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すらすら作文が書けるようになる4つのコツ

人生は書くことの連続です

作文や日記、LINE、ツイッターなどのSNS。小論文やレポートなどなど。

このようにほんとは書きたくないけど、書かなければならないという状況に何度も遭遇します。

だからこそ文章が書けるようになると、論理的に考えたり、自分の気持ちを上手に伝えりすることができます。

何より作文が書けない……と悩む時間がなくなります。

今回は作文を書く時に無双できる方法を4つ紹介していきます

参考書籍

主人公の文岡健(ふみおかたけし)くんと飼い猫のダナイの交流を通して文章について学べる書籍となってます。

中高生むけの内容ですが、大人が見てもためになる小説の書き方や文章のトレーニング方法が載っていますので、幅広い層にオススメできます。

書き出しは「たった2種類」から選ぶだけ

そもそも作文には2種類あります

・自分の抱負や読書感想文など、気持ちを書くもの
・遠足や運動会など、出来事について書くもの

気持ちを書く場合、書き出しに自分の正直な気持を書くだけでOKです。

たとえば今年の抱負について書くとき、思いつかないのなら「僕の今年の抱負はありません」と書いてしまってかまいません。

そして「このままではいけない。何か抱負を見つけていきたい」といった切り口で文章を書いていき、そのためにしようと思っていることを書いていけば完成します。

たとえば「部活や委員会を通して抱負を見つけていきたい!」といった感じで書けばOKです。

抱負がある場合は書き出しの時点でその抱負を宣言する形にすると導入がスムーズにいきます。

・私の今年の抱負は中間テストで50位以内をとることです。
・僕の今年の抱負は部活でレギュラーになることです。

読書感想文を書くときはまず最初に読んだ作品が「面白かった」もしくは「おもしろくなかった」と書いてしまいましょう。

「え、おもしろくなかったでもいいの?」と思いますよね。ですがこう書いたあとに、どこが面白くなかったかを具体的に説明していけば立派な読書感想文が完成します。

そもそも読書感想文は作品の感想を書くことが目的であり、読んだ本のよかったところをみつけるものではありません。

むしろどこがつまらかなったのか、とか、こういう話しの展開だったらもっと面白かったと書ければ、普通の読書感想文より印象深いものができあがるかもしれません。

出来事を書く作文がもっと単純です。まず事実を書きます。

昨日遠足がありました。

このあとから起きた出来事を順に書いていけばOKです!

朝8時に学校に集合した。そのあと健康観察をした。田中先生の注意を聞いて1組から順に出発していった

書き出しを印象的にするテクニック

「印象的な導入を作って読む人を驚かせたい!」と考えている人にオススメの書き出しを3つ紹介します。

【セリフから書き始める】

「これから大雨がふるぞ」
遠足の途中、山田はいった。空は雲一つない晴天だった。

【景色などの情景から始める】

雲一つない快晴の青空の下、全校生徒200人の影が校庭を埋め尽くしていた。

【タイトルとは正反対のことを書く】

「中学生になっての抱負」
中学生になったけど、抱負はありません。

うまい文章を書くのはやめよう

文章が書けない大きな理由は「うまい文章を書かなければならない」という思い込みがあるからです。

実はただ書いてマスを埋めるだけなら難しくはありません。自分が感じたことをつらつらと書いていけばいいわけですから。

ですが「人に見せる以上、良いものを書かなければいけない」とか「おかしな文章を書いて笑われたくない」という思い込みがあると、筆が進まなくなり、結果なにも書けなくなってしまいます。

そもそもうまい文章なんて書けなくて当たり前なんです。プロの作家ですら、人の心を動かすような文章を書くのは難しいです。

ましてや学生や、普段から文章を書いていない人が簡単に書けるわけがありません。

うまい文章よりもまず、読みやすい文章を目指しましょう。

・書ける漢字であっても読みやすさを重視して、適度にひらがなで書く
・セリフのあと/リズムのいいところ/話題を変えるときに/段落が長い場合
・文章が長くなりそうな時は、短くちぎる

最低限、これさえ守れば読みやすい文章が書けるようになります。

書くことが決まれば作文は書ける!

先ほど「作文のコツは起きた出来事を順に書くこと」と書きました。
しかし中には

「学校に集合した→健康観察をした→先生の注意を聞いた」

とダラダラ書いていくのがぶっちゃけめんどくさい!!と思った方もいるのではないでしょうか。

「やっぱり自分は書くことに向いていないんだ……」

いいえそんなことはありません。むしろ逆!あなたは素晴らしい才能の持ち主です。なぜなら、長く書きたくないというのは、裏を返せば、短い文になるからです。短い文章とはすなわち、余計な部分を省略した、洗練された文章と言い換えることができます。

洗練された文章が書けるのは間違いなく才能がある証拠です。

つまりめんどくさいと思うから、まとまりのある文章が書けるのです。

作文を書くためにはまとまりのある文章を書く必要があります。
そのためには、あらかじめ書くことを決めておきましょう。

次に書き出した出来事や理由から、1つだけ選びます。どうしても思い浮かばない場合は、作文で書く出来事をツイッターで呟くとしたらどうするかを考えてみましょう。

遠足の途中wwww翔のバカ話パネェwww

遠足中にした翔くんとのやり取りが面白いと感じたなら、主にこれについて触れていきます。ただ、これだけでは読者にうまく伝わらないので、言葉を言い替えたり、付け加えましょう。

・遠足の途中www→目的地まで話しながら歩いた
・翔→友達の翔くん
・バカ話→深夜のラジオの話
・パネェ→おもしろそう

もし文字数が足りない場合は以下の方法を試してみましょう。

⑴事実や出来事を付け足す

・どんなラジオ番組なのか
・友達の翔くんはどんな様子で歩いていたか
・どのくらいで目的に到着したか

⑵どう感じたか、気持ちをつけ足す

・ラジオ番組のどんなところがおもしろそうだったか
・翔くんと話しながら歩いていて、どう感じたか
・目的地に到着したとき、どう感じたか

これだけ情報を付けたせれば、文章が完成しそうですよね。ぜひやってみましょう!

まとめ

✅自分の気持ちを書くタイプの作文は、正直な自分の気持ちを書くべし。

✅出来事について書く作文は出来事を順に書いていけば完成する。

✅印象的な書き出しのコツは3つある。
・セリフから書き始める
・色などの情景から始める
・タイトルとは正反対のことを書く

✅うまい文章はプロでもなかなか書けないもの。

✅まずは読みやすい文章を目指してみよう。

✅この出来事をツイッターで呟くとしたら、どの部分か決めてみる。

✅文字数が足りないときは……
・事実や出来事を付け足す
・どう感じたか、気持ちをつけ足す

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