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あぁ、言葉というものから解放されたい
「学問を達成するには、自己に照らして恥じること(慚)と、他者に照らして恥じること(愧)の2つが不可欠なのだ」という言葉が『根本説一切有部毘奈耶』に出てくるのだけれど、もっと早くこの言葉に出会いたかった・・・
もうひとつ八條忠基『有職文様図鑑』より。袞冕十二章(こんべんじゅうにしょう)という、孝明天皇の即位まで使われていた中国風装束の文様に、中国伝承由来の三本足のカラスがあるのだけれど、これが八咫烏と混同されて、八咫烏が三本足になってしまったらしい。
八條忠基『有職文様図鑑』が最高によかった。天皇陛下の黄櫨染御袍には桐竹鳳凰麒麟の文様が使われているのだけれど、これは鳳凰は桐の木に棲み竹の実を食すということに由来するらしい。竹の実?と思ってググってみたら、ありえないくらい珍しく、ありえないくらい不味いらしい。
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最澄が、「有言実行は国の宝、有言不実行は国の師、不言実行は国の用」(『山家学生式』拙意訳)って言っていて、言語の優位性が垣間見えるのだけれど、口だけの国師よりも、背中で語る国用の方が魅力を感じるんだよなぁ。