久高 諒也(Kudaka Ryoya)|対話で情熱を引き出すライター

沖縄→富山。富大向かい面白ベースの運営者。対話によって自分の人生を愛せる人を増やす。ラ…

久高 諒也(Kudaka Ryoya)|対話で情熱を引き出すライター

沖縄→富山。富大向かい面白ベースの運営者。対話によって自分の人生を愛せる人を増やす。ライターとして東京の経営者・プロコーチ・上場企業の役員などをクライアントに抱える。これまで400本以上執筆。

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あなたの経験は「ふつう」ではないから、早いとこ書き残してくれ!

経験したことは、早いうちに文章にした方がいい。 記憶に定着し、話せることが増え、複利効果を発揮する。 引退してから自分の人生をその道の一流に書いてもらおうとか、自分で書き残そうなどと考えているなら、立ち止まってこう問いかけた方がいい。 「あまりに先送りしすぎではないか?」 僕に言えるのは、今すぐにでも、書くのが大好きな学生にバイト代を払ってでも、取材・執筆をしてもらう方がずっといいということだ。 【「ふつうの20代を送った」ですって?】鮮度の高い経験は、時間やお金を

    • 寝る前に急に泣いちゃう人がいつの間にか前向きになっていた声かけ

      ✅寝る前にイヤな記憶がよみがえって苦しくなる。 ✅内省を始めようとするとすぐ苦しくなる。 ✅何も感じられないようになれたら、と思うこともある。 ✅他人の嫌なところがたくさん目につく。 ✅それが自分にもあって落ち込んだり、嫌なところばかり見る自分が嫌になったりする。 いかがでしょうか? 共感する人もいれば、全く理解できない人もいるでしょう。 僕は仕事上、こういった思考や感情に悩まされる学生と関わることがちょこちょこあります。 そのとき、特に意識していることがあって、その結

      • ゴキブリを押し付けあうゲームで必ず起こる弱いものいじめ

        ゴキブリポーカーというボードゲームがあります。 これがシンプルだけど戦略性があってすごく面白い。 周りで流行っていて、もう20回くらいはプレイしています。 なんですが、このゲームって構造上かならず全員で一番弱い人をいじめる現象が起きちゃうんですよね。 なぜそうなるか。 かんたんに理由を説明すると、1人が負けたらゲーム終了(他全員が勝利)で、負けに近づくにつれ打てる手が限られてくるからです。 負けるほどに1ターンごとの負け率が上がるものの、誰か1人でも負ければ勝利で

        • 自分を振り回す思考や感情から解放されるために必要だったこと

          「お前が生まれてこなければな」 どんな状況で、どんな表情で父がこの一言を放ったかを、もう12年も前のことだけれど、今も鮮明に覚えています。 小学6年生のときにくらったこの一言に、何年も苦しまされました。 でも、だからこそ言葉の力がわかります。 僕は今、10代の学生から70代の経営者まで幅広い方の言語化に寄り添うのが仕事です。19歳の時から初めて、5年目です。 この仕事での僕の役割は何か。 クライアントの方が仕事や家族の中での役割から離れて、1人の人間として自分の人

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          休学を4年やってみて感じたメリット・デメリット

          富山大学に入学して、半年後から2年の休学。 半年だけ復学して、再び2年休学。 というのが今のところ僕の大学生活です。 休学は連続で最大2年、合計でも4年までしかできないので、もう休学カードを使い切ってしまいました。 そんな僕の周りには積極的な理由(留学や起業、インターン、旅など)で休学している人も多く、いろんなパターンの休学のあり方を見てきました。 というわけで、休学のメリット・デメリット、する上でのハードルとその乗り越え方について書いてみようと思います。 <メリッ

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          暗闇を抜けてヒリヒリにダイブしたら、盛大に誕生日を祝ってもらえた話

          先日(7月11日)、24歳の誕生日を迎えました。 その前後で数十名の方から誕生日プレゼントをいただいたのですが、おそらく人生でも最も多くの方に祝ってもらえた誕生日だったと思います。 この1年は、なかなかに大きな決断をして、身銭を切って暗闇に飛び込み模索するような期間だったので、とても救われる思いでした。 どんな1年だったかというと。 1年前の誕生日から、コミュニティ施設の運営を開始したんです。 <あえて再び暗闇へダイブ>この1年の話に入る前に、前座を少し。 3年前

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          嫌いな人は受け入れられない自分の投影かもしれない

          付き合っていくのがしんどいな。 と思う知人がいる。一緒にいるとしんどくて、ドッと疲れる。 どうしてこんなに彼を拒絶してしまうのだろう。 何が嫌なのか。 思っていることを全部ぶつけるならなんと言ってしまいたいのか。 これらを考えると、自分の中で受け入れられない自分があることに気がつく。抑圧している自分の投影として、嫌いな人を作り出している。 その証拠に、自分が嫌いなその人を大好きな人たちもいる。なんとも思わない人もいる。 他の人が持っているあらゆる要素は、自分の中

          嫌いな人は受け入れられない自分の投影かもしれない

          【富山市の学生必見!】大学外で可能性広がるコミュニティ施設6つ紹介

          富山大学への入学を機に、2019年に沖縄から富山市に来て6年目になります。 この6年間、富山市(富山大学外)には立て続けに若者や学生の居場所、起業やチャレンジを応援する施設がオープンしました。 僕はそのほとんどの施設を立ち上げ期から知っており、運営スタッフも知り合いで、会員になったこともあり、いずれの施設も5回〜数百回は訪れたことがあります。 また僕自身がそういうコミュニティ施設(面白ベース)を作り、運営しています。 ですので、あくまで僕の見解あるいは感想ではあります

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          誘惑とキョリを調整する自由が失われつつある??

