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【効果抜群】魅力的なタイトルを作る5つのポイント

記事の内容を見るよりまずタイトル。とにかくタイトルは超重要です。お店でいうとこの看板みたいなもんです。

タイトルが秀逸だと、それだけでも多くの人が記事をクリックしてくれます。

ではどうすれば秀逸なタイトルが作れるのか。今回は魅力的なタイトルの作り方に的を絞り、具体的な5つのポイントを解説していきます。

2つのポイントを意識するだけで目を引くタイトルが作れる!

人がついつい見てしまうタイトルを作る原則は、たったの2つです。

・読み手のメリットを入れる
・数字を入れる

これらを意識するだけでも周りと大きな差がつきます。理由を順番に解説していきます。

⑴読み手のメリットを入れる
タイトルの時点で「この記事を読むと、あなたは得をしますよ」と全力でアピールします。「好きな人と上手くいく」「お金が貯まる」「健康になる」
などなど。端的に読者の悩みを解決できる言葉を加えておきます。自分と関わりのある内容で、読むと得することがわかれば、クリックしたくなるはずです。

⑵数字を入れる
ひらがな、カタカナ、漢字だからけの日本語の中に数字があると、それだけでかなりインパクトがあります。さらに数字があるとタイトルがより具体的なものになります。タイトルが具体的であればあるほど、読者は記事に興味を持ってくれるようになります。

オススメは本文で言及する項目の数をタイトルに入れる方法です。「3つの方法」「4選」「5つのポイント」といった具合で数字を絡めていきます。読者はあらかじめ本文で展開される具体的な情報量を把握できるため、安心できます。そのためクリックしてくれる確率が上がります。

このようにとにかく「noteを色んな人に見てもらいたい!!」と思ったら、まず「読み手のメリットを入れる」「数字を入れる」この2点だけでも押さえておきましょう!

【】(隅つきカッコ)の効果的な使い方

タイトルをつける際には【】(隅つきカッコ)を効果的に利用しましょう。【】の良さはなんといってもこの見た目からわかるインパクト。黒みがとても目立つため、単語を強調するときに効果を発揮してくれます。

【朗報】【衝撃】【最新版】【有料級】など、お知らせの種類を入れるのがオススメです。

他にも記事に使われるキーワードを入れる手法もあります。

【京都】プロが教えるとっておきの観光スポット

どうですか?【京都】が冒頭に置いてあるため、パッと見でインパクトがありますよね。このように【】はタイトルで強力な武器になりますが、2つ注意点があります。

1つは目は「冒頭に置く」ことです。左から文章を読み始めるのに、後ろのほうに【】があるとノイズになります。目立つ分タチが悪いです。

2つ目は【】の中に長い文章や言葉を入れないことです。言葉が長いと【】が離れてしまうため黒みがなくなり、効果が薄れてしまいます。2〜4文字程の短い言葉で使うのがオススメです。

ただしシリーズや連載タイトルなどは【】の中に入れておくと、統一感がでてくるため、採用しても問題ないです。

ついに3度目のマッチングに成功!今日こそ念願の彼氏GETとなるか!?【A子の婚活日誌・第5回】

シリーズもので使う場合は、このようにタイトルの最後に使うのがオススメです。

タイトルは冒頭の9文字が勝負である

人がタイトルを読み切るまでにかかる時間はおよそ3秒と言われています。そして、そのタイトルを最後まで読み上げるかどうかは、最初の1秒で決まってしまいます。なかなかシビアですね💦

つまり読者に興味を持ってもらうには、最初の1秒で引っかかるものを感じてもらう必要があります。この「魔の1秒」でスルーされてしまうと、せっかくnoteにいいことを書いたとしても、読まれることがありません。

ちょっと例を出してみます。

超スゴい文章テク!誰でも10万PVの記事が作れます

前半に「超スゴい文章テク!」という言葉を置き、後半で「誰でも10万PVの記事が作れます」と伝えています。

全体的に見ると、なかなかインパクトのあるタイトルだと思います。しかし部分的に見た場合、前半と後半で、どちらの方が読者が心を惹かれるかと思いますか?多くの人が後半と答えるはずです。

「超スゴい文章テク!」は、実際に内容を読んで、読者が判断するところです。読んでみて期待ハズレだった、というケースも当然ありえます。

一方で「誰でも10万PVの記事が作れます」はどうでしょう。「え、誰でも!?」と多くの人がリアクションし、興味を示してくれます。

またこちらは「10万PV」と、数字を加えることで目を引くテクニックも加えています。

以上の理由から「誰でも10万PVの記事が作れます」の部分を前半に持ってく方が、「魔の1秒」で読者が食いつく可能性が跳ね上がります。

誰でも10万PVの記事が作れます「超スゴい文章テク!」

このように、タイトルの冒頭9文字にどんな言葉を置くのかを、しっかり考えましょう。インパクトのある言葉(パワーワード)、具体的な数字、固有名詞などを持ってきて目立たせるのがオススメです。

漢字とひらがなは「3:7」が黄金比率

人の目を引きつけるタイトルをつけるためには、漢字とひらがなのバランスは非常に重要になってきます。

日本語には漢字はひらがな以外でも、カタカナやアルファベット、数字もあり、文字の種類が豊富にあります。これらの文字をちょうどいいバランスで配合していくのが面白い記事を書くポイントです。

たとえば下記の2つのタイトル。どちらの方が読みやすいですか?

