社会が求める「希少性」
今の社会では「知識や技能」よりも、時として価値があるとされるものがあります。
それは「情報」です。
「何をいまさら…」と思うかもしれませんが、今この瞬間も皆さんは多くの情報に触れているという事実を、今一度再確認しませんか?
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かなり前の数値ではありますが、総務省が発表した興味深い報告として、「1996年~2006年の10年間で、人が触れる情報量は530倍になった」というデータがあります。
…530倍の情報量って、どのくらいか分かりませんよね( ̄▽ ̄;)。
現代人の1日で触れる情報量を、分かりやすく例えることはできないのでしょうか?
こういった時、私達は「検索」しますよね?ですが、「検索」がここまで当たり前のように社会に普及するのに要した期間は20年程です。
たった20年で、驚くべき進歩を遂げているもの、それがインターネットなどのIT(Information Technology)なのです。
今の若い世代は「デジタルネイティブ」と呼ばれ、生まれた時には、すでにインターネットの恩恵を授かっていた世代です。私のようなオッサンとは、モノの見方が違うでしょうし、モノの価値観も違うことでしょう。
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平安時代の一生分、江戸時代の一年分
これが、今の私達が「1日で触れる情報量」です。…やっぱり想像つきませんよね(笑)。
ですが、イメージとして、現代人が大量の情報に晒され続けていることは容易に思い浮かびますよね。
「情報の大洪水や~(>_<)」
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もはや処理しきれるレベルではない情報の中で、私達はどのように生活しているのか、考えてみましょう。
例えば、エコバッグを購入するとしましょう。さて、皆さんはどんなエコバッグを買おうと思いますか?
色は何色にしましょうか?
無地にしましょうか?
好きなデザイン画がプリントされているのがいいですか?
大きさはどのくらいあればいいですか?
どんな形状がいいでしょう?
用途によって使い分けるなら、いくつあればいいでしょう?
…エコバッグ購入を検討するだけで、なかなかに選ぶのに苦労しそうです。
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とてつもない情報量の中で生活していることは先ほど述べましたが、情報というのは不可視なものだけではありません。
エコバッグの例のように、可視的なモノについても、私達は毎日たくさんの情報に遭遇しています。
そして、意識・無意識に関わらず、私達は日常の中で、絶えず「情報の取捨選択」を繰り返しています。
この「毎日の選択」について研究されたものがあります。(下記参照)
内容を簡潔に抜粋しますと、「人は平均で1日に35,000回の決断をする」と記載されています。また、追記として「1時間あたり約2,000、2秒あたりに1回の決断をしている」とも言及されています。
(;゚Д゚)えー!ですよね(笑)。
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「情報」と「選択」。これらが如何に私たちの生活の中で大きな比重を占めているかについて、ここまでの話の中で皆さんと共有しました。
…人によっては、ストレスを感じることもあるであろう、これら情報と選択に対して、なにか良い付き合い方はないのでしょうか?
結論を先に言ってしまいますが、この付き合い方をビジネスに取り入れる考え方が、現代の主流になっていると、私は思っています。
ということで、今回の投稿は以上です。
そうです。初の試み(・ω・)…まさかの「続きは次回」です(笑)。
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