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「家族介護者支援note」ガイド。

 突然ですみませんが、このnoteを始めて4年目になるのですが、「名称」が決まっていなかったので、これから「家族介護者支援note」と名付けることにしました。

 もちろん「名称」そのものが重要ではないかもしれませんが、呼び方が決まっていると便利かもしれないと考えました。

 よろしくお願いいたします。


このnoteについて

 このnoteでは、基本的には、家族介護者の方が少しでも楽になるような情報をお伝えしようと思って始めました。

 そのためには、主に家族介護者の方の心理の理解を促すことも必要だと考え、支援者や社会に向けて、そのためにも記事を書いています。

 また、さらに広く介護に関しても、さまざまなことをお伝えすることが、結果として、家族介護者への理解、支援につながるのではないか、とも思っています。

 ただ、このnoteを始めて、4年目に入っていますが、さまざまな方に読んでいただけるようになりました。

 ありがとうございます。

 いつもこのnoteを読んでくださっている方は、ご存知のことばかりかもしれませんが、初めてこのnoteを見つけてもらった方や、まだよく分からないと思われている方々に対して、今回は、このnoteのガイドを書きたいと思っています。

○自己紹介
○家族介護者の方へ。
○介護の専門家。支援者の方へ。
○まだ介護に関わってないけれど、不安な方へ。
○介護のことはよく分からないけれど、興味がある方へ。

 それぞれの方々に、おすすめできるこのnoteの使い方を、お伝えしたいと思います。もちろんこうしたおすすめとは関係なく、全部で400本以上の記事があると思いますので、ご自身の興味で読んでもらえたら、ありがたく思います。

自己紹介

 このnoteを初めて読んでくださっている方にとっては、この文章を書いている人間か誰だかわからないと思いますので、自己紹介を少しさせていただきます。

 私は、もともと家族介護者でした。介護を始め、仕事をやめざるを得なくなり、介護に専念する時間の中で、介護者にこそ、個別で心理的な支援が必要だと思うようになりました。そして、臨床心理士という仕事を知り、介護をしながら勉強を始め、学校に通って、資格を取得しました。

 そして、細々とながら、家族介護者の心理的支援をするための「介護者相談」の仕事を始めることができました。その仕事と並行して、介護者の心理などの理解を広めるために、話をする機会があれば、伝えるようにしてきました。

 そうした仕事を始めて、今年で、丸10年が経とうとしています。

 このマガジンでは、そうした経緯をやや詳しく書いています。よろしかったら、読んでいただければ、ありがたく思います。

家族介護者の方へ

 本当に介護で大変な方は、こうした記事を読むような気持ちの余裕はないかもしれませんが、今回、このnoteを書き始めた大きな目的の一つが、家族介護者の方の負担感や負担が少しでも減るような情報を伝えられないか、ということでした。

 最初に、介護が始まってから、その時々で大変さは変わると思われますので、もし、よろしければ、この「家族介護者の方へ」のマガジンの中から、ご自分の介護段階に当てはまりそうな記事を読んでいただければ、もしかしたら、介護負担や負担感の軽減に少しでもお役に立つかもしれません。


 さらに、この「介護の大変さを、少しでもやわらげる」マガジンでは、文字通り、なるべく時間をかけずに、大変さをやわらげる方法を紹介したいと思い、記事を書いています。現時点では約30種類の方法になりました。ご自分に合うやり方を見つけてもらえたら、うれしく思います。


 読者の方からの提案で始めたのが「note介護相談」です。個人的な介護に関する相談のため、有料noteにすることで、セミクローズの形をとっています。現在も、1つの記事を500円で購入することができます。質問は無料で読めますので、ご興味がある方は、読んでいただき、ご自身の相談を新たにすることは、今も可能です。よろしくお願いいたします。

 介護相談に対して、どのような答えなのかを検討したい方は、この「介護に関するリクエスト」を読んでいただけると、概要はご理解いただけるかと思います。

 
 さらには、大変な毎日ではなかなか余裕がないとは思うのですが、場合によっては、情報を知ることによって、気持ちが楽になる可能性もあります。この「介護books」で紹介した本の中で、興味がある書籍がある場合には、読んで、新たに知ることで、介護負担感をやわらげることができるかもしれません。


介護の専門家、支援者の方へ

 要介護者の方や、家族介護者と関わることが多いと思われる介護の専門家にこそ、家族介護者の心理の理解をしていただきたいと思っています。

 もちろん、ご理解されている方もいらっしゃると思うのですが、「家族介護者の気持ち」は、再確認する意味でも読んでいただきたい記事です。

 
 同時に、介護の現場でよく発せられたり、使われたりする言葉に関して、やはり再考してもらいたいと思うことも少なくなく、それについては「介護の言葉」を読んでいただければ、と考えています。

