奇声を上げたい
嗚呼
嗚呼
嗚呼
嗚呼
ああ
あああ
何が正しいのか
何が正しいのか
それを
知りたくない
そんなこと
なにもかも
知りたくない
あなたは
ただ
ひとをせめるために
産まれたの
何かの代弁のように
人を攻める
せめる
せめる
せめる
せぬる
それは
誰のために
何のために
自分に関係ないことを
そんなに怒れるの
なぜ
怒るの
何故
何故
何故
くだらない
くだらない
わたしは
わたし
あなたは
あなた
それだけなのに
わたしを
知らないのに
わたしをせめる
せめて満足なんですか
なにかよくわからない
わたしは
わたしでいたいだけ
あなたは
あなたでいたらいいのでは
なんのために
人を非難する
非難したいだけですか
人が苦しんだらいいんですか
その苦しさをみたら
満足ですか
排他的
排他は
歯痛ではないでしよう
自分のことではないでしょう
それなのに
あなたは
なぜか
わたしを
責める
なんなんだろうか
人を人です
人は人です
それは
それです
あなたは
イライラしたら
わたしをせめる
機嫌がわるかったら
わたしをせめる
天気がわるくても
経済がわるくても
朝、少ししたこと
何もかもを
わたしをせめる
なんのために
なんのために
マイノリティー
minority
それ自体が
それじたいが
悲しみで
苦しみですか
生きては
ダメなのですか
駄目なのですか
そんなはない
高等無形
ちゃんちゃらおかしい
ひとにどう想われようが
わたしは
わたし
それだけ
それだけでいいでしょう
だから
わたしは
人と比べない
比べること自体が
不幸せだから
それじたいが
呪いだから
わたしは
わたし
ただ
それだけ
あなたがわたしをせめる
それだとしても
わたしは
わたしだから
あなたが幸せでも
あなたが不幸でも
なにも
わたしには
関係ない
わたしは
動物園の
動物ではない
わたしは
人間で
わたしは
私という
生き物
生きもの
いきもの
ああ
奇声を上げたい
だれよりも
幸せだと
嗚呼
奇声を
あげたい
だれよりも
なによりも
しあわせだと