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"地面は平らに見える"までギリ正しいっぽい現行科学界隈
ものの本やらそこそこ権威がありそうな解説サイトやらを眺めていると、こんなフレーズに出くわすことがしばしばある。「地面はたしかに平面に見える」と。もちろんこの後で、それがなぜ曲面と言えるかや、我々人間がバスケットボールの上に載ったハエであることや、宇宙ロケットの写真の話などが例のごとく出てきて御破算になる。この説明のパターンは毎度のことなので別に期待してもいない(いくばくかの伝統芸能みを感じてジーン
もっとみるおじいさんは曲率を探しに
むかしむかしあるところに、おじいさんとおばあさんがいました。ある日、おばあさんは川へ洗濯に、おじいさんは地球の曲率を探しに、出かけました。そしておじいさんはそれっきり帰ってきませんでした。ほとほと困り果てたおばあさんは桃太郎にお願いすることにしました。
「桃太郎や、どうかおじいさんを探して、連れ戻してきておくれ。」
桃太郎というのは、おばあさんが川で洗濯をしていると流れてきた大きな桃の中に入ってい
なぜフラットアースを広める必要があるか?
では今度はこちら側の事情についても少し話そう。なぜ私は(あるいはフラットアーサーは)フラットアースを広める必要があるのか?について。これもしばしば"非"フラットアーサーによって問われているトピックだ。さて何故だろうか。改めて僕は胸に手をあててみる。これまでにも何度か語ってきたことだが、これほど致死的に重大な情報を、つまり地球は丸くはなく宇宙空間も無いのではないか?という"問いかけ"を、僕もまたイン
もっとみるなぜフラットアースを隠す必要があるか?
なぜフラットアースを隠す必要があるか?これは特に"非"フラットアーサーがしばしば問うトピックである。反対に、フラットアーサーがこれを問うことはあまりないのではないかとも思う。なぜならその時点で既に地球が丸くなくて空の向こうに宇宙空間が存在していないことが(観察によって)明白であるので、そこからほぼ自動的に現行科学が意図的な嘘であると導かれ、要は一般市民にこの世界と社会について本当のことをわざと教え
もっとみる2024年のコロナガチ勢たち
2023年の5月にコロナが5類扱いになって以降、はじめから任意だったマスクはさらに任意となり、また大の大人たちが集う会社組織などでも一定人数以上での会食がそれぞれにだんだんと容認されるようになっていき、次第に「コロナは明けた」というわけわからん認識が一般日本社会に広がりを見せた。現在は2024年の6月下旬なので、コロナ5類移行から1年以上が過ぎたことになる。このまま人々はコロナのことなど忘れてゆき
もっとみるアイル・フォロー・ザ・サンロード
海面に太陽の像が映ってそれが観測者まで伸びてくる現象のことをサンロードという。日本語で何と言うかは知らない。ググってもうまく見当たれない。あるいはそのままサンロードで良いのかもしれない。直訳で「太陽の道」とすると、これは現行科学での天球上の太陽の通り道のことを指すことが多いようで、話が違ってくる。これが太陽ではなく月の像の場合にはムーンロードで、これもこのまま通じる言葉だ。ムーンロードはあまりお目
もっとみるフラットアースに興味、無いですね?
Twitterでフラットアースに対するコメントを見ていると、この人はそもそもフラットアースの論そのものには興味が無いんだなという印象を受けることも多い。たとえば「宇宙が無い」という主張に対して「GPSが使えるのは宇宙があるからだ」という反論コメントがあったりする。これはつまり「GPSが使えるのは人工衛星が飛んでいるからで、人工衛星が飛んでいるのは宇宙空間である」という意味だ。うんうん、言っているこ
もっとみる遠近法に関する球体派ポンコツーズの反応から書き始めてみたー!
フラットアース論では目の見え方に関して遠近法を考慮することを要求する。これは単に実際の目で見える視野の画像は遠近法の影響を受けたものであるということを言うだけのものだ。そして僕が日頃Twitterで付き合っている球体派ポンコツーズの選手たちはしばしば「遠近法とは絵画技術のことである」というような理由で、その見え方の説明を斥けようとすることがある。彼らは根っこがバカで先っぽが鈍重なのでまあ仕方がない
もっとみる科学は現代の宗教である
科学は、現代の宗教である。我々がどこから来て、この世界がどのようであるかを、科学は教え、我々は信じた。これが宗教でなくていったいなんだというのか。人間とはいったい何であるか。この世界とはいったい何であるか。科学がそれを教えた。伝えた。それを信じた。信じた人によって教えられ、伝えられて、我々もまたそれを信じた。これは宗教だ。もちろんそれらしい説明があった。根拠があり、解説があった。注釈があり、結実が
もっとみる自転はゆっくりか爆速か
爆速である。これは間違いない。球体派はしばしば「24時間でたった1回転なんだからそんなゆっくりの回転を体感できるわけない」みたいなことを腐りかけの福神漬けみたいな顔で言うが、完全な戯言である。彼らは神目線でそれを言っている。彼らはまるで手に持ったテニスボールを1日かけてくるっとさせるのと同じような感覚でそれを言っているのだ。でもそれならたしかにわかることも事実ではある。それはたしかに"ゆっくり"だ
もっとみるわからないことを赦せるかフラットアース
フラットアース論はとにかくわからないことが多い。太陽はどんなふうになっているのか、星はいったい何をしているのか、南極のいちばん奥はどうなっているのか、天蓋はほんとうにあるのか。そして、そもそもこの"場"はいったい何なのか(この言い方はツイッターでおおばやしさんが使っていた。場、いい表現だ)、神あるいは造物主はほんとうにいるのか。しかしこの「わからなさ」の実情は、実のところ現行科学で説明されていた部
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