"気になる"って、ネガティブなことじゃなかったなぁ
"気にしすぎ" "気になる"
この言葉をきいた時、あなたは何を思い浮かべるだろうか?
"何を?"とか"何が?"が頭に浮かぶだろうか。または、ネガティブな印象を持つ方もいるかもしれない。そもそも、良し悪しの評価をしなくていいことかもしれない。
私自身はこの言葉にネガティブな印象を持っていた。"周りからの評価を…"とか、"人の顔色が…"という時に使われるのを、日頃よく目にしたからだろうか。どこかこの言葉には、"本心ではしたくないのにしてしまうこと"という意味がこもっている気がしたからだ。
でも、小説を読んでいてふと思った。
"読んでいる小説の続きが(を)…"とかだったらどうだろうか。
それくらい楽しみなことで夢中なんだなとか、少なからずポジティブな印象になる。ついでに、一部の人(小説の書き手)からしたら喜ばしい反応じゃないだろうか…?
そういえば学生の時は週刊誌や月刊誌(マンガや料理雑誌だった)、小説の新刊の続きが気になっていた。新刊の発売日がいつになるのかも気にしていた。ちなみに小説の貸し借りは友人との交流の一つだったからもあり、相手がどんな本を読むのかも気になっていた。
"気になる"ってことは、それくらい自分にとっては楽しみで、待ち遠しいこと。さらに、興味があるし知りたいことだ。そうか、そんな意味もこもっていたんだなぁ…としみじみ思った。