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今夜はM-1グランプリ2020! 【笑いのブン学】、再始動します

小林 文/エディター

今夜は、『M-1グランプリ2020』決勝戦。
私にとって、ダントツ楽しみにしているイベントで、一年で最も大切にしている日! と言い切っても全然過言ではない。この日はもう何年も外出したりせず、テレビの前でじっと座って動かない。夕食も極力手間を省いて、鍋、一択。
…そういえば、大学生のころ、当時片思いしていたバイト先の先輩からクリスマス当日デートに誘われたのに、「今日はM-1なのですみません」と断って、フラれたこともあったっけ。でもその年、ブラックマヨネーズが優勝し、一夜にしてスターになった瞬間を見届けられたので、悔いはありません。

”ファッション”はもちろん好きだし、エディターとしての仕事の大部分がそれに関係している。ただ、それと同じくらい”お笑い”が大好き。私を支え、形成してくれているエンタメで、頑張って仕事しよう一生懸命生きようと思わせてくれている。そして、そのエンタメの中でも、『M-1』という大会に一番心が動くのです。

Instagramのフォロワーさんには、”ファッション”切り口で私を知ってくださった方が大多数。そんな中、「【笑いのブン学】を読んでから」という方も一定数いらっしゃるよう。「女性が書く"お笑い"コラムって珍しいし、おもしろい!」とコメントをいただいた際はとてもうれしかったし、アパレルブランドのプレスの方に展示会でこっそり「あのコラムのファンです」と告白されたときも、喜びを隠しきれませんでした。

…そんなわけで。
このnoteで、常日頃考えているお笑い愛をどんどん放出すべく、【笑いのブン学】を再始動することに決めました(Instagramでは書ききれないことを詳しく表現できるのがnoteの良さですから!)。

【笑いのブン学】について

さて、【笑いのブン学】とは、なにか(笑)。それは、以前私が書いていた”お笑い”コラムのタイトルです。

場所は、当時小学館が運営していた『しごとなでしこ』というwebメディア内。2016年6月〜2017年11月ごろまで、毎週水曜更新で書いていました。きっかけは、Oggiの編集長が『しごとなでしこ』に異動し、「ブンちゃんのお笑い愛を自由に書いてみない?」と誘ってくださったこと。毎月のプラン提出時、どさくさに紛れて20本中2〜3本、お笑い絡みのプランを出していたのを(しかも通らなくても)くすくす笑ってくれていて。ふたつ返事で始めさせてもらいました。

コラムの内容は、「お笑い好きの小林 文が独断と偏見と愛をもって、番組やLIVE等の楽しみ方を紹介したり、芸人さんにインタビューしたり、新たなるスターを予想したり・・・」というもの。本当に自由にのびのびと書かせてもらっていました。

『しごとなでしこ』はすでに形態を変え、今は同じ小学館のOggiのwebメディア(Oggi.jp)に統合され、過去の記事はすべては見られない模様。本人としては、『内村てらす(当時日本テレビ系で放映さえていた内村光良氏MCの芸人掘り下げ番組)』の良さを語る記事(今の『あちこちオードリー』と少し通ずるものがあるという話はまた別の機会に書きます)、中川家の寄席観覧の感想を書いた記事、吉本新喜劇・酒井 藍座長への就任時インタビュー記事など…割と気に入っていたものはありますが、見られないので仕方ないですね。

ただ、以下3本のインタビュー記事だけは統合先のOggi.jpにリンクが存在するようなので、貼っておきます。興味のある方、よかったらぜひ(過去の自分の文章を公開するのって、なんだか恥ずかしい笑)。


2017.11.9「シソンヌさんインタビュー」
コントでの人物描写の仕方について。考え方がすごく素敵だな〜とますます好きになりました。
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2017.9.5「ピース又吉さんへのインタビュー」後編
「文章やコントになった途端、感情的なキャラが多いのは、自分もそういう部分があるから」と言っていたのが印象的でした。前編もいい話を聞けたのですが、前編のリンクはない…(涙)。
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2017.4.19「水谷千重子さんへのインタビュー」前編
書いていないけれど、差し入れでお持ちした『銀座千疋屋』のフルーツサンド、とても喜んでくださったな。クラシックでハイカラで千重子さんにぴったり。
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”お笑い”文化で育っていない私が、M-1好きになるまで

