6/23(金)☁️
写真を見ていたら、一年前に元妻が送ってくれた手紙が出てくる。
最初はあまり覚えていなかったが、よく読み返してみると次第に記憶が甦ってきた。そう言えばあの頃、こんな手紙を送ってくれていた。
あの頃の私はちょうど桃子と知り合った頃で、しかもVol.2からの釈放直後の頃だった。
元妻はこの頃私に10万円を貸してくれている。情けない話ばかりだ。あのとき私はこの手紙を読んで何も感じなかったことをうっすらと覚えている。明らかに異常だ。尋常だったとは到底思えない。
さらにあの頃のカレンダーを少しずつ遡ってみてみる。あの頃の荒れた生活や気持ちが少しずつ甦ってくる。
なぜ私は狂っていったのか。なぜあそこまで狂ってしまったのか?なぜ、あんなことができたのか?
わからない。。。
今考えると、まるで別人のようだ。別人格。考えるとため息しか出てこない。転落などという次元を超えている。元妻が手紙で訴えていることがよくわかる。
「今度やったら刺したろかと思ってた」
そう言った気持ちがよくわかる。この手紙を改めて読み返してみて。。。俺は何をやっていたんだ?何を考えていたんだ。全く何も見えていない。
出所から1ヶ月、部屋に残されていた大切なものを守ることに終始してしまい、まだそれ以外のことを何も考えられていない。まだまだ何もできていないことを改めて思い知らされた。
GT