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旅する百姓 カズキ
2020年5月28日 17:03
街が苦手だ。高層ビル群に囲まれていると気分が悪くなるくらいには。だから休みになると車を走らせ、海や山へ向かう。そして同じ道をたどり帰ってくる。街が遠くに見えた瞬間、自然の中に帰りたくなる。ふと、市街地の奥に、山が神々しく立っているのが見えた。「なんだ、近くにあるんじゃん」普段はビルに囲まれ見えない峰々は、市街地から離れてみるとよく見えるものだった。ものごとから一歩引
2020年5月21日 12:53
買い物がてらにサイクリングをよくする。最小限の力で最大のパワーを生み出す。自分の力でこれだけのスピードを出せているという事実がたまらない。自転車というものは人力の限界を突破してくれる気がする。そして、周りを見渡しながら走る余裕がある程度のスピード。1度通りすぎてしまっても頭に引っかかるものがあればすぐに引き返すことができるフットワークの軽さ。手軽に乗って、気づけば遠くまで。
2020年5月11日 07:44
私は自分と異なる見識をもつ人の話を聞いて議論するのが好きだ。しかし親からは「お前は自分の考えを持ちすぎる」とよく言われる。当の私は、相手の立場を理解し受け入れることを前提に議論をしているつもりであった。それでも対話をする人から見れば、私は自分の考えを押し付けるような話し方になっていたようだ。確かに振り返ると、自分の考えがいかに正しいか分かってもらうように努めている言葉の選択だったよ
2020年5月8日 17:05
窮屈で、退屈だ。最近そう感じている。弊社はいい会社だ、数年後には私も自分の店舗を持てるだろう。しかし、今それ以上にやりたいことができた。正確には、ずっとやりたかったことが形になった、というのか。いつか、「暇が鬱をつくる」という言葉をどこかで聞いた。本当にその通りだ。人は暇なとき、あることないこと、余計なことまで考えてしまう。しかしネガティブなことではなく、ポジティブ