何気ないことにも意識を向ける
日本でお米は日常的な食べものひとつ。日常的だからこそ、正しい配膳の位置にも意識を向けて食べたいものです。
ご飯は左手前、お味噌汁は右手前。
に配置するのが正しいです。なぜ、ご飯が左側かといいますと、お米は御御御付(ご飯と共に食べる場合はお味噌汁は御御御付(おみおつけ)といいます)より格が高いからです。
日出でる東である左側に天皇が在位するように、右より左の方が格は上です。
天皇が行う重要な祭の中には新嘗祭といったお米に纏わる行事があります。お米は天皇が行事として直に行うくらい重要な食べ物なのです。
日常的なことでも意識を向けて意味を知って正しく行うことは、確かな人間として成長する礎になるように感じています。
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