【野球】屈指の好カードが……降雨コールド、高野連の判断は正しかったのか
第103回全国高等学校野球選手権大会。2021年8月17日、大会屈指の好カードと言われた大阪桐蔭(大阪)対東海大菅生(西東京)戦の幕切れはあっけないものだった。8回途中降雨コールド。降りしきる雨は次第に勢いを増す一方で、回復の見込みもない。敗れた東海大菅生にとっては無常ともいえるコールドゲーム宣告だった。
コールドゲームの宣告自体は覆しようがなかった。マウンドで転倒する投手、水たまりで停止する打球。雨雲レーダーは天候が好転する見込みはゼロだと示していた。眼前の光景は田んぼと見