マガジンのカバー画像

【この作品いいよね!】マンガのすすめ

11
あなたの好きなマンガは何ですか?俺が好きなマンガを紹介・レビューします。 面白いマンガを探している方や、紹介しているマンガに思い入れがある方、お時間があれば、以下のノートを読んで…
運営しているクリエイター

#マンガ

【イエスタデイをうたって】気がついたら何もせずに数か月くらい経ってしまう「先延ばし族」な若者は、今日どう行動するか

【イエスタデイをうたって】気がついたら何もせずに数か月くらい経ってしまう「先延ばし族」な若者は、今日どう行動するか

何かをしようと決心しても、ズルズルと先延ばしにしてはいないだろうか。
特に、告白などの恋愛がらみのことに関して、延期を繰り返してしまうことに身に覚えがあるだろう。
気がついたら数か月、もしかしたら数年経過していた、なんてこともあるかもしれない。

「イエスタデイをうたって」は、そんな先延ばしをしてしまう人々の言動を描いている。
頭や心の中に自分の気持ちを抱えているものの、実際に行動に移すことは難し

もっとみる
人と知り合って世界はカラフルなことに気づく マンガ「左門くんはサモナー」のすすめ

人と知り合って世界はカラフルなことに気づく マンガ「左門くんはサモナー」のすすめ

これは私が地獄に堕ちるまでの物語である!!
出所:左門くんはサモナー1巻(集英社) 沼駿

マンガ「左門くんはサモナー」はこの一文から始まる。
これだけみると、ホラーマンガという印象を抱くかもしれないが、「左門くんはサモナー」は全体的にコメディー調の作品である。毎回悪魔が登場するが、愛嬌のある姿をしているものが多い。

ストーリーの概要天使すぎる少女こと、生粋の「良い人」天使ヶ原桜のクラスにやって

もっとみる
「岡崎に捧ぐ」のように人生を書くということ

「岡崎に捧ぐ」のように人生を書くということ

小説を書くのは難しいと思う。ストーリーやキャラクターを考えなくてはいけないからだ。
面白くて、どこかで見たことないようなストーリーや、読者をひきつけるようなキャラクターを。

俺は随想ばかり書いている。随想を書くというのは、自分の人生を書くということだ。自分が経験したことや思ったことを書く。
たとえば、本を読んで、どう思ったか。どこが面白かったか。どの部分が好きなのか。
あるいは、誰かとどこかに行

もっとみる
「箱根ガラスの森美術館」と「ヒメゴト」の輝き

「箱根ガラスの森美術館」と「ヒメゴト」の輝き

週末の休みに、サラリーマン三年目のミズノは箱根を訪れた。彼は、友人と6人で箱根旅行に来ていた。
新宿から乗車したロマンスカーを箱根湯本駅で降りた後、昼食に湯葉丼とり、お土産屋を散策した。
その後、曲がりくねった山道をレンタカーで走行し、ガラスの森美術館に向かった。 

午後の日を浴びて、ガラスの森美術館は綺麗な光を放っていた。ガラスの粒は光を反射し、赤、青、緑と様々な色を帯びた。

 美術館を散策

もっとみる