座敷わらしと精神医学〜座敷わらしは認知症レビー小体病が原因なのか?〜
皆様、こんにちは!鹿冶梟介(かやほうすけ)です。
7月になりましたが、いかがお過ごしでしょうか?
気温は30℃を超え、不快指数もグングン上昇していきますが、こんな季節には"アレ"が欲しくなりますよね?
クーラー?アイスクリーム?冷やし中華?
いえいえ、"オカルト"のことです😱
... ...と言うことで、今年の夏もちょっぴりゾッとする話を精神医学的な観点から解説したいと思います。
今回紹介するゾッとする話は、「座敷わらし」です!
ん?あまりゾッとしないですって😅!?
座敷わらしって会うと運気が上がるという言い伝えがありますので、むしろ皆さん会ってみたいのではないでしょうか?
小生も精神科医になる前は、「ちょっと会ってみたいかも」と思っておりましたが、精神医学を学ぶにつれ、「座敷わらしに会うって、ちょっとヤバくない?」と思うようになりました。
それは、座敷わらしの特徴が精神疾患の幻覚にソックリだからです!
つまり"座敷わらしを見た"という人がいたら、"ひょっとして病気かも"と医学的態度で接する必要があるかも知れません... ...。
そしてこのような医学的視点から座敷わらしという伝承を考察した興味深い研究を見つけました。
8年ほど前に報告されたこの日本語論文は民俗学と病跡学のコラボレーションであり、まさに小生の大好物な研究なのです😍!
... ...と言うことで、涼を納るには好個なテーマを皆様とシェアしたいと思います。
【研究紹介】
<目的>
日本の妖怪「座敷わらし(ザシキワラシ)」の逸話にLewy小体病の幻覚との類似点があるかどうか検討した。
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