 
 この「家族介護者の支援について、改めて考える」↓では、自分が家族介護者の心理的支援に細々とながら関わり出して、約10年経っても「なぜ家族介護者支援が社会に広まらないのか?」といったことを再考するために、この記事を書いています。介護の専門家や支援者の方にこそ読んでいただきたいと考えています。

 
 さらに、この「介護について、思ったこと」も、その時々、ニュースなどで接した、介護に関して、思ったことを書いています。私の思考や視野には限界がありますので、介護の専門家や支援者の方にも、できたら、さらに考えていただきたく、やはり、読んでもらえたらと思っています。


 そして、もしできたら、私がずっと使っている言葉が表す「通い介護」という実態に対しての少しでも理解していただくために、ごく個人的な経験ですが、母が入院する病院に毎日のように「通い介護」をしていた記録を「介護時間の光景」として書いています。
 この記事の後半は、今の自分のことなので、もしかしたら必要ないのかもしれませんが、この「通い介護」の日々と無関係ではないので、書くことにしました。


 さらに付け加えれば、「介護books」のなかで、ご自分でも興味を持てる書籍を発見していただければ、ありがたい気持ちになれるような気がします。よろしくお願いします。


まだ介護に関わっていないけれど、不安な方

 今、現在は介護には関わっていないけれど、家族のことを考えると、将来的には介護をすることになるのではないか。そんなことを思いながらも、日々忙しく、なかなか改めて介護のことを知ったり、備えたりすることは、やはり難しいことだと想像します。

 私もそうでしたが、いざ介護が始まらないと、なるべくなら考えたくないのが、「介護」ではないかとも思っています。

 ただ、それでもどこかで不安があるとすれば、それは、少しでも、介護に関して知っておくことが、その不安を弱めることになるかもしれません。

 その具体的な方法を書いたのが「介護に備える」です。ここには金銭的なことには触れていませんが、それ以外の重要なことは書くことができたとも思っています。もちろん、これで完全ではありませんので、備える最初の一歩として活用していただければ、幸いです。


 さらには、書籍を読むことも、様々なことを知ることによって、不安が弱くなる可能性があります。ここで紹介させてもらった作品は、必ずしも介護に直接関係がなさそうな本もあります。その中で、ご自分の興味によって、1冊でも読んでもらえたら、と思っています。


 普段、ニュースなどで取り上げられるような話題について書いた記事ですので、もしかしたら興味を持ちやすいと考えられるのが、この「介護について、思ったこと」のシリーズです。まだ正解のないことに関して触れていますので、できたら、考えていただければ、介護に関しての知識も、同時に深まっていくのではと思います。

 
 そして、将来、介護に関わることになったとき、どんな思いになるのか。そんな家族介護者の気持ちに対して、少しでも知っておくことで、気持ちの準備ができ、もしかしたら不安も弱くなる可能性があります。よろしかったら、「家族介護者の気持ち」で、興味がひかれる記事だけでも読んでいただければ、と思っています。


介護のことはまだよく知らないけれど、介護に興味がある方

 もし、よろしかったら、ご自分の興味のある書籍を、この「介護books」から見つけていただけると、うれしく思います。介護と直接関係のなさそうな本も、紹介していますので、抵抗感も少ないかもしれません。

 さらには、介護に関する時事的な話題に少しでも興味があれば、この「介護について、思ったこと」に書かれていることにも、関心を持ってもらえるように思います。

 それに加えて、この『「40歳を超えてから、大学院に通う」ということ』は、このnoteでは、少しカラーが違う記事になるかと思います。

 私自身が、臨床心理士になろうとして、そのためには大学院を修了するのが条件と知り、介護を続けながらも、40歳を超えてから勉強を始めて、入学し、学んだ時の記録です。毎日のように、いろいろと悩んでいたようで、マメに記録していたおかげで、思ったよりも長い記事になることが多くなりました。よろしければ、1つの記事だけでも読んでもらえたら、と思っています。


 以上で、今回の、この「家族介護者支援note」のガイドになりますが、もちろん、どの記事から読み始めていただいても構いません。もし、不明点や疑問点や、ご要望などがございましたら、お手数ですが、コメント欄などでお伝えいただければ、とてもありがたく思います。

 よろしくお願いいたします。

                      臨床心理士/公認心理師
                             越智 誠





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 この記事を読んでくださり、ありがとうございました。もし、お役に立ったり、面白いと感じたりしたとき、よろしかったら、無理のない範囲でサポートをしていただければ、と思っています。この『家族介護者支援note』を書き続けるための力になります。  よろしくお願いいたします。