          「エントウシ、エントウシ」のリズムが頭に残るテレビCMがある。 塩分・糖分・脂肪分の頭文字をとって、「塩・糖・脂」というわけ。 人を惹きつけて止まないエントウシは、もちろん体にあまりよろしくないもので、現代人はそれをいかに節制するかが関心ごとのひとつだったりします。 健康を思えば食べ過ぎるのを控えたい食べ物や飲み物。それと、健康のために食べたいものや飲み物。ありますよね。 では、もしもそれらがすべてそろった巨大なバイキングレストランで毎日毎食を消費することになったとし

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          「noteでどう稼いだの?」への回答を書きます(おそらく期待と違う内容です)

          noteで稼げるようになるにはどうしたらいいか? noteで大量のファンを獲得するには? そのためのとっておきの秘訣教えます。 普段は2万円で提供している内容ですが、書籍化に伴いキャンペーンとして8000円で提供します。 こういう売り出し方の有料noteをよく見かける。これがnoteで一番売れる有料記事のテーマなんだろうと想像できる(勝手な推測)。 僕自身noteで20万円くらいは得ているから、「noteでどうやって稼ぐんですか?」と聞かれることもある。 なので、

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          噂をひとつ隠したいなら、噂の森を作ればいい

          木を隠すなら森の中。 噂をひとつ隠したいなら、噂の森を作ればいい。 芸能ニュースなんか、というかテレビのバラエティ番組なんか一体なんのために存在しているのか。どうしてあんなにお金が動くのか。 と思っていたけど、国民的な人気者が多いほど彼らのスキャンダルや悲劇、栄誉ある成果は大勢の注意を引きつけてくれる。それこそが価値なんじゃないか。 マジシャンがそうするように、注意を左手に引き付けている間に右手で仕掛けを施すことができる。 次々と刺激的なニュースが目の前に現れれば、

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          寂しげな表情で「お金って大事なのかな」とあの子が聞いてきた本当の意味。

          微妙な天気の下、ふたりゆったりとした足取りで散歩をしていた時のこと。 寂しそうな表情で、友人に尋ねられた。 「お金って、そんなに大事なのかな」 これが哲学的な問いだ、と思った人は説教を垂れる前に立ち止まった方がいい、と僕は心の中で勝手に、どこかの他人に密かに忠告する。 ぜひとも胸に刻んでおいていただきたい。 この問いに対して、「お金がないとどうなる」とか、「お金は手段であって目的ではない」とか、いずれにせよ質問を額縁通り受け取った時点で会話のキャッチボールには失敗し

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          花粉症がない世界を想像させたら、相手の見ている世界がわかる

          春の訪れを素直に喜べないのは、 花粉に悩まされる季節でもあるから。 そんな人は多いのではないでしょうか? ずーっと鼻がむずむずして、目がかゆくて、なににも集中できない。ティッシュ箱が次々なくなっていく…。 スギ花粉がひどい時期は年間100日ほどなので毎年ざっと22兆円の損失とすると、これは日本企業の売上高ランキングで2位に入る額です。 毎年恒例で仕方ないことのように扱われていますが、冷静に考えたら驚くべき事態です。 さらに恐ろしいのは、花粉症の発生源であるスギは人工

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          笑顔で90歳を迎える秘訣は「おかげさま」の精神?

          120歳くらいまでなら、まあ余裕で元気だろうな。 これを読んでいる20代、30代の方でそう思っている方はいらっしゃるでしょうか? 先日、東京でIT系の会社を経営するお孫さんのご紹介で、富山県南砺市に住む90歳のおばあちゃんを取材してきました。 彼女が僕くらいの年齢だった頃は、日本の平均寿命は女性で60歳をやっと超えたところ。まず間違いなく90歳まで生きるなんて思ってもいなかったことでしょう。 また、その頃(1950年)の日本人の年収水準はなんと12万円ほどですから、今

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          夢を聞かれても、今できそうなことしか浮かんでこない問題

          日本の17〜19歳の若者への調査。 「自分の国の将来は良くなる」9.6%。 「将来の夢がある」60.1% 「自分で国や社会を変えられると思う」18.3% いずも世界的に見て圧倒的に低い結果です。 この結果と想像を交えて 典型的な日本の若者のメンタリティを描写してみると 上の世代や権力者が日本をダメにしてて、このままもっと悪くなる。それはもう自分たちの手には負えない。とにかく良い子でいて、なんとか生きていければ有難いと思おう。 みたいな感じだと思います。 このメンタ

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          第一印象至上主義の時代にセカンドインプレッSHOW!を

          何百種類も同じジャンルの商品が並ぶ棚。 ひとつひとつ検討するのは面倒なので、まずはパッと見た印象で直感的に、一気に数種類にしぼる。 ちょっと使ってみて、合わないなと思ったらすぐに別のを試してみる。 選択肢があまりに多い場合、合理的な行動は上記のようなものになるはず。 それは、洗剤やお菓子だけの話なのではなく、あらゆる娯楽や、マッチングアプリを使った恋愛や就職も同じではないでしょうか。 あらゆるものが市場化された社会では、第一印象で選択肢をグッと絞ることがまず必要。

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