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フラットアース(地球平面説)についてです。主にツイッター(https://twitter.com/KeyInEb)で活動しています。

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    2024年3月あたまから4月あたままでの書きものです。

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    2024年1月下旬から2月下旬のあいだの書きものです。

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    フラットアースの見地からの自然誌的な書きものです。

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    書きものです。

記事一覧

球差がゼロで何か問題でも?~平面説と測量あれこれ~

明石海峡大橋の2本の支柱の間の距離は地球が丸いために根本と頂上とで93mmの違いがあるという話がある。しかし明石海峡大橋は建設中に阪神大震災の地震の影響を受けたため…

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科学は現代の宗教である

科学は、現代の宗教である。我々がどこから来て、この世界がどのようであるかを、科学は教え、我々は信じた。これが宗教でなくていったいなんだというのか。人間とはいった…

イーフラット
2週間前
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自転はゆっくりか爆速か

爆速である。これは間違いない。球体派はしばしば「24時間でたった1回転なんだからそんなゆっくりの回転を体感できるわけない」みたいなことを腐りかけの福神漬けみたいな…

イーフラット
3週間前
4

身体とユニヴァース

身体を宇宙と見立て、お互いに対応関係にあると見做す考え方は古代だけでなく、現代の東洋医学やインドなどでも見られる。ここでの「宇宙」とはつまりいわゆるユニヴァース…

イーフラット
3週間前
5

わからないことを赦せるかフラットアース

フラットアース論はとにかくわからないことが多い。太陽はどんなふうになっているのか、星はいったい何をしているのか、南極のいちばん奥はどうなっているのか、天蓋はほん…

イーフラット
1か月前
4

第一回ミンナ教学概説A

さて"みんなが正しい"と考えて生きて死ぬのが良いとされる宗教であるミンナ教について知ってゆく行為全般のことを僕は「ミンナ教学」と呼んでいる。2021年の春にこのミンナ…

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1か月前
7

コロナとミンナ教と私 ~真実はブサイクでも真実~

コロナが存在していないことにほとんどの人が気がついていない。これはとんでもないことである。もはや見慣れた光景ではあるが、実際にはとんでもないことだ。こんな簡単な…

イーフラット
1か月前
7

What is "現代フラットアース”?

フラットアーサーのあいだでは、ときどき「現代フラットアース」という言い方をすることがある。とはいえ特に厳密に定義が決まっているわけでもない。人によって、また場合…

イーフラット
1か月前
7

平面説における南極の白夜

平面説では世界の中心は北極で、周囲が南極である。南極は現在伝えられている形状では実在しておらず、この世界をぐるりと囲んで海水を保持している。するとちょうど現行の…

イーフラット
1か月前
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フラットアースムーヴメントの175周年に寄せて

いま僕らがインターネットで目にしているフラットアース論はいわば球体地動説が一般に定着した後の文脈こそのものであるとしたなら、フラットアースは今年2024年で175周年…

イーフラット
1か月前
7

それでも球体派は被害者である

少なくともTwitterでは、地球が丸かろうと平らだろうとどうでもいい、というふうに言う人もいる。生活と何の関係もないんだから、と。もちろんそれは文面上だけであって、…

イーフラット
1か月前
1

科学は抜き出す

科学は全能では無い。これは現代の科学界の俎上においても一応言えることではあると思う。もちろん中には、科学は本来本態的には全能であって、ただ現在の科学が未だ追いつ…

イーフラット
1か月前
9

「科学」という言葉そのもの

とかく「科学」とか「科学的」などという言葉を使うと、それはそのまま「事実的」とか、場合によっては「真理的」などというイメージに勝手に頭の中で変換してしまいやすい…

イーフラット
2か月前
11

球体派とハサミは使いよう

僕がTwitterのフラットアース界隈に参戦した理由はまずはじめに「ここにも支持者がひとりいます」ということを表明しておくためだったのだけれども、それは次第に「自分も…

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2か月前
4

もしも球体派に遭遇したなら

Twitter等でフラットアース(地球平面説)について肯定的な発信をすると、球体派と呼ばれる人たちがリプをしてくるときがあります。そんなふうにもしも球体派に遭遇したな…

イーフラット
2か月前
5

球体説と原子論と血液循環説

これは現代のほとんどの人が知らないことだが、地球は丸くなくて宇宙空間というものもまた無い。これは観察によって直接にわかることであり、一般情報によっても間接的には…

