宮崎カズヤの作り話

作り話です。 実在の人物、団体、地名とは関係ありません。

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作り話です。 実在の人物、団体、地名とは関係ありません。

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記事一覧

#33 短編ホラー小説「赤ちゃんハンバーグ」

東京には珍味を扱った料理店がいくつもある。 ヘビやワニ、サソリやクモなど、探せばいくらでもある。 私の趣味は古今東西の珍味や美味なるもの探すことだ。 “その店”も…

#32 短編ホラー小説「愛着障害」

ある少年が家族を皆殺しにした。 少年の年齢は6歳。 犯行は深夜2時過ぎに行われた。 父親は酒に酔ってリビングで熟睡中、後ろから少年に包丁で頸動脈を切られ失血死。 3歳…

『光圀伝』のれびゅー。

近況どうもどうも、宮崎です。 お久しぶりです。今日は珍しく短編小説じゃなくて、日々の日記がてらnoteを書いております。 最近はやることも無く、日々粛々と過ごして、暇…

ただ、もともと手紙という文章を題材にしたアニメだったので、たぶんヴァイオレット・エヴァーガーデンの本領は小説にあるんだろうと勝手に思ってるので、早速京アニストアで原作のヴァイオレット・エヴァーガーデンをポチった(笑)

TVアニメ→スペシャル→外伝→劇場版と3日間くらいで一気に「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」を観きった。
お話し自体は面白かったし、泣けるには泣けるが、余りにも『いい話でしょ、泣けるでしょ』という演出が鼻についてそこだけは不服だった。
キャスティングも演技も画も良いのに勿体ない

小説版「リコリス・リコイル」読み終わったので次は10年敬遠してた「光圀伝」読み始めた。
昔読んだ時は『読みにくい…』と感じてたのに、今読んだら『ウヒョ〜〜〜!!面白ぇぇぇっっっ!!』となってずっと読んでる。
年を取るのも悪いことばかりじゃない。

小説版「リコリス・リコイル」読了。
純粋に面白かった。
読者を、喫茶リコリコに居るような感覚、たきなや千束と実際に会っている様な感覚になるような表現を大事にしていて、作家の作品への愛情を感じられる、読者として、リコリス・リコイルのファンとして、大事にしたくなる一冊だった

小説版のリコリス・リコイルが面白すぎる…!

【厭】ショートショート小説『嬲』

きっかけは些細な口喧嘩だった。 もはや理由も思い出せない。 それよりも今は美紀自身が危機を感じ、それどころではなかった。 口喧嘩の最中、美紀の彼氏である優は突然、…

Ω2 短編SFスリラー「人間AI」

原作・江戸川乱歩 人間椅子 稚拙ながら、敬愛する江戸川乱歩に、捧ぐ 「佳子さん、おはようございます。今日もいい天気ですよ」 ホームサポートAIである結(むすび)がロ…

32歳成人男性の休日

今更ぼざろを見てるんだけど、今気づいた。
これアジカンがモデルなのか。
俺の青春が刺激される…。

手首を怪我したのは不本意も不本意だけど、まぁおかげでゆっくり休めたからいいか。

今まで書いたホラー小説、SF小説をマガジンに纏めてみました。
どれも短時間で気軽に読める小説なので、スキマ時間などに楽しんでもらえたら幸いです。

バイクで転んで手首をイワせたので、仕事も休み。
ヒマなので「だが、情熱はある」を5話まで一気見。
面白い。中途半端に実名をボカシてるのは気になるけどそれを差し引いても面白い。
燻って、惨めで、恥ずかしくて、情けない。
それでも進むしか無い。
辛い気持ちになるけど、胸にグっと刺さる

32年生きてきて初めてギプス巻いたわ。

#33 短編ホラー小説「赤ちゃんハンバーグ」

#33 短編ホラー小説「赤ちゃんハンバーグ」

東京には珍味を扱った料理店がいくつもある。
ヘビやワニ、サソリやクモなど、探せばいくらでもある。
私の趣味は古今東西の珍味や美味なるもの探すことだ。
“その店”もご多聞に漏れず、話題の店だった。

動物の赤ちゃん専門の料理店。

その店では、生後数ヶ月の仔豚や仔牛などを調理、提供するのだ。
この類の料理で有名なものだと、バロットと呼ばれる、孵化する直前のタマゴを調理するものもある。
それに似た感覚

