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Management Progressの旅 | 2021年のマネプロMAP

こんにちは! DeNAでHRビジネスパートナーをしている坪井(@tsubot0905)です。

マネジメントの進化を探求するnote『マネプロ』シリーズ。
この記事は、2021年に発信してきたストーリーのまとめ編です。

HRBP_hrbp_マネジメント_management_コーチング_coaching_坪井③

この記事を含めると25記事 / 11万文字を超える記事になったので、
今回は1年間分の記事をまとめたエピソード1を仕上げてみました!

4年間で100話の連載が完了したときには、
エピソード4まで続くマネプロの全体MAPが完成となる予定!

noteには、過去記事を遡りにくいという弱点があるので、
この全体MAPから見逃した記事の再発見につながれば幸いです。

それぞれの記事をふりかえってのコメントも付けています。
マネプロの総集編としてお楽しみいただけたら嬉しいです。

※全体MAPは年に一度、年末にアップデート※

それでは、2021年のマネプロの全体MAP。
目次はこちらです!

🔵 マネジメントの視点 🔵

マネジメントを探求する冒険の始まり

【 キーワード 】
#マネジメントの進化の探求
#マネプロはシンプル&シンクロ
#マネジメントにライトアンサーなし
#マネジメントのセンスという視点を磨く

マネプロはここから始まりました。

私の自己紹介からスタートし、「シンプル&シンクロ」というマネプロのコンセプト、始めるに至る背景をお伝えしています。

「マネジメントのセンス/視点を探求して届ける」とちょっと背伸びしたことを宣言したりもしております(笑)。

また、ロゴのデザインをしてくれた妻、校正の手伝いをしてくれるライターのりょーやも紹介しています。

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【マネジメントに求められる2機能・4領域とは?

【 キーワード 】
#マネジメントとは
#マネジメントの機能
#マネジメントの4領域

初回がマネプロの導入記事なら、2話目からがマネプロの本題記事です。

1発目の記事ということで、マネジメントとは何かという話から入り、マネジメントには2つの機能と4領域があるという話をしています。

2つの機能とは、未来への予応という「戦略実現機能」と現在への適応という「価値拡大機能」。4領域とは事業・組織・人材・業務のこと。これらについて詳しく解説しています。

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リーダー・マネージャーが知るべき視座と視野とは?

【 キーワード 】
#視座と視野
#経営視点と現場視点
#リーダーとマネージャー

なぜ同じ方向を向き、同じことを経験しながら次第にメンバーの認識にズレが出てくるのか?

このことを
・経営視点と現場視点の視座の違い
・リーダーとマネージャーの視野の違い
という観点から語っています。

マネプロ#2とセットで読むとより理解が深まります。

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🔵 企業理念とMVV 🔵

企業理念を伝えるMVVの意味と価値

【 キーワード 】
#企業理念 #MVV
#ミッション #ビジョン #バリュー
#価値・変化・強みのあり方

個人の性格の話や面接の話をたとえに使いながら、企業理念について書き始めました。(MVVの各項目についての詳しい説明はマネプロ#5以降)

ミッション・ビジョン・バリューのあり方。
いわゆるMVVの価値
に迫る内容です。ちょっと哲学的なお話。

事例として、企業理念の浸透に5000時間と1億円をかけていたSansan社を紹介しています。

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スターバックスの魅力をつくるミッションの特徴

【 キーワード 】
#ミッションとは生き様
#ミッションは「PS」で夢中になる

ミッションの持つ意味は、使命や存在意義を示すこと。

経営や事業が長期的に一貫性を保つ際の拠り所となり、企業としてブレない価値提供の追求につながります。

そして、良いミッションにはPS(揺るがない目的とイメージしやすいシンボル)が込められており、人を夢中にさせる。そんな話をしています。

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無印良品から学ぶビジョンを使ったリーダーシップ

【 キーワード 】
#ビジョンとは理想の世界観
#ビジョンは「ON」であれ
#ビジョンは未来の架け橋

ビジョンとは何か?
リーダーはどう向き合っていくべきか?
ミッションとの関係性は?

