神宅 建士【VTuber】

Vtuberの神宅 建士(しんたくけんし)と申します。主に野球のことになると思いますが…

神宅 建士【VTuber】

Vtuberの神宅 建士(しんたくけんし)と申します。主に野球のことになると思いますが、徒然なるままに書き散らかします。横浜DeNAファン。 YouTube https://www.youtube.com/channel/UCH3iiiATYmoY27QO1bIZlEg

最近の記事

【野球】ようこそ横浜DeNAへ 大田泰示獲得の是非は

 さすがに翌日の(というか最早今日の)仕事に響くのでいい加減寝ようと思った2021年12月13日深夜。その報せは突如として飛び込んできた。横浜DeNA、大田泰示獲得決定的――。  北海道日本ハムファイターズを〝ノンテンダー〟となっていた大田の獲得報道であった。事前の報道で具体的なライバル球団名を出していたのは一部のタブロイド紙のみだったものの、本人の「ハゲそうなほど悩んでいる」とのコメントから見ても、一応の争奪戦を制した形だ。  率直に言うと、よく来てくれたなと思った。も

    • 【日本シリーズ第1戦】痛恨の逆転負け、高津監督の決断はあるか

       オリックスの優勝――。阪神淡路大震災のあの日、まだ未就学児であった私からすれば、その光景は本のなかで展開される歴史に過ぎない出来事だ。そう、水島新司御大がドカベンで描いた、1番にイチロー、2番に殿馬。あれが、私の中のオリックスの優勝だ。  2021年11月20日。オリックスは日本シリーズの第1戦を迎えていた。公式の予告先発発表はなく、オリックスの中嶋聡監督のみが先発山本由伸を明言。一方ヤクルト・高津臣吾監督は煙に巻いたが、今やエース格となった奥川恭伸なのは明らかだった。

      • 2022年、横浜DeNAベイスターズ逆襲のために【既存戦力編】

         さて、前の記事ではいろいろと補強について語ってきたが、補強というのは所詮弱いところを補うものなので、結局は現有戦力とのかみ合わせでチームの強さは決まるものである。来季の展望をポジションごとに見ておきたい。 (補強編は下記のリンクから) 投手陣の弱点は明確  まず先発。エース今永昇太が復調の兆しを見せ、フェルナンド・ロメロも後半は全幅の信頼を置ける投球を見せた。大貫晋一も離脱はあったが年間ではまとめているし、東克樹もその輝きが失われていないことは明らかである。平良拳太郎は

        • 2022年、横浜DeNAベイスターズ逆襲のために【補強編】

           2021年レギュラーシーズン最終戦。横浜DeNAベイスターズは、広島東洋カープ・大瀬良大地の前になすすべもなく完封負け。最下位で戦いを終えた。  今シーズン、満を持して三浦大輔を新監督に迎えたベイスターズだったが、大した補強もないどころか、助っ人外国人の合流がフロントの不手際で12球団唯一完全に遅れるという体たらく。ファンの期待を大きく裏切る結果となったのは言うまでもない。  しかし、一ファンとしては1年間の戦いぶりを見るに、そう悲観するものでもないと考えている。外国人

        【野球】ようこそ横浜DeNAへ 大田泰示獲得の是非は

          【野球】屈指の好カードが……降雨コールド、高野連の判断は正しかったのか

          第103回全国高等学校野球選手権大会。2021年8月17日、大会屈指の好カードと言われた大阪桐蔭(大阪)対東海大菅生(西東京)戦の幕切れはあっけないものだった。8回途中降雨コールド。降りしきる雨は次第に勢いを増す一方で、回復の見込みもない。敗れた東海大菅生にとっては無常ともいえるコールドゲーム宣告だった。 コールドゲームの宣告自体は覆しようがなかった。マウンドで転倒する投手、水たまりで停止する打球。雨雲レーダーは天候が好転する見込みはゼロだと示していた。眼前の光景は田んぼと見

          【野球】屈指の好カードが……降雨コールド、高野連の判断は正しかったのか

          【野球】横浜DeNAベイスターズ後半戦展望

          日本中に多くの光と影を落とした東京オリンピックが8日、閉幕した。今後パラリンピックが開催されるが、人々はひとまずの区切りをつけ、日常へと戻っていく。 プロ野球も13日から再開。今回は私の贔屓、横浜DeNAベイスターズの後半戦の展望について見ていきたい。 先発の救世主は現れるかまず、前半戦のベイスターズの戦いで一番苦しかったのは先発ローテーションが最早「ローテーション」でなかったことだ。リーグ最下位の先発防御率4.95。離脱者も続出しローテというより先発スクランブルというに

          【野球】横浜DeNAベイスターズ後半戦展望

          【野球】東京オリンピック・侍ジャパン総括

          日本中が固唾を呑んで見守った日米決戦から一夜明けた。夢のような確かな現実。いまだ余韻から冷めやらぬところもあるが、だからこそ今このときに東京オリンピックの野球競技を振り返っておきたい。 不安を覚えた選手選考 まず、メンバー発表の際には率直に疑問の方が多かった。本職のセンターは柳田悠岐(ソフトバンク)しかおらず、近藤健介(日本ハム)と栗原陵矢(ソフトバンク)は役割が被る。順当にスタメンを並べていけば内野の控えは1軍では遊撃以外経験のない源田壮亮(西武)のみになり、北京オリンピ

          【野球】東京オリンピック・侍ジャパン総括

          【野球】いきなりトレンドに上がった「進塁の意思」とはナニモノか

          数々のドラマを生み出した野球、日韓戦。2021年8月4日に行われた東京オリンピック2020の準決勝も、過去の歴史に恥じない死闘となった。結果は日本が5-3。山田哲人選手の走者一掃のタイムリーツーベース等の活躍で韓国を下し、メダルを確定させた。 そんな中、Twitterでは興味深い単語がトレンドに入った。「進塁の意思」。なるほど確かに、野球のルールに明るくないライト層が見れば、疑問に思うであろうプレーがあった。 8回の裏、1アウト1塁の近藤健介選手の打席。打球はファーストに

          【野球】いきなりトレンドに上がった「進塁の意思」とはナニモノか