃっていることです。

丁寧にひいた出汁と出汁パックと顆粒出

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正しい知識をもって食べる2

正しい知識をもって食べる2

学会や論文を闇雲に信じることの危険性をお伝えしましたが・・・パッと見ただけでは、論文や学会の良し悪しはつけにくいことのように感じています。

そこで、今回は非常に明快な理由で食べても良い食材というものをお伝えしたいと思います。

この国で古くからよく食べられているものというのは、私たちの身体に適している食材である可能性が高い

ということです。

新たに現れた食材(ここでいう新たにとは2,300年

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何気ないことにも意識を向ける

何気ないことにも意識を向ける

日本でお米は日常的な食べものひとつ。日常的だからこそ、正しい配膳の位置にも意識を向けて食べたいものです。

ご飯は左手前、お味噌汁は右手前。

に配置するのが正しいです。なぜ、ご飯が左側かといいますと、お米は御御御付(ご飯と共に食べる場合はお味噌汁は御御御付(おみおつけ)といいます)より格が高いからです。

日出でる東である左側に天皇が在位するように、右より左の方が格は上です。

天皇が行う重要な

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