イーフラット
2か月前
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球差がゼロで何か問題でも?~平面説と測量あれこれ~

球差がゼロで何か問題でも?~平面説と測量あれこれ~

明石海峡大橋の2本の支柱の間の距離は地球が丸いために根本と頂上とで93mmの違いがあるという話がある。しかし明石海峡大橋は建設中に阪神大震災の地震の影響を受けたためであろうか、各部の実測値が公開されており、それを見る限りではこの93mmの差を見出すことはできない。つまり少なくともこれは完成後の実測値では無いということだ。理論値である。大地震もなく、地球が丸ければ、そこには93mmの違いがあるはずだ

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科学は現代の宗教である

科学は現代の宗教である

科学は、現代の宗教である。我々がどこから来て、この世界がどのようであるかを、科学は教え、我々は信じた。これが宗教でなくていったいなんだというのか。人間とはいったい何であるか。この世界とはいったい何であるか。科学がそれを教えた。伝えた。それを信じた。信じた人によって教えられ、伝えられて、我々もまたそれを信じた。これは宗教だ。もちろんそれらしい説明があった。根拠があり、解説があった。注釈があり、結実が

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自転はゆっくりか爆速か

自転はゆっくりか爆速か

爆速である。これは間違いない。球体派はしばしば「24時間でたった1回転なんだからそんなゆっくりの回転を体感できるわけない」みたいなことを腐りかけの福神漬けみたいな顔で言うが、完全な戯言である。彼らは神目線でそれを言っている。彼らはまるで手に持ったテニスボールを1日かけてくるっとさせるのと同じような感覚でそれを言っているのだ。でもそれならたしかにわかることも事実ではある。それはたしかに"ゆっくり"だ

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身体とユニヴァース

身体とユニヴァース

身体を宇宙と見立て、お互いに対応関係にあると見做す考え方は古代だけでなく、現代の東洋医学やインドなどでも見られる。ここでの「宇宙」とはつまりいわゆるユニヴァースという意味での宇宙だ。あるいは天だ。または天と地のシステムそれ自体のことだ。要するに現行の科学体系は「科学」という様式をとってその「天と地のシステム」を書き換えて捏造して代わりに置いた、と言えなくもない。特に宇宙空間に関しては完全な捏造でし

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わからないことを赦せるかフラットアース

わからないことを赦せるかフラットアース

フラットアース論はとにかくわからないことが多い。太陽はどんなふうになっているのか、星はいったい何をしているのか、南極のいちばん奥はどうなっているのか、天蓋はほんとうにあるのか。そして、そもそもこの"場"はいったい何なのか(この言い方はツイッターでおおばやしさんが使っていた。場、いい表現だ)、神あるいは造物主はほんとうにいるのか。しかしこの「わからなさ」の実情は、実のところ現行科学で説明されていた部

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第一回ミンナ教学概説A

第一回ミンナ教学概説A

さて"みんなが正しい"と考えて生きて死ぬのが良いとされる宗教であるミンナ教について知ってゆく行為全般のことを僕は「ミンナ教学」と呼んでいる。2021年の春にこのミンナ教という仮説をドドーンと打ち立てて以来、僕はミンナ教における概念をいくつか発見し、それを表現するための専門用語をいくつか発明したので、今回はそれについて簡単に解説したいと思う。もちろんミンナ教学もまたひとりひとりによって為されるもので

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コロナとミンナ教と私 ~真実はブサイクでも真実~

コロナとミンナ教と私 ~真実はブサイクでも真実~

コロナが存在していないことにほとんどの人が気がついていない。これはとんでもないことである。もはや見慣れた光景ではあるが、実際にはとんでもないことだ。こんな簡単な話がわからないというのはちょっと尋常ではない。僕がコロナが無い可能性に気がつき、その最終判断を下した(そのとき僕はハラリとマスクを外したのだった)のは2020年の4月の終わりだった。この頃はまだ僕は地球が丸くないことも知らないし、周囲の人た

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What is "現代フラットアース”?

What is "現代フラットアース”?

