小林 文/エディター

1985年生まれ。フリーランスのファッションエディターとして、『Oggi』や『mi-m…

小林 文/エディター

1985年生まれ。フリーランスのファッションエディターとして、『Oggi』や『mi-mollet』等で活動。ブランドとの商品開発、連載を担当。noteでは、普段Instagramでは語りきれないファッションやお笑い、日々etc. …についてのコラムを。

マガジン

  • 【笑いのブン学】

    以前某web媒体で連載していたコラム【笑いのブン学】をnoteにて再始動。お笑いラバーであるエディター小林 文(愛称:ブン)がお笑い愛を語る記事のまとめです。触れるほどに、理解が深まり、好きの幅が広くなる。私にとってそれは、“ファッション”も“お笑い”も同じ! 「コントも漫才も、東も西も!」が信条。

記事一覧

また”笑い”の価値観を広げてくれた、M-1グランプリ2021【笑いのブン学】

私にとって、”一年で最も好きな時間”、M-1。あれからもう10日以上経っているというのに、寝ても覚めてもM-1のことばかり考えている。まあそれ自体はいつものことだけれど…

5年目にして、ようやく成熟期を迎えた(但し書きあり)『THE W』【笑いのブン学】

『THE W 2021』が終わった。12月13日の夜、リアルタイムで観て余韻に浸っていると、仕事から帰宅し結果をまだ知らぬ夫が「どんな大会だった? 」と聞いてきた(「優勝者…

毎年恒例! M-1グランプリ2021準々決勝を結果発表前につらつらと【笑いのブン学】

今、私は猛烈に焦ってPC前に向かっている(笑)。今日11月18日13時、準決勝進出者が発表されるから。結果が出るその前に、準々決勝を生で観た興奮や感じたことをここに記録…

〜ゆりやんレトリィバァ単独LIVE〜笑いのバリエに度肝を抜かれたどころの話じゃない!【笑いのブン学】

観て触れて理解が深まるほどに、今、西の笑いも東の笑いも、コントも漫才も好きだ、と前回書いた。 それを前提とした上で、「出てくるだけで笑っちゃう芸人」にも目がない…

〜シソンヌ/笑い飯 それぞれの単独LIVE〜コントと漫才、配信と生【笑いのブン学】

8月もあと数日で終わり。小学生たちは夏の宿題にカタをつけているころだろうか。今もし私が小学生だったら、どんな”自由研究”をしていたかな……そんなことをぼーっと考…

「好きな服と似合う服、どちらを選びますか?」について

数ヶ月に一度くらいのペースでやっている、Instagram・ストーリーズでの「質問はありますか?」コーナー。 ファッション系、お笑い系、恋愛・人生相談系…ざっと数えて毎…

M-1翌日の笑い飯単独LIVE/“漫才”とは何か論争のなかで【笑いのブン学】

『M-1グランプリ2020』が終わった。一年で一番楽しみにしている日。究極に緊張感があって、集中して観ているけれど、ふわふわと夢の中にいるようでもある。翌朝起きて、優…

今夜はM-1グランプリ2020! 【笑いのブン学】、再始動します

今夜は、『M-1グランプリ2020』決勝戦。 私にとって、ダントツ楽しみにしているイベントで、一年で最も大切にしている日! と言い切っても全然過言ではない。この日はもう…

脱サラして、フリーの編集者になった話【後編】

前回の ”キャリア” 話の続き。 後編では、上京してからの会社員時代〜現在の仕事をするに至るまでのことを書きます(こんなに間があいてしまって・・・すみません! しっ…

脱サラして、フリーの編集者になった話【前編】

前回お約束をしたとおり、私の”キャリア”の話をします。 プロフィールに記載しているとおり、社会人13年目の私のこれまでをザッと説明すると、 「大学卒業後上京し、約…

Instagramではなく、noteで書きたいコト

はじめまして! フリーランスのファッションエディター(編集者)をしている、小林 文と申します。今日からゆるりとnoteを始めました。よろしくお願いします。 私のInstag…

また”笑い”の価値観を広げてくれた、M-1グランプリ2021【笑いのブン学】

また”笑い”の価値観を広げてくれた、M-1グランプリ2021【笑いのブン学】

私にとって、”一年で最も好きな時間”、M-1。あれからもう10日以上経っているというのに、寝ても覚めてもM-1のことばかり考えている。まあそれ自体はいつものことだけれど、今年は特に、かもしれない。

今年のM-1は、2019年にミルクボーイが優勝したときのような圧倒的なドラマはなかったし、2020年のマヂカルラブリーほどのわかりやすい論争も巻きおこっていない。

けれど、それも全部踏まえた上で、今

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5年目にして、ようやく成熟期を迎えた(但し書きあり)『THE W』【笑いのブン学】

5年目にして、ようやく成熟期を迎えた(但し書きあり)『THE W』【笑いのブン学】

『THE W 2021』が終わった。12月13日の夜、リアルタイムで観て余韻に浸っていると、仕事から帰宅し結果をまだ知らぬ夫が「どんな大会だった? 」と聞いてきた(「優勝者は教えないで」の意味を含んでいる)。その問いに対して私の答えは、「過去イチでよかった、成熟してきた」。夫は録画を再生しその日初めての、私は2回目のTHE Wを観て就寝。それから数日経過し、落ち着いたところでこれを書いている。

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毎年恒例! M-1グランプリ2021準々決勝を結果発表前につらつらと【笑いのブン学】

