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2022年11月の記事一覧

中国のゼロコロナ対策は共産主義の主知主義、知性第一主義の悪い点である。2

中国のゼロコロナ対策は共産主義の主知主義、知性第一主義の悪い点である。2

コロナウィルスという自然の猛威を人間の知性で押さえ込めるという考え方は、人知への価値が異常に高い共産主義の悪い側面がよく出ている。

の補足。その1

ロゴス、論理、人知と、コロナが象徴するピュシス。人間はロゴスによってピュシスを征服して人間文化を創った、とはいえ、人間は命あるものであり、ピュシスの営みでもある。

共産主義はある意味でロゴスを最上価値に置いた知性主義であり、人知によってピュシスを

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「いまはもう、人生を語ろう」#04 フォークギターを弾きまくった日々

「いまはもう、人生を語ろう」#04 フォークギターを弾きまくった日々

中学では放課後は吹奏楽部、家に帰ったらアコースティックギターをとにかく弾く、という日々だった。前回書いたように、ブルーグラスギターの福島さんが師匠だったから、ギターで勉強するべきことはいくらでもあった。

カーターファミリーピッキング、ラグタイムギター、チェットアトキンス奏法もそれにあたるかもしれない。そしてブルーグラスといえば、フラットピッキング。

ただ奏法的にそのあたりを教えてもらっていたと

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中国のゼロコロナ対策は共産主義の主知主義、知性第一主義の悪い点である。3

中国のゼロコロナ対策は共産主義の主知主義、知性第一主義の悪い点である。3

コロナウィルスという自然の猛威を人間の知性で押さえ込めるという考え方は、人知への価値が異常に高い共産主義の悪い側面がよく出ている。

の補足。その2

中国でゼロコロナに対する反対運動が公然と行われてるようになった、というニュースに驚いている。

中国共産党は盤石であり、もうすぐアメリカのGDPを越え、世界一の国になる、という見込みは間違いないと思ってきた。
とくに全世界的にコンピューター化が進み

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中国のゼロコロナ対策は共産主義の主知主義、知性第一主義の悪い点である。

中国のゼロコロナ対策は共産主義の主知主義、知性第一主義の悪い点である。

コロナウィルスという自然の猛威を人間の知性で押さえ込めるという考え方は、人知への価値が異常に高い共産主義の悪い側面がよく出ている。

市場の歪みや利己的な振る舞いを排除し、人の知性を十全に尽くせば、ほとんどの困難は克服できる、そして優れた人知によって資源を効率的に配分し、人の楽しみとして労働を行い、それによって国民全員に幸福がもたらされる、というのが共産主義だ。

その人間の知性と知的な振る舞いに

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ライブでベースを弾くのが楽しい、と思ったHappy Ever After 下北沢、THREE 2022/11/22にて

ライブでベースを弾くのが楽しい、と思ったHappy Ever After 下北沢、THREE 2022/11/22にて

自分の記録。2022/11/22。下北沢、THREEでHappy Ever Afterのライブでした。ライブでベースを弾くのが楽しい、と思った。難しいけどね。

対バンのALOHAや他のバンドも素敵だったし、若くて可愛らしい女の子もたくさん見に来ていて、楽しくお酒を飲んだりしてよかったなぁ。
(ジャズのライブでは見られない光景だ……。)

それにしても、ベースを弾いて楽しいって件だけど、いつかこの

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「いまはもう、人生を語ろう」#03 ギターを弾きはじめた頃の僕の先生はブルーグラスのギタリストだった福島さんだった

「いまはもう、人生を語ろう」#03 ギターを弾きはじめた頃の僕の先生はブルーグラスのギタリストだった福島さんだった

小学校でコルネットを買い、中学校で吹奏楽部に入った、そして中学にはいってまもなく、アコースティックギターを浜松の西武デパートに買いに行ったというのが前回までのお話。
たしかに13歳ぐらいだから、1976年か。西武のギターコーナーに燦然とマーティンの建国200年モデル、D-76が飾ってあったのだから、その頃だったんだろう。

すでにギターを持つと不良、という時期は終わっていたと思うし、ギターを弾くか

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「いまはもう、人生を語ろう」#02 洋楽とギターの目覚め

「いまはもう、人生を語ろう」#02 洋楽とギターの目覚め

なぜかトランペットを吹きたくなった、というのが第1回の話だったが、遠因としては浜松まつりという地元のお祭りがあって、そこで「激練り」があり、その時に信号ラッパに憧れたってこともあったと思う。

そしてギター、ポップス系の目覚めも、今こうやって思い返してみると父の死に関係がある。
父が亡くなって母がしばらく実家に戻ったとき、小学生中学年の僕と小学校に入ったばかりの弟もいっしょに母の実家にお世話になっ

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国境を越えたミサイルで2名死亡したことについて世界が震撼したが、国境を越えない戦場ではそのくらいの被害はニュースにならないぐらい当たり前であることを痛感するのだった。

国境を越えたミサイルで2名死亡したことについて世界が震撼したが、国境を越えない戦場ではそのくらいの被害はニュースにならないぐらい当たり前であることを痛感するのだった。

ウクライナ国境を越えたポーランドにミサイルで2名死亡したことについて世界が震撼したが、国境を越えなければ、この程度の被害はニュースにならない。戦場の常識とは、日常では想像できないぐらい悲惨であることを思い起こさせてくれるニュースだった。

もう一つ思うのは、今回のミサイルはウクライナ側の防空システムのミサイルだったようだ。ポーランド、そしてアメリカなどの第三国がウクライナ側の防空システムのミサイル

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「いまはもう、人生を語ろう」#01 音楽以前からポセイドンの目覚め

「いまはもう、人生を語ろう」#01 音楽以前からポセイドンの目覚め

僕の音楽体験は、浜松だけあって幼稚園の年長、一年生、二年生とヤマハ音楽教室にいったことだった。が、この時は音楽にはほとんど興味が持てず、オルガンも買ってもらったのか、家にあったが練習は全くしなかった。当時は野球が大好きで、ヤマハが終わってからは野球ばかりしていた。

音楽に目覚めたのは、父の死に関係がある。父が僕が小学校の4年の時に亡くなり、母が実家にしばらく身を寄せることになった関係で小学校の時

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結局、歌だろ。そして「とにかく音色が全て」

結局、歌だろ。そして「とにかく音色が全て」

複数の楽器を演奏することのメリット(とデメリット)をいくつか書いてきたわけだが、結局は歌に収斂するということが、自分で言ってみて本当に腑に落ちたので再度書いておく。

楽器にはそれぞれ特徴がある。和音が出せるギターやキーボード、またそれぞれ違うボイスを持っている、ギター、トランペット。そして役割も違うものベースやドラムなど。

合奏、バンド、アンサンブルってのはみんなで荷物を持つこと(荷物を持って

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