松井一矢と"献血" ~日本代表選手としての僕の志命~
【鉄人・松井一矢って誰ですか?】
プロフィールNOTEを作成中。
もし良ければ読んでください!
僕の人生が、誰かの役に立つこと。
誰かの未来に繋がることを信じています。
【松井一矢と献血】
なぜ、このタイトルなのか。
僕は17歳の時に初めて献血をして
25歳2ヶ月で累計100回献血を達成。
日本赤十字金色有功章を獲得した。
なぜそんなに献血をしたのか?
そもそも献血とは何だろうか?
そのことについて書こうと思う。
【献血とは】
wikipediaで調べてみると
「輸血や血液製剤製造のために、
無償で血液を提供すること」
と概要として書いてあります。
最近では研究にも使われますね。
昔も、医療が進歩した現代でも
人間の血液は人間しか作れない!
という定義は変わらない常識です。
血液に代わる人工血液の開発は
昔から続けられているそうですが
安全性の確保等が確立されてなく
世の中に出回るのはまだ先のこと。
血液は、人間が提供する血液が
安全であり、使うことができる。
【献血制度の歴史】
血液は人間にしか作れない!
と定義されたのは最近の話で
献血制度が整備される以前は
他の動物の血液が使われていた!
という歴史も存在しています。
羊の血液を使う時代もあった。
羊を選んだ理由は優しそうだから。
輸血された人は他の病気を発症し、
長生きをすることはあまりなかった。
近年、長生きをする人が増えて
平均寿命が伸びている理由には
献血制度の確立も役立ってますね。
【献血 = 無償提供】
献血は、なぜ無償なのでしょうか。
血液を受け取る患者さんは
400mlで数万円単位の金額を
病院に支払ってると聞きました。
でも、提供する側は無償ですね。
どこにそのお金を使っているのか。
献血ルームの維持だけでなく
血液運搬車や、看護師さんも
数多く働いて、提供に至ります。
いわゆる諸経費に使われてますね。
でも、ここで問題提議したいのは
なぜ提供者のみ無償の愛を渡して、
他の従業員は給与があるんだろうか。
ケチ臭い考え方を持っている為に
提供をしない若者も居るはずです。
この謎が解決をされない限りは、
若者の献血離れは進んでいくかも。
【売血の時代】
献血制度が整備された きっかけ。
それは売血による死者の増加が
時代背景にはありました。
現在は無償の愛を届けることや
安全性向上のため、さまざまな
条件をクリアした人でなければ
献血をすることができません。
一昔前、献血という行為ではなく
売血により血液提供がありました。
その時代は高く売りたい!とか、
たくさん売りたい!と欲望があり
不健康な人の血液を提供をしたり
提供をする人が倒れて亡くなったり。
売血行為は人間を死の世界に導く。
健康で明るい毎日の生活とは真逆。
そうした事態を回避するためにも、
献血制度の整備を行った際には、
無償の愛を届けてくれる人限定と
定められた… という歴史があります。
【献血を始めた きっかけ 】
ここまで献血とは何ぞや?という
お話について書かせて頂きました。
ここからは僕と献血の関係を
書き込んでいこうと思います。
僕が献血を始めたのはなぜか?
① 母親が献血をした経験があり
献血バスを見る毎にいつも、
その体験談をしてくれたから
② 献血に興味を持ち始めたのは
僕がイジメを受けていた頃。
社会貢献に興味が湧いていて
自分を必要とする環境・行動が
たまたま献血だと思ったから
③ スゴいね!と言われたかった。
みんなに認めて欲しかったから
④ 献血ルームに足を運んだら
無料で新聞や雑誌が読めて
ジュースやコーヒーが飲めて
カフェ感覚で足を運べるから
⑤ 受付のお姉さんがキレイだったから
… etc いろんな気持ちや感情が
複合的に重なって始めました。
初めての献血は、
高校2年の12月クリスマス。
17歳になったばかりの時に
ミント神戸の献血ルームにて
人生初めての献血を経験した。
【複数回献血】
カフェ感覚で約4ヶ月に1度、
400ml(全血)献血を行って、
高校在学中に累計5回提供。
高卒で社会人になってからも
定期的に継続をしていました。
19歳で累計10回を達成すると
日本酒が美味しく飲めそうな
おちょこ🍶型のグラスを貰い
複数回献血をしていくことで
プレゼントが貰えることを知る。
20歳頃からは全血献血ではなく
成分献血という種類に切り替えて
まず累計100回献血を目指そう!
