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#42 特別支援教育:子供の触り癖に対する効果的な対応方法とは?

特別支援第4弾!
触っちゃうよ 対応編です。
先生の机にあるものや、黒板周辺にある磁石など触っちゃう子どもいませんか?
ご家庭であれば、リビングに置いてある大切なものなどを触っってしまう子いませんか?

そんな子どもいたら、何て言いますか?

①触っちゃダメだよ!
②何も言わない(何も指導しない)
③触ったら元に戻してと言う

②の何も言わない(指導しない)は、実質勝手に触っていいと同じ。
さらに何も言わないのだからどんどんエスカレートします。
これは学級経営上、マイナスに作用します。
それは家庭でも同じこと、放任はよくありません。

③「元に戻して」とは、つまり、「触っていい」の裏返しでもあります。
これもマイナスに作用していきます。
使ったら戻すことを約束させた上で触らせるこをと許容することはできます。
ただ、そうすると戻せばどんなものでも触っていいことを認めたことになるので、どんなものでも触っていく可能性がでてきます。
また、他の支援がそれほど必要でもない子たちも触り始める可能性もでてくるので注意が必要です。

では、①のダメと指導するのが正解かと問われると、疑問が残ります。
ダメと言って理解するのは、多数派の子どもたち。
支援が必要な子どもは理解はできないので触ります。

ダメと言われた当の本人は、まったくダメだと思っていないので、意味がありません。
それどころか、ダメという担任の指示を聞いた多数派の子たちが、触ってはいけないものを触ってしまう子というレッテルを貼り、多数派のいじめが始まります。
不登校になることもあります。

ではどうするの??
詳しくはダメだよ対応編をご覧ください。↓↓

ではそんな子どもがクラスにいたらどのように対応しますか?

次回、説明していきたいと思います。
ではまた。

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