毎年恒例! M-1グランプリ2021準々決勝を結果発表前につらつらと【笑いのブン学】

今、私は猛烈に焦ってPC前に向かっている(笑)。今日11月18日13時、準決勝進出者が発表されるから。結果が出るその前に、準々決勝を生で観た興奮や感じたことをここに記録しておきたいから。

あ、当然のことみたいに書き始めてしまったけれど、M-1グランプリ2021の準々決勝のレポートを書こうとしている、という話。

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11月16日・17日、M-1グランプリ2021準々決勝(東京会場分

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〜ゆりやんレトリィバァ単独LIVE〜笑いのバリエに度肝を抜かれたどころの話じゃない!【笑いのブン学】

〜ゆりやんレトリィバァ単独LIVE〜笑いのバリエに度肝を抜かれたどころの話じゃない!【笑いのブン学】

観て触れて理解が深まるほどに、今、西の笑いも東の笑いも、コントも漫才も好きだ、と前回書いた。

それを前提とした上で、「出てくるだけで笑っちゃう芸人」にも目がない。私にとって、笑い飯(西田氏)、天竺鼠、ランジャタイ、友近、そして、ゆりやんレトリィバァなどがそう。(敬称略)

先日、そんなゆりやんの単独LIVEへ出かけた。今回はそのときの驚きと幸せな記憶を綴る。

※前回の笑い飯回、5000字強で書

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〜シソンヌ/笑い飯 それぞれの単独LIVE〜コントと漫才、配信と生【笑いのブン学】

〜シソンヌ/笑い飯 それぞれの単独LIVE〜コントと漫才、配信と生【笑いのブン学】

8月もあと数日で終わり。小学生たちは夏の宿題にカタをつけているころだろうか。今もし私が小学生だったら、どんな”自由研究”をしていたかな……そんなことをぼーっと考えているとき、あるラジオを聴いた。

それは、7月30日の深夜に放送されたTBSラジオ『バナナマンのバナナムーンGOLD』。

毎週金曜の深夜1:00〜3:00に生放送されているラジオ番組。パーソナリティはもちろん、バナナマンのふたり。ーー

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「好きな服と似合う服、どちらを選びますか?」について

「好きな服と似合う服、どちらを選びますか?」について

数ヶ月に一度くらいのペースでやっている、Instagram・ストーリーズでの「質問はありますか?」コーナー。

ファッション系、お笑い系、恋愛・人生相談系…ざっと数えて毎回数百件ほどいただく。こんなにたくさん! ? と驚きつつ、なるべく被りのないよう、バランスを考えてお答えするようにしている。

その中で、毎回必ず、しかも複数届く質問、それが

「好きな服と似合う服」について。

「好きな服と似合

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M-1翌日の笑い飯単独LIVE/“漫才”とは何か論争のなかで【笑いのブン学】

M-1翌日の笑い飯単独LIVE/“漫才”とは何か論争のなかで【笑いのブン学】

『M-1グランプリ2020』が終わった。一年で一番楽しみにしている日。究極に緊張感があって、集中して観ているけれど、ふわふわと夢の中にいるようでもある。翌朝起きて、優勝コンビが情報番組に呼ばれているのを観て、「ああ昨日のあれは現実だったんだ」と確認するもの、そこまでひっくるめてM-1。

今年は終わったあとの”ふわふわ感”が長く続いていて。その理由はやっぱり「漫才とはなにか」論争に日本中が包まれて

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今夜はM-1グランプリ2020! 【笑いのブン学】、再始動します

今夜はM-1グランプリ2020! 【笑いのブン学】、再始動します

今夜は、『M-1グランプリ2020』決勝戦。
私にとって、ダントツ楽しみにしているイベントで、一年で最も大切にしている日! と言い切っても全然過言ではない。この日はもう何年も外出したりせず、テレビの前でじっと座って動かない。夕食も極力手間を省いて、鍋、一択。
…そういえば、大学生のころ、当時片思いしていたバイト先の先輩からクリスマス当日デートに誘われたのに、「今日はM-1なのですみません」と断って

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脱サラして、フリーの編集者になった話【後編】

脱サラして、フリーの編集者になった話【後編】

前回の ”キャリア” 話の続き。
後編では、上京してからの会社員時代〜現在の仕事をするに至るまでのことを書きます(こんなに間があいてしまって・・・すみません! しっかり書くのでお許しください〜)。

とにかく東京へ!さて。【前編】で正直に書いたとおり、「東京で働く」ことがまずは第一条件だった私。名古屋も都市だけれど、その分、「ここで十分」みたいな考えになりがちだなー、井の中の蛙になりたくないなーと

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脱サラして、フリーの編集者になった話【前編】

脱サラして、フリーの編集者になった話【前編】

前回お約束をしたとおり、私の”キャリア”の話をします。

プロフィールに記載しているとおり、社会人13年目の私のこれまでをザッと説明すると、

「大学卒業後上京し、約5年半、人材系企業に営業職として勤務。28歳で転身。現在はフリーランスのファッションエディターとして、小学館『Oggi』や講談社『mi-mollet』等で活動。アパレルブランドや百貨店との商品開発、コラム執筆も担当。」

です。

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Instagramではなく、noteで書きたいコト

Instagramではなく、noteで書きたいコト

はじめまして!
フリーランスのファッションエディター(編集者)をしている、小林 文と申します。今日からゆるりとnoteを始めました。よろしくお願いします。

私のInstagramを経由してこちらをご覧になっている方もいらっしゃるかもしれません。ありがとうございます!

先日、Instagramのストーリーズ『質問』機能を利用し、「noteで何について書いたら読んでくださいますか?」と投げかけたと

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