などについて、無印良品の事例を参考にしながら探求しています。何も述べていないのに等しいビジョンに使われがちな言葉なんかも書いてあります。

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ディズニーが最も大切にしているバリューから学べる2つのこと

【 キーワード 】
#バリューとは強みの道標
#バリューは「CG」を言語化する
#バリューに共感はいらない?

ディズニー社がもっとも大事にしている価値観は、意外にも「すばらしいショー」などではありません。

もっと重要な、優先度の高い価値観があるのです。

企業がブレずに判断し、行動していく際のよりどころ、バリュー

バリューはどうあるべきか?
どのように浸透させれば良いのか?
バリューに共感は必要か?

これらについて探求しています。

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🔵 戦略と組織 🔵

よく使われがちな「戦略」ってなんだ? 

【 キーワード 】
#戦略とは「勝つための方程式」
#戦略の足し算・引き算・かけ算

わかりやすく言えば、
戦略とは「勝つための方程式」である。

戦略は、加減乗除で構成されている。

ということを示し、俺の株式会社、GE、Twitter、吉野家などいつもより豊富な事例から戦略について探究しています。

「戦略」は企業理念を上位概念とし、マネジメント4領域(事業・組織・人材・業務)につなげる立ち位置にあり、マネプロのストーリーでは上位の概念から順番に記事化しています。

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戦略論の歴史から学ぶ、戦略と組織の関係性

【 キーワード 】
#組織は戦略に従う #戦略は組織に従う
#ポジショニング #ケイパビリティ

20世紀、21世紀の戦略理論の流れを代表的な本を紹介することでまとめてみました。

さらに、組織と戦略についての歴史的な議論を踏まえ、結局「組織は戦略に従う」のか「戦略は組織に従うのか」ということについて持論を述べています。

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戦略の実現に貢献する組織開発を考える

【 キーワード 】
#組織の整合性 #ナドラー・タッシュマンモデル
#組織開発とは #風呂敷 #“間”の開発

組織を俯瞰して課題と打ち手を考える際にかなり参考になるフレームワークとして、ナドラー・タッシュマンモデルを紹介しています。

このモデル、企業活動のインプット・スループット・アウトプットそれぞれを細かい要素に分け、それらすべての関係性や流れを一目瞭然でみられるようにしてあるんです。便利!

組織開発とは何かという話にも触れています。

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🔵 戦略と3C 🔵

世界で8兆円越え!モバイルゲーム市場の事例から読み解き、市場に向き合う視点を持つ

【 キーワード 】
#エンタメ市場 #モバイルゲーム市場 
#市場という波 #市場は経済性と社会性を問う

顧客や競合について詳しく述べるのは難しいですが、市場に関してはリアルなことが書ける!と思い切ってモバイルゲーム市場について語ってみました。

後半で市場とは何か、企業が市場に求められていることは何かといった話もしています。

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顧客満足とは?顧客のニーズとウォンツに向き合う方法

【 キーワード 】
#顧客満足 
#ニーズとウォンツとデマンド 
#AIDMA・AISAS・DECAX
#バリュープロポジションキャンパス

顧客満足の実現のため、顧客の欲求と行動を理解することは昔からさまざまな企業が求めてきたことでした。

結果、より細かく顧客の状態を理解するため生まれた言葉が、上のグレーの枠の中にある言葉たちです。

難しい言葉のようですが、ふだん私たちが消費者として思うこと・することに名前をつけただけです。

この記事を読んで活かすことができれば、あなたのサービスはより顧客の心に近づけるはず!?

