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#日記
2022年2月24日
少し遅めのお昼休み。ドトールでいつものレタスドッグとコーヒーを頼んで、パーテーションで区切られた席について、Twitterのアプリを開いたら、戦争がはじまっていた。
横断歩道の信号が赤く点滅して青に変わる。また赤に変わる。松屋に吸い込まれていくサラリーマン。ウーバーイーツ。赤信号でスマホに目を落とし、青になって少し来てから歩き出すヒール。マスクとコートと陽の光。交通量調査。窓から見えるものは全然
オランダのレンタサイクル屋さんでシリア人の青年に会った
結婚前に夫とヨーロッパを旅行したときの話。
オランダって自転車が有名ですよね。
ということで、アムステルダムでは絶対、自転車に乗ってみる!と決めていた我々。
フォンデル公園のすぐ近くにあるA-Bikeというレンタサイクル屋さんに行ってみました。
すると、店員さんはアラブ系っぽい顔立ちの方。
夫は、あんまり同郷(国としては違うけど)の人に声をかけるタイプではないんだけど、店員さんが声をかけて来
行先表示のないバスに乗っていた、あの日々のこと
ある朝、戦争は始まった。いつのまにか、市内を走るバスの行き先表示が、(今ならこの国のどこでも目にする)この戦争の国威発揚スローガンにとって代えられていた。私はそれを痺れた頭でぼんやりと眺め、それから目的の番号を確認してその赤い車体に乗り込んだ。砲撃が始まって、13日めの朝。
9月末の日曜日早朝、長年の係争の土地で戦争が始まった。各種メディアでは前線の様子が盛んに報じられているけれども、戦場は、実