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#32 短編ホラー小説「愛着障害」

#32 短編ホラー小説「愛着障害」

ある少年が家族を皆殺しにした。
少年の年齢は6歳。
犯行は深夜2時過ぎに行われた。
父親は酒に酔ってリビングで熟睡中、後ろから少年に包丁で頸動脈を切られ失血死。
3歳年下の妹は母親と床の間で寝ている所、喉を包丁で一突きされ、そのまま死亡。
6歳年下の弟はベビーベッドから引きずり出され、廊下で床に叩きつけられたのが主な死因ではあるが、その後も何度も何度も叩きつけられ、内蔵破裂と複雑骨折を数十か所に負

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『光圀伝』のれびゅー。

『光圀伝』のれびゅー。

近況どうもどうも、宮崎です。
お久しぶりです。今日は珍しく短編小説じゃなくて、日々の日記がてらnoteを書いております。
最近はやることも無く、日々粛々と過ごして、暇な時間は本を読んだり、ゲームしたりしながら過ごしており、これがまぁ気楽なもんでゆったりさせてもらってます。

本は最近まで漫画くらいしかまともに読めなかったのが、ここ一ヶ月くらいで急にスラスラ小説が読めるようになったので、もう10年以

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ただ、もともと手紙という文章を題材にしたアニメだったので、たぶんヴァイオレット・エヴァーガーデンの本領は小説にあるんだろうと勝手に思ってるので、早速京アニストアで原作のヴァイオレット・エヴァーガーデンをポチった(笑)

TVアニメ→スペシャル→外伝→劇場版と3日間くらいで一気に「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」を観きった。
お話し自体は面白かったし、泣けるには泣けるが、余りにも『いい話でしょ、泣けるでしょ』という演出が鼻についてそこだけは不服だった。
キャスティングも演技も画も良いのに勿体ない

小説版「リコリス・リコイル」読み終わったので次は10年敬遠してた「光圀伝」読み始めた。
昔読んだ時は『読みにくい…』と感じてたのに、今読んだら『ウヒョ〜〜〜!!面白ぇぇぇっっっ!!』となってずっと読んでる。
年を取るのも悪いことばかりじゃない。

小説版「リコリス・リコイル」読了。
純粋に面白かった。
読者を、喫茶リコリコに居るような感覚、たきなや千束と実際に会っている様な感覚になるような表現を大事にしていて、作家の作品への愛情を感じられる、読者として、リコリス・リコイルのファンとして、大事にしたくなる一冊だった

小説版のリコリス・リコイルが面白すぎる…!

【厭】ショートショート小説『嬲』

きっかけは些細な口喧嘩だった。
もはや理由も思い出せない。
それよりも今は美紀自身が危機を感じ、それどころではなかった。

口喧嘩の最中、美紀の彼氏である優は突然、隣の部屋へドスドスと足音を立て向い、部屋へ籠もると、激しい音を出し始めたのだ。

優は怒ると物に当たるクセがあった。
それは町中でもそうだ。捨てられた空き缶やゴミ箱、時には電信柱を殴って怪我をする事もあった。

それでも美紀が付き合えて

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Ω2 短編SFスリラー「人間AI」

原作・江戸川乱歩 人間椅子

稚拙ながら、敬愛する江戸川乱歩に、捧ぐ

「佳子さん、おはようございます。今日もいい天気ですよ」
ホームサポートAIである結(むすび)がロボットとは思えない、流暢な言葉で優しく起こしてくれる。

今、世間ではAIによる業務の短縮化、簡略化の波が人々の生活を取り巻いている。
単純な倉庫の仕分け作業、書類の作成やリスト化、そしてそれに伴うセキュリティ。
業務のデジタル化は

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今更ぼざろを見てるんだけど、今気づいた。
これアジカンがモデルなのか。
俺の青春が刺激される…。

手首を怪我したのは不本意も不本意だけど、まぁおかげでゆっくり休めたからいいか。

今まで書いたホラー小説、SF小説をマガジンに纏めてみました。
どれも短時間で気軽に読める小説なので、スキマ時間などに楽しんでもらえたら幸いです。

バイクで転んで手首をイワせたので、仕事も休み。
ヒマなので「だが、情熱はある」を5話まで一気見。
面白い。中途半端に実名をボカシてるのは気になるけどそれを差し引いても面白い。
燻って、惨めで、恥ずかしくて、情けない。
それでも進むしか無い。
辛い気持ちになるけど、胸にグっと刺さる

32年生きてきて初めてギプス巻いたわ。