我堂佳世

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記事一覧

20年も本を読まなかった私が出版事業に関わるようになった理由

長年、売上・利益ともに2桁成長することが当たり前の上場ベンチャー、投資業界の言葉で言うと中小型株という世界で取締役として経営にも携わり、今も、お仕事の半分以上は…

我堂佳世
3か月前
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大切なことは遊んでいるときに身についていたという話

子供の頃から、なんとなく会社勤めはできないと感じていた。なりたかったものは、幼稚園の時は花屋さんかタコ焼き屋さん、小学校の時は小説家。中学の進路指導では「雑貨屋…

我堂佳世
1年前
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かつて東証1部上場企業で最年少の女性取締役と言われていた私が女性活躍について思うこと

私が前職の東証1部上場の会社で部長に就任したのは29歳(2012年6月)、取締役に就任したのは31歳の時(2014年8月)だった。 最近続々と上場しているベンチャー企業を中心…

我堂佳世
3年前
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団体行動やチームマネジメントが極めて苦手な人は組織で生きていけないか?

東証1部上場グループで、マネジメント職の肩書を多数持っていた私だが、団体生活がとてつもなく苦手だと自覚した学生の頃から、組織で働くなんてとんでもない、と思ってい…

我堂佳世
3年前
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新規事業は、いったいどのような条件が揃えば進むのか、という考察

『最近やったプロジェクトの泥臭い話が聞きたい。』 noteを始めるにあたり、私なんぞにお話しできる内容に需要はあるのかと思い、周りに聞いてみたところ、一番多かった意…

我堂佳世
3年前
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続・ベンチャーと大手企業の狭間で14年ほど生きている私にだけ見えているのではないだろうかと思うキャリアプラン

noteへの投稿は初めてなのに、タイトルが「続」。 というのも、コロナ前の2019年10月、noteで書こうと思っていた内容を、アカウントの新規作成をめんどくさがった結果、採…

我堂佳世
3年前
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20年も本を読まなかった私が出版事業に関わるようになった理由

20年も本を読まなかった私が出版事業に関わるようになった理由

長年、売上・利益ともに2桁成長することが当たり前の上場ベンチャー、投資業界の言葉で言うと中小型株という世界で取締役として経営にも携わり、今も、お仕事の半分以上は急成長期の上場企業、かつ、その役割は、当然企業価値の最大化なので、少しでも私のことを知っている人にとって、出版事業、それも紙の本の出版に関わるようになったことは、不思議に思われるどころか、メンタルを心配されるくらいで当たり前、と思っている。

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大切なことは遊んでいるときに身についていたという話

大切なことは遊んでいるときに身についていたという話

子供の頃から、なんとなく会社勤めはできないと感じていた。なりたかったものは、幼稚園の時は花屋さんかタコ焼き屋さん、小学校の時は小説家。中学の進路指導では「雑貨屋さんになる」とか言っていたし、職人とかアーティストもいいなと思っていた。
予想に反して、新卒で大企業に社員として就職したのを皮切りに、結局、17年近く組織に所属し、奇しくも一番ありえない職業ナンバーワンだった「サラリーマン」の虎として、取り

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かつて東証1部上場企業で最年少の女性取締役と言われていた私が女性活躍について思うこと

かつて東証1部上場企業で最年少の女性取締役と言われていた私が女性活躍について思うこと

私が前職の東証1部上場の会社で部長に就任したのは29歳(2012年6月)、取締役に就任したのは31歳の時(2014年8月)だった。

最近続々と上場しているベンチャー企業を中心に20代の女性取締役も増えた今でも、女性管理職といえば、人事や広報等のコーポレート系、上場前に入社したメンバーや新卒入社の生え抜き、といったイメージがあるかもしれないが、私が新卒で入社した保険会社を経て、前職に入社したのは東

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団体行動やチームマネジメントが極めて苦手な人は組織で生きていけないか?

団体行動やチームマネジメントが極めて苦手な人は組織で生きていけないか?

東証1部上場グループで、マネジメント職の肩書を多数持っていた私だが、団体生活がとてつもなく苦手だと自覚した学生の頃から、組織で働くなんてとんでもない、と思っていた。それはもうはっきりと。

だから、高校を卒業したら自営業をしようと思っていたけど、思い直して大学にも行くことになって選んだのは経営学科だったし、新卒で入った某大手保険会社でも確定申告が必要な歩合給の職種だった。その後、転職した先も、面接

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新規事業は、いったいどのような条件が揃えば進むのか、という考察

『最近やったプロジェクトの泥臭い話が聞きたい。』

noteを始めるにあたり、私なんぞにお話しできる内容に需要はあるのかと思い、周りに聞いてみたところ、一番多かった意見だ。

「こういうのです」と事例まで送られてきたのだが、私のたくさんあった肩書のうち、グループ本体での最後の役職は、「取締役事業会社統括兼国際事業部部長」で、M&Aや新規事業などの責任者かつインサイダー・リスク管理などの責任者と、攻

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続・ベンチャーと大手企業の狭間で14年ほど生きている私にだけ見えているのではないだろうかと思うキャリアプラン

続・ベンチャーと大手企業の狭間で14年ほど生きている私にだけ見えているのではないだろうかと思うキャリアプラン

noteへの投稿は初めてなのに、タイトルが「続」。

というのも、コロナ前の2019年10月、noteで書こうと思っていた内容を、アカウントの新規作成をめんどくさがった結果、採用に使っていたWantedlyのストーリーで投稿したからだ。で、ずるずると今まで引っ張ってきたのだが、Wantedlyの記事も埋め込めたので「note最高だな」と思っています。

そもそも、私が去年、この投稿をするに至ったの

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