【読書】神メンタル

実は3月12-13日の出版講座主宰が著者の星渉さん。実際メンタルは重要だと感じている。私自身NLPという実践心理学を3年ほど前から学んでいるが、その理由はメンタルやマインド、脳のイメージがパフォーマンスに大きく影響すると考えているからで、何度も見直しながら実践している。

本書もNLPの内容が多く盛り込まれているが、編集力の素晴らしさに痛感した。ビジネス本の多くは読者の課題を解決する。その課題解決の方法は既に多くある。ただ、その方法が広く認知されているか？　や、その人と適切なタイミングで出会っているか？　というとそうではない。

だからこそ、いまを生きる人の課題にあてるために「編集」力が必要。実は最近、どんな仕事でも編集力は必要だと感じているのだけど、Aという事象や課題に、Bという何かを見つけて掛け合わせ、Cという新しい意味づけをする。この本はNLPを知らない人からすると「編集」したかどうかわからないと思うけど、誰が読んでもわかりやすいので、何かにつまづいている方は読んで欲しい！

神メンタル 「心が強い人」の人生は思い通り

１．本の概要

「現実（未来）」＝①目的地　×　②手段　×　③メンタル　という思い通りに生きる公式から、通常の概念にない③メンタルに注目し、どのようにメンタルが関わっているか、メンタルと行動力、夢の実現に向けて、ワークをこなして必要性を実感しつつ、読み進められる。

２．本を読んでタメになったポイント

今回は出版講座の主催ということもあり、以下の点をモデリングしたい。

～モデリングポイント～
　１．最初に必要性を説き、その後強化する複数の方向性を示し、
　　　最後にやらざるを得ない気持ちにもっていっている、
　２．随所にワークがあり「体験」も同時に提供している、
　３．序章で本を読む重要性を説き本編を読む動機付けをしている、
　４．NLPを「メンタル」という軸で平易な言葉で
　　　わかりやすく編集している、
　５．大切な箇所は太字ハイライトで読み進めやすくなっている、
　６．著者本人のストーリーで信頼性を増している、
　７．「〇〇だけ」と行動を限定して初動のハードルを下げている

３．本を読み終えた翌日から実践すること

まずは出版講座で本に隠されている「人に読まれるポイント」の仮説を立てる。上記の7つに加えて、最低3つ以上、できれば8つは出す。

神メンタル 「心が強い人」の人生は思い通り