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もう一度笑ってみせて

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お笑いや芸人について書いた文章。
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#新しい生活様式

5ヶ月ぶりのハードル

5ヶ月ぶりのハードル

来月の事務所ライブは、予定通り
お客さんを入れてやるらしい。

2月以来だから、実に5ヶ月ぶりだ。

客席を減らして、当日券はなし。
予約するのにも、住所・氏名・電話番号・
メールアドレスの個人情報4点セットが必須。

当日はマスク持参で着用の上、
受付で検温もされる。

……ハードルがものすごい!
大丈夫?期待値、めっちゃ上がらない?

もう全くウケる気がしないんですけど。
舞台に立つの、5ヶ月

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新しい生活様式のコピーを考える

新しい生活様式のコピーを考える

芸人がコピーライターの賞レース
『宣伝会議賞』に挑戦するYouTubeに!

前回に引き続き、事務所の大先輩
エレキコミック今立さんが
ゲスト出演して頂いてます!

ぜひぜひ!観てください!

イマダチ賞を賭けて、
新しい生活様式のコピーを考える。

お笑い好きな方も、コピー好きな方も
なかなか面白いと思います。ぜひぜひ。

そして今立さんのおかげで、
チャンネル登録者数も55名に!
ありがとうご

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通常事態宣言

通常事態宣言

外を歩く人が、明らかに増えたと思う。

緊急事態宣言が解除されて、
あっという間に戻りつつある。

まるで、通常事態宣言だ。

緊急事態宣言と同じで、
法的な効力はないはずなのに。

みんな一斉に動き出す。

日本が第1波を乗り切れたのは
同調圧力のおかげだけど。

第2波に飲み込まれるとしたら
同調圧力のせいかもしれない。

これが新しい日常なんだと、
当たり前のように言われても。

ライブはし

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青春だったのかもしれない

青春だったのかもしれない

終わりなき2週間のループが、
あっけなく前倒しで終わった。

新しい日常が始まる。わかってはいるけど。

2020年5月25日、緊急事態宣言解除。

唾が届くほど近い劇場。
肩を寄せ合う狭い居酒屋。
散歩気分で出かけた旅行。

今思えばあれが僕の青春だったのかもしれない。

もう戻れないあの頃の、懐かしい生活様式。

新しい大喜利様式

新しい大喜利様式

6月の大喜利ライブもリモート開催になった。
今は他の出演者と日程を調整している。

月に1回、カフェに集まって
大喜利をライブ配信するライブ。

月イチで続けてきて、
今年の1月で3年目になった。

2月は、横浜に停泊中のクルーズ船が
ニュースになっていた頃で。

お客さんが来ないかもしれないと怯えつつ、
会場の清潔さを必死にアピールしていた。

3月、ついにお客さんに来てもらうのが
難しくなり、

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劇団四季じゃねえんだから

6月の事務所ライブも中止になった。
まぁそうだろうなとは思ってたけど。

うちの事務所は、毎月第1土曜に
下北沢の劇場でライブをやっている。

3/7は開催中止。4/4は無観客配信。
5/2は緊急事態宣言でまた中止に戻った。

そして6/6。東京の緊急事態宣言解除後、
初のお笑いライブになる可能性もあったけど。

さすがにそのリスクは負えなかったようだ。

新しい生活様式でのお笑いライブは
結局ど

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ありがたい生活様式

ありがたい生活様式

自分のやっているYouTubeに
ある先輩芸人の方がゲストで
出演してくれそう、という話になって。

とてもドキドキしている。

もちろんその方のご都合もあるので
予定がどうなるかわからないけど、
めちゃめちゃ嬉しい……!

やっててよかったなぁ。

ZOOM収録なので、実際に
お会いできないのは残念だけど。

リアルだとなかなかご都合難しい方に、
こうやって出て頂けるのは本当にありがたい。

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我々は劇場でスベれる権利を主張する

我々は劇場でスベれる権利を主張する

ライブに出なくなって、もう3ヶ月になる。
次にライブができるのは、いつになるんだろう。

そもそも自粛前の普段から、
僕はそんなにライブに出てない。

事務所ライブ、主催ライブ、そして単独ライブ。

多くても月に3〜4本だ。

月に40〜50本出る人もいるので、
それに比べたらだいぶ少ないと思う。

だから、こんなことを言うのは
本当におこがましいんだけど。

出なくなって3ヶ月たった今、
めちゃ

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表現上困難な劇場

表現上困難な劇場

劇場が再開する条件は、
出演者がマスクを着けること。

それが、昨日発表された
感染予防ガイドラインだ。

「表現上困難な場合を除き、
 原則としてマスク着用」
「出演者間で十分な間隔をとるように」

……まるで、コントか演劇のようだ。

芸人も劇作家も、早く劇場に戻って
そういうコントや演劇をやりたいと
みんな思ってるはずだ。

お前、俺とだけソーシャルディスタンス
取りすぎじゃない?とか。

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