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忘れたいから忘れられない 現代詩

忘れたいから

忘れられない

だからこそ

愛なんてさ

愛なんてさ

どうなんだ

どうなんだってさ

わからないから

叫び続ける

喉が裂けて

血が出ようが

かまわない

心が救われるなら

かまわない


ときめきなんてさ

数値化でないんだろう

またしても

あなたは

わたしのからだを求める


それはさあ

わたしが好きでなくて


わたしの若い体が好きなだけなんでしょう


それをそれという

完璧な心を

心結の菜に

華やかに

豊かに

叫びながら

育って欲しい


わからないよ

わかってなんて

わかりたくなかった

わかることを

知ることを

知りたくなった


心の平穏は

平穏の声を

持って始める

知りながら

知っていく

逸れ反れ

そっか

わかってるのに。

変わらない

わからないふり

降り振り

それを


肯定してくれ


騒がしく

障れるかな

騒がしく

障れるかな


それを

知りつつも

尊厳な孫堅

獅子の律を

奏でる

わたしの個々を

魅せながら

わたしの孤独を

あなたなら

愛せるでしよう

だからこそ

あなたを

あなたの

個に胚芽する

その

意味と

意識の

中で

知ったかぶりの

心理が

真理を見せる


わたしの

孤独なこころは

いつのまにか

孤独になれすぎて

それを

幸せと変換しだす。


それは

それ

あれは

あれ

としながら


それを

望みながら

それを

trace

それを

取り込み

魅せようとする

その

根底は

固定してるのか。


己の心が望むなら

ここにいよう。

真実が望みながら

ここに立ち尽くす。


それが

みんなに

愛されたいと

泣いていた

あなたの

今なんだろう。



忘れたいから

忘れられない



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