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顧客視点からマーケティングを考える、SNS時代に求められる新たな4C

【 キーワード 】
#マーケティングとは
#STP理論 #4Pと4C 
#私の考える新4C #ストーリーアウト

#12に引き続き、テーマは「顧客に向き合う」

特にマーケティングに焦点を当てた話になっています。マーケティング入門としてちょうど良い内容ではないでしょうか。

最後に私の持論として新4Cを提案しております。これからのマーケティングではこういう視点が必要になるよね、というのをCから始まる単語でどうにかまとめた感じです笑。

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戦略キャンパスで差別化を図る!シルク・ドゥ・ソレイユから学ぶ競争と共創

【 キーワード 】
#ブルーオーシャン戦略 #戦略キャンパス
#シルク・ド・ソレイユの差別化 
#競合がいることのメリット

企業は、顧客から選ばれるため、顧客の選択肢となる競合についても向き合う必要があります。

競合をいかに分析するか?

戦略キャンパスを用いれば、自社と競合の「提供価値」を比較して、共通の視点を持つことができます。例としてシルク・ド・ソレイユに戦略キャンパスを当てはめ考察してみました。

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狩野モデルを使って「価値」の正体を因数分解、競合と差をつける品質とは?

【 キーワード 】
#「価値」の正体 #5つの品質価値 
#狩野モデル #CSとCD

一言で「価値」といっても
かなり違いがありそうじゃないか。

という疑問に対する処方箋が狩野モデル。このモデルでは、”当たり前品質””魅力的品質”といった言葉を使って品質を5分類しております。

第15回のマネプロでは、狩野モデルにおける品質を事例とともに一つずつ見ていきます。

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コア・コンピタンス経営-自社の強みを活かして未来の成功をたぐり寄せる

【 キーワード 】
#選択と集中 #コア・コンピタンス経営の3条件 
#持続的競争優位 #アンゾフの成長マトリックス

良い戦略とは、すぐれた選択と集中のこと。
何かを選択するには、重要な目的がはっきりしていなくてはなりません。

また、今持っている資源をどう分配するのかを考える際、忘れてはならないのは経営資源を育てるという視点です。

いかに持続的な競争優位(コア・コンピタンス)を築き上げるか。

何がコア・コンピタンスを生み出すのか。

これらについて語っています。

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3Cを素材にSWOTで地図を描き、TOWSをコンパスとして戦略を導き出す

【 キーワード 】
#3CとSWOTとTOWSの関係
#戦略の地図とコンパス
#戦略はサイエンスとアート

ここまで5回にわたって丁寧に見てきた3CをSWOTと連結させると、戦略を立てる土台となる視点が獲得できる。

さらにTOWS分析を行うことで、具体的にとるべき戦略も見えてくる。そんな話です。

最後の方で、ちょっと脱線気味ですが、戦略はサイエンスとアートの両輪であるという話を盛り込んであります。

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🔵 戦略と戦術 🔵

日本代表チームの変革。歴史的勝利に導いた名コーチから戦術論を学ぶ!

【 キーワード 】
#戦略と戦術の違い 
#戦略を戦術に落とし込む4原則 
#戦術に求められる2つのP

戦略は、What to win(何で勝つか)。戦術は、How to win(どう勝つか)。どちらも重要であるという話から入ります。

そして、優れた戦略と戦術の例として、ほとんど勝ったことがなかったラグビー日本代表を強豪国にまで導いた名コーチのエディー・ジョーンズの話を紹介。

最後に、再び理論的な話に戻り、戦術の4原則、押さえるべき2つのPとは何かの話をしています。

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ビジネスモデルキャンバスで事業の作り方と届け方を再考する視点

【 キーワード 】
#ビジネスモデルの4つの視点
#ビジネスモデルの9つの要素
#ビジネスモデルの変化と変革

ビジネスモデルとは、どのように価値を創造し顧客に届けるかを論述的に記述したもの。

その記述の仕方や要素の分類には様々ありますが、この回では4つに分けて考える視点と9つの要素に分解して考える視点を紹介しています。

ビジネスモデルキャンバスをどう使うかについては、再びシルク・ド・ソレイユを例に書いています。

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Amazonの11.6秒が物語る驚異の戦術、業務のマネジメントで使えるフレームワーク

