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【野球】ようこそ横浜DeNAへ 大田泰示獲得の是非は
さすがに翌日の(というか最早今日の)仕事に響くのでいい加減寝ようと思った2021年12月13日深夜。その報せは突如として飛び込んできた。横浜DeNA、大田泰示獲得決定的――。
北海道日本ハムファイターズを〝ノンテンダー〟となっていた大田の獲得報道であった。事前の報道で具体的なライバル球団名を出していたのは一部のタブロイド紙のみだったものの、本人の「ハゲそうなほど悩んでいる」とのコメントから見
【日本シリーズ第1戦】痛恨の逆転負け、高津監督の決断はあるか
オリックスの優勝――。阪神淡路大震災のあの日、まだ未就学児であった私からすれば、その光景は本のなかで展開される歴史に過ぎない出来事だ。そう、水島新司御大がドカベンで描いた、1番にイチロー、2番に殿馬。あれが、私の中のオリックスの優勝だ。
2021年11月20日。オリックスは日本シリーズの第1戦を迎えていた。公式の予告先発発表はなく、オリックスの中嶋聡監督のみが先発山本由伸を明言。一方ヤクルト
2022年、横浜DeNAベイスターズ逆襲のために【既存戦力編】
さて、前の記事ではいろいろと補強について語ってきたが、補強というのは所詮弱いところを補うものなので、結局は現有戦力とのかみ合わせでチームの強さは決まるものである。来季の展望をポジションごとに見ておきたい。
(補強編は下記のリンクから)
投手陣の弱点は明確
まず先発。エース今永昇太が復調の兆しを見せ、フェルナンド・ロメロも後半は全幅の信頼を置ける投球を見せた。大貫晋一も離脱はあったが年間では
2022年、横浜DeNAベイスターズ逆襲のために【補強編】
2021年レギュラーシーズン最終戦。横浜DeNAベイスターズは、広島東洋カープ・大瀬良大地の前になすすべもなく完封負け。最下位で戦いを終えた。
今シーズン、満を持して三浦大輔を新監督に迎えたベイスターズだったが、大した補強もないどころか、助っ人外国人の合流がフロントの不手際で12球団唯一完全に遅れるという体たらく。ファンの期待を大きく裏切る結果となったのは言うまでもない。
しかし、一ファ
【野球】屈指の好カードが……降雨コールド、高野連の判断は正しかったのか
第103回全国高等学校野球選手権大会。2021年8月17日、大会屈指の好カードと言われた大阪桐蔭(大阪)対東海大菅生(西東京)戦の幕切れはあっけないものだった。8回途中降雨コールド。降りしきる雨は次第に勢いを増す一方で、回復の見込みもない。敗れた東海大菅生にとっては無常ともいえるコールドゲーム宣告だった。
コールドゲームの宣告自体は覆しようがなかった。マウンドで転倒する投手、水たまりで停止する打球
【野球】横浜DeNAベイスターズ後半戦展望
日本中に多くの光と影を落とした東京オリンピックが8日、閉幕した。今後パラリンピックが開催されるが、人々はひとまずの区切りをつけ、日常へと戻っていく。
プロ野球も13日から再開。今回は私の贔屓、横浜DeNAベイスターズの後半戦の展望について見ていきたい。
先発の救世主は現れるかまず、前半戦のベイスターズの戦いで一番苦しかったのは先発ローテーションが最早「ローテーション」でなかったことだ。リーグ最