フラットアーサーのあいだでは、ときどき「現代フラットアース」という言い方をすることがある。とはいえ特に厳密に定義が決まっているわけでもない。人によって、また場合によって、指している範囲が微妙に違ってはいる。でもそのことによって意思疎通に混乱が起きるということもない。今のところないと思う。とどのつまり、中世の西洋でのかつての平面説や仏教の須弥山説、また世界各地に残る神話などをベースにした話では無いよ

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平面説における南極の白夜

平面説における南極の白夜

平面説では世界の中心は北極で、周囲が南極である。南極は現在伝えられている形状では実在しておらず、この世界をぐるりと囲んで海水を保持している。するとちょうど現行の世界地図における北極中心の正距方位図法のようになるが、これは主に太陽の周回(日照の範囲)から導き出されるもので、もちろんその様子の全体を見た人間は(少なくとも一般人では間違いなく)ひとりもいない。あくまでも理論上の帰結である。これに実観察は

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フラットアースムーヴメントの175周年に寄せて

フラットアースムーヴメントの175周年に寄せて

いま僕らがインターネットで目にしているフラットアース論はいわば球体地動説が一般に定着した後の文脈こそのものであるとしたなら、フラットアースは今年2024年で175周年になる。これは起源をサミュエル・ロウボサムが平面説を説いた1849年の著書『ゼテティック・アストロノミー』に求めたものだ。この本はヴァージョンアップされてゆき、最終的には3ヴァージョンめまで書かれることになるが、まだ16ページほどの"

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それでも球体派は被害者である

それでも球体派は被害者である

少なくともTwitterでは、地球が丸かろうと平らだろうとどうでもいい、というふうに言う人もいる。生活と何の関係もないんだから、と。もちろんそれは文面上だけであって、ほんとうにどう考えているかまでは僕にはわからない。そういう意見の人と直接にやりとりをしたことが無いので、あまり奥の方までは知ることができていない。なので僕としては「地球の形状がどうでもいいという言明はこうこうこういうことを意味するので

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科学は抜き出す

科学は抜き出す

科学は全能では無い。これは現代の科学界の俎上においても一応言えることではあると思う。もちろん中には、科学は本来本態的には全能であって、ただ現在の科学が未だ追いついていないだけであると考える向きもあるかもしれないが、それでもやはり科学は全能では無いのではないか。それは地球がほんとうは丸くないのに丸いと見做してしまっていることから言える指摘ではなく、現在の科学の範疇においてもおそらく言えることである。

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「科学」という言葉そのもの

「科学」という言葉そのもの

とかく「科学」とか「科学的」などという言葉を使うと、それはそのまま「事実的」とか、場合によっては「真理的」などというイメージに勝手に頭の中で変換してしまいやすい。これは立派ないわば現代病ではある。またある場合には「計算的」とか「論理的」のように、その理路の筋道がちゃんと通っていることを意味するように響きもする。これまた立派な現代病であるし、あるいは知らず知らずいつのまにか"矯正"されてしまった感覚

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球体派とハサミは使いよう

球体派とハサミは使いよう

僕がTwitterのフラットアース界隈に参戦した理由はまずはじめに「ここにも支持者がひとりいます」ということを表明しておくためだったのだけれども、それは次第に「自分もまた広めるための何かをしたい」という気持ちになっていった。2020年当初はそもそもフラットアースという単語でさえ目にすることは珍しかったので、まずはそういうトピックがあるということだけは絶対に知られなくてはいけないと思った。もちろんそ

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もしも球体派に遭遇したなら

もしも球体派に遭遇したなら

Twitter等でフラットアース(地球平面説)について肯定的な発信をすると、球体派と呼ばれる人たちがリプをしてくるときがあります。そんなふうにもしも球体派に遭遇したなら、ブロックするかミュートすることをお勧めします。球体派はものを考える技術や技法にうまく親しまず、習熟できず、また向上心も無いというだけでなく、そもそもコミュニケーション能力が欠落してすっぽ抜けていることでも知られています。顔も知らな

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球体説と原子論と血液循環説

球体説と原子論と血液循環説

これは現代のほとんどの人が知らないことだが、地球は丸くなくて宇宙空間というものもまた無い。これは観察によって直接にわかることであり、一般情報によっても間接的にはわかることである。だが現代のほとんどの人がこのことを知らない。巷間よくあるような書籍やウェブサイトでは特に「地球が丸いこと」に関しては、"現在では私たちの誰もが知っていることだが"とか、"今では常識として自明のことで"みたいな言い回しを用い

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