【 キーワード 】
#Amazonの理念と戦略 
#Amazonの14個の行動規範
#業務マネジメントの考え方 
#スコアカードとSCN

Amazonの事例を引き合いにし、2つのフレームワークを紹介しながら、戦略を業務に落とし込んでいく戦術について伝えています。

「地球上で最も顧客を大切にする」「11.6秒ごとに改善する顧客体験」などAmazonについての知識あれこれが満載の回でもあります。

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強い組織にアップデートする!組織マネジメントに役立つ4つの視点

【 キーワード 】
#組織マネジメントの4S 
#戦略と組織マネジメントの連動
#組織のハード面とソフト面 
#組織のOSとアプリケーション

「どのような組織を作るか」によって、人の生み出す価値は良くも悪くも変動する可能性を秘めています。

組織をどのような視点から分析し、変革していけば良いのか?

これが組織マネジメントの課題です。

構造・職務・制度・文化の4つの視点から組織を見つめてみる際に使える回となっています。

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【心を持つ経営資源で戦略を実現する!人材マネジメントの4Aとは?】

【 キーワード 】
#人材マネジメントの4A
#戦略と人材マネジメントの連動
#勝つための布陣形成
#勝つための人材強化

人材のマネジメントを4Aの観点から考えるという内容です。

4Aとは、人材の獲得(Acquisition)・配置(Allocation)・戦力化(Acceleration)・活性化(Activation)のこと。

人の価値観や働き方の変化が激しい世の中において、組織は「人材」という心を持つ経営資源を、いかに戦略の実現にむけてマネジメントできるのか。

このテーマについて考えるヒントになるかと思います。

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チームに「対話と挑戦」の文化を作るOKRのエッセンスを探究する!

【 キーワード 】
#OKRのエッセンス
#MBOとOKRの違い
#OKR3つの罠 
#OKRを成功させる3つの秘訣

OKRを推奨するのではなく、そのエッセンスを読み解き、効果を取り入れるためのヒントとしてもらいたく書いた記事です。

タイトルにもあるとおりですが、OKR的な目標設定や計画の進め方は「対話と挑戦」の文化を作る基盤となります。

3つの罠を避け、3つの秘訣を押さえて、チームを活性化させましょう。

HRBP_hrbp_マネジメント_management_コーチング_coaching_坪井③


スピード重視の経営! 最近注目のOODAを戦術に活かした実践事例

【 キーワード 】
#OODAのエッセンス
#PDCAとOODAの違い
#OODAの実践事例
#OODAの仕組み化

現代の変化が激しく、先が読めない状況のなか、スピードを重視した現場の動きが求められるようになりました。

そんな中、理論の発表からはしばらく経って注目を集めているのがOODAループ。

その活用に適したタイミングとはいつか、具体的にどう運用するかなどDeNAのチームで実践していた事例を示しながら紹介しています。

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2021年12月21日時点

2021年のテーマ「始」の1つが
マネプロのnoteをやることでした。

数字から振り返ってみましたが、
年始には想像もつかなかった結果です。

まず、小学生の時には作文用紙400文字を
書くことすらも苦手だった自分が1年間で
11万文字も書けたのは驚きしかありません。

でも、「好きこそものの上手なれ」
書きたいことがあれば出来るんだなーと。

なんだか自分の中にあった限界の壁を、
自然と越えられたような清々しい気分です。


みなさんの反応も励みになりました。

マネプロを見た!と声をかけてもらい
昔のつながりが復活、新たなつながりも増え
コーチングや副業の相談もいただきました。

おかげさまで、私がエネルギーをもらえて
1年間の発信を続けられてきたとも思います。

やらねば…というプレッシャーを感じつつも
大人になってからの自由研究は面白いっ!!
マネジメントの探求を味わえた1年間でした。


来年は戦略のマネジメントをテーマにせず
『人』のマネジメントについてを書きます。

今年よりも多くの人にとって読みやすく
実践がしやすいテーマや内容を扱います。

相手や組織の前にまずは自己基盤を整える。
Lead the SelfからのLead the Peopleへ。

マネプロのエピソード2もお楽しみに!!!

2021年 エピソード1 完結

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