Aかわいいねこの写真を集めたページ
Bかわいいネコの写真を集めたページ

恐らく多くの方が「B」を選んだはずです。不思議ですよね。違いは「ねこ」と「ネコ」の違いだけです。なぜでしょう。

原因はひらがなの連続使用にあります。ひらがなは表音文字のため、文字の形状が似通っているものが多いです。

5文字以上ひらがなが続いてしまうと文章の切り目がパッと見で分からなくなります。そのため言葉を理解するスピードが遅くなってしまいます。

今回の場合、Aの「かわいいねこの」は7文字もひらがなが続いていますよね。「かわいい」と「ねこ」の区切りを認識するのに、ほんの少しですが時間が必要になります。

一方でB「かわいいネコの」は瞬時に「かわいい」「ネコ」とはっきり意味を理解できます。

このように、ひらがなの連続使用は脳に負担を与えてしまうため、タイトルで使うのは避けた方がいいです。

さて、今回の例文で「Bかわいいネコの写真を集めたページ」が読みやすいことが分かりました。しかし、ネコはねこ以外にも「猫」と書くこともできます。

Cかわいい猫の写真を集めたページ

Cも漢字を使って区別できるため、読みやすいタイトルになっています。ではBとCどちらがいいのかと、いわれると、これは好みの問題になります。

強いていえば、ネコは親しみやすいイメージが。猫は少し堅い、専門家っぽいイメージがあります。投稿サイトの雰囲気や読者の好みなどを想像して選択しましょう。

一般的な文章では、漢字とひらがなは「3:7」がベストな比率です。漢字を多様すれば真面目で堅い、論文のような文章になります。政治関する記事や、専門的な記事を書く時などにおすすめです。

反対にひらがながな多いと、よりカジュアルでやさしい印象を読み手にあたえます。ファミリーや子供むけのライトな記事を書くときにオススメです。

ただし、先ほども書いたようにひらがなが多いと、かえって文章が読みにくくなってしまうため、注意しましょう。カタカナや簡単な漢字を混ぜる。句読点を上手く活用するのがオススメです。

読者を心をグッと掴む「脅しとフォローの法則」

「脅しとフォローの法則」とは、脅しがムチでフォローがアメのようなイメージです。タイトルに「脅し」と「フォロー」の2つが共存することで、読者の心を揺さぶることができます。

この「脅しとフォローの法則」はマネーや健康に関する記事など、読者の生活に直結するテーマで使うと効果的です。

「今年は猛暑で一睡もできない可能性!?熱帯夜でもぐっすり眠る方法はコレ」

前半で「猛暑で一睡もできない可能性」と読者を脅しています。今年はめちゃくちゃ暑いので、睡眠不足に陥る可能性が十分にあります。特に今悩んでいる方がいるならグサッとくる言葉ですね。

ここまで読んで不安を感じた読者に対して、すぐ後半に「ぐっすり眠る方法」とフォローを入れています。

つまり前半で脅し(ムチ)して読者をドキっとさせた直後にフォローを入れることで、感情を揺さぶり、タイトルをクリックさせたくなるというわけです。

「脅し」と「フォロー」を上手に使うコツは、前半に読者の悩みごとをストレートにみせることです。悩みごとがもっと悪くなる、といったニュアンスを加えると、さらに有効です。そして後半に「安心してください」と言わんばかりに解決策を提示します。記事の内容も解決策をメインに書くと、読者は喜んで読み進めます。

脅しだけ、フォローだけのタイトルは感情が揺さぶれず、魅力が半減します。脅しとフォローのバランスをとって、魅力的なタイトルに仕上げましょう。

文章の達人になりたい人へ

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まとめ

タイトルには「読み手のメリットを入れる」「数字を入れる」こと。

【】(隅つきカッコ)は冒頭で2〜4文字で使うとインパクトがある。

タイトルを最後まで見るかどうかは最初の1秒が勝負。

ひらがなが5文字以上続くのはなるべく避けよう。タイトルでは完全NG。

タイトルは前半部分で「脅し」て後半部分で「フォロー」を入れるべし。


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