気持ちと記憶を音に乗せて
ペンを走らせる音が心地いい。
気持ちが自然と落ち着いてくる。
どうも体の怠さが抜けず
この2、3日眠くて
ぼーっとした日が続いている。
食欲が落ちて
落ちると体力も落ちて
悪循環にはまりつつある。
ぼけっと過ごしていると
ネガティブな気持ちや記憶が
湧き上がってくる。
現状の不安や
こうなりたいという気持ちへの不安も。
気持ちが怠さを引き起こしているのか、
怠いからネガティブになるのか。
無理に気持ちを上げていくことはせず
無性にアナログなことをしたい衝動に駆られて
頭が空っぽのまま文字にしてみることにした。
ペンの走る音、
取り分け万年筆のペン先からの音は
——私は形から入るタイプ
静かな空間で響くと
落ち着くと同時に
わくわくする気持ちも生まれてくる。
書いている内容なんて
非常に下らなくて
怠いとか、やる気出ないとか、
そんな本当につまらないこと。
でもそれは現在の私の直感的な気持ちで
耳で、目で、手で
自分を知ることができる。
なにも特別なことなんかない。
ちょっとした個人的な楽しみが
積み重なって
気がつけばつまらないことなんて
過去のことになってしまうはずだ。
どんな気持ちも記憶も
音に乗せてしまえばいい。
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