旧【笑いのブン学】では、もちろんM-1についても触れています。M-1をここまで好きになった理由についても書いていたので、ここでも改めて。

私は名古屋生まれ、名古屋育ち。関西のように、『なんばグランド花月』に家族で行く文化はないし、両親がお笑い好きというわけでもない。教育方針上、ダウンタウンの番組を観るのは禁止、ウッチャンナンチャンはOKというのもあって、初めて好きになったお笑い番組は『やるならやらねば!』。その後『笑う犬』と続き、小学生〜中学生ごろまでは、ウッチャンナンチャンのコント番組が私の”お笑い”でした(ちなみに、今でも『LIFE!』はよく観ます)。

そんな私に「漫才っておもしろい!」 と教えてくれたのが『M-1グランプリ』。

第1回大会の2001年、私は高校1年生。決勝のセットは今よりきらびやかではなく、薄暗〜い怖い雰囲気。でも、出場芸人はもちろん、審査員席からも緊張感がビシビシ伝わってきました。出囃子が流れて走って出てくるときの顔つき、足音…なにもかもが刺激的で、どんなものよりカッコイイ! 「私の好きなものはこれだ!」と思った瞬間でした。

それから毎年その日は欠かさずテレビに張り付き、録画もひとり、実家のリビングで深夜に何度も何度も再生。大学卒業後、上京してひとり暮らしを始めてからは、テレビをひとり占めにできたこともあり、より一層、いろんなジャンルの”お笑い”番組を観つつ、視野を広げる練習をしていました。

M-1はいつだって、準々決勝がおもしろい

しばらくして、お互いに”M-1”が好きということで当時の同僚と意気投合(のちに夫に)。予選を観に行くことがふたりの年間行事となりました。M-1が2015年に復活してから毎年欠かさず。2016年にInstagramをはじめて、投稿に感想を記しているので、それを見返すとなかなか感慨深いものがあります。途中、準決勝を観に行っている年もあるけれど、やはり今年改めて、「準々がいいね」と夫婦で落ち着きました。

理由は、
・準決勝には勝ち上がりにくいけれどおもしろいネタ(天竺鼠、ランジャタイなど)を観られるのが、準々決勝。
・準決勝はレベルが高くて、自分がおもしろいと思っていた芸人が決勝へ進めなかった場合、こっちまで食らってしまう。

から(笑)。

準々決勝は5時間超、準決勝は2時間ほど。他人に話すと「レベルが高くて時間も短い、準決勝の方がコスパいいんじゃないの?」と言われても、私たちの気持ちはもう揺るぎません!

・2016年準決勝
2015、2016はまだ、準決勝へ行っているころ。南海キャンディーズがもう思いっきり売れているのに、再出場していた年(しかもあの正装で!)。出てきた瞬間、観客からの拍手がどの組みへのものよりも大きかったのを鮮明に覚えている。
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・2017年準々決勝
初めての準々決勝へ。5時間座りっぱなしで腰が砕けそうになったけれど、この年ランジャタイを観て、独特な世界観の虜に!
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・2018年準々決勝
私はこの年でもやっぱりランジャタイ。ゆにばーすの仕上がりの良さ、本当に感動したな。
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・2019年準々決勝
なぜだか、この年は投稿をアップしていない。でも、後日決勝OA日が近づいて”質問”に答えるかたちで感想を書いていた。
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・2020年準々決勝
コロナ禍でも観客を入れられるよう対策を講じ、安心して笑える環境を作るスタッフを目の当たりして感動。劇場の一時休館など、ネタを披露する機会が少なかったからか、設定が被る組みが例年より多め。そんな中、ゆにばーすは男女コンビらしさがありつつ、川瀬名人もはらちゃんもメインとして成り立つネタで…今年は優勝候補なのでは…とまで思った。
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・2020年準決勝
準々決勝好きを語っておきつつ、今年はコロナ禍っていう特別な年だから…と言い訳して、準決勝をライブビューイングで。久しぶりの準決勝観戦、レベルが高くて終始動悸が。来年以降はまた、準々だけ、にします。
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最後に

【笑いのブン学】を復活させるにあたり、”お笑い”が、"漫才"が、”M-1”という大会が、大好き! という話をどうしても書きたくて、書きたいことがあふれすぎて、気がついたらM-1決勝当日の朝になってしまいました。

もう何年も予選で笑わせてくれた、マヂカルラブリー、ニューヨーク、見取り図、昨年からネタがぐっと洗練された東京ホテイソン、飄々としていながらメラメラしているオズワルド……。そして、層が厚すぎる敗者復活枠! 審査員にも視聴者にも誰にも遠慮することなく、"らしい"姿を、どの組みにも存分に見せてもらいたい!

このnoteでは、こうして私の"お笑い愛"を、自由に吐き出して参ります。時間に余裕のあるとき、ぜひのぞいてください。きっと毎回長いので(笑)。

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小林 文/エディター

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