と思い、継続した支援を始める。
成分献血では"血小板"or"血漿"と
呼ばれる成分だけを採取する。
血液には成分によって保存期間や
有効期間が異なっており、この2つは
特に血液を止血する際に用いられる為
医療現場では特に不足しやすい成分で
且つ、保存期間が短いので需要が高い。
【若者が少ない事件】
何度も献血ルームに足を運ぶと
気が付いた瞬間がありました。
… そういえば、自分と同世代、
特に男子って、会わないなー🤔
ある程度の年齢が年上の方ばかり。
たまに女性は見かけるんだけども
男子の姿はほとんど見かけない。
そのことをネットで調べてみると
現在、10~30代の献血者の人数は
毎年減少中で、危機的状況だそう。
少子高齢化社会が進んでいる中で
この事実は非常事態である!!😣
現在は災害が起きたとしても
血液の確保がまだされており、
病院に行けば治療が受けられる。
しかし、これから先の未来では
そんな常識は非常識となって、
血液が確保できていたんですか!
と驚きの声を上げる未来人が、
存在するようになるかもしれない。
それくらい未来だと人工血液が
すでに製造開始されているかも
しれませんが、安全性の確立に
時間が必要ですから、そうした
少子高齢化社会の進行が早いか、
医療の進歩・発展の方が早いのか。
大切な人を救うことができる献血。
なにかできそうなことがあるなら
まず1歩。共に歩き始めませんか?
※ 僕は献血を定期的にすると共に
骨髄バンクランナーズとして活動中
【日本赤十字社金色有功章】
2019年2月。25歳2ヶ月で
僕は累計100回献血を達成。
日本赤十字社金色有功章を
獲得することができました。
高校2年生で始めた献血は
高卒社会人になっても続け、
約8年の歳月を経て達成した。
2019年11月1日(金)。
僕はその授章式に出席した。
この金色有功章は献血100回か、
大金を寄付された方々だったり
赤十字社の活動に貢献した人に
贈られる。僕は25歳で出席した。
ただ若いだけだと探せば居る。
ただ僕は今年2019年5月4日、
スペインのポンテベドラにて
ITUトライアスロン世界選手権
(ロングディスタンスの部)に
日本代表選手として出場をした。
日本代表選手を1度経験した僕が
献血100回提供し授章できたこと。
この人生経験を広めていくことは
僕の志命であり、献血の普及にも、
少しでも貢献できたら嬉しいですね。
【改善案】
若者の献血減少に終止符を打つには
一体どんなことが考えられるのか?
この記事を読んでくださっている
みんなと共に考えたいテーマです。
そして、みんなで行動しましょう!
コメント、メッセージを待ってます。
僕が考える一番のプランは
献血をする姿 = カッコ良い!
という印象を広めていくこと
が重要なポイントではないか
と着眼しているのですが、
みんなはどうでしょうか?
【最後に】
少しでも献血について、
興味を持ってもらう機会となり、
少しでも理解が深まれば幸いです。
僕はこれからも挑戦を続けます。
アスリートとして自己新記録を
更新するために頑張り続けます。
それと平行して献血も続けます。
できる人が、できることを
できる範囲でやっていこう!
長文にはなりましたが
最後まで読んでくださり
ありがとうございました。
鉄人・松井一矢