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オリカワシュウイチ(映画工房カルフのように)
2023年7月31日 07:14
カルフの映画制作体験ワークショップ第26回の募集が始まりました!「動画編集を教えて欲しい」とよく言われます。「あ、自分も知りたい」と思った方!今回の内容は、良いアドバイスになると思います。■"基本的なこと"は学びにくい「動画編集を学びたい」という人に、『何を編集したいですか?』『どんなことをしたいですか?』と聞くと、「基本的な操作方法を教えて欲しい」と返
2023年3月31日 11:17
シナリオが完成すると、それを「決定稿」と呼びます。撮影が終わると、「クランクアップ」と呼びます。編集が終わると、「完成」と呼びます。映画制作って、それぞれの段階で「終わり」があるんですね。個人で映画を作る人は、この「終わり」を『自分が満足したとき』に設定しがちです。これは危険。いつまでたっても先に進まない、という結果に陥ります。それぞれの「終わり」の後も、変更することって
2023年3月24日 23:58
※最初にお断りをしておきます。今回の内容は、「毒」と「愛」の両方が入っています。「いいことを思い付いた!」映画は、思いつきから企画が始まることがほとんどです。で、その企画とは・・・『自分の経験から描くラブストーリー』『自分がずっと抱えている悩み』『自分の周りの人間関係』といったものだったりします。思いついた人は、鼻息荒く、その内容がいかに素晴らしいかを語ります。・
2023年3月17日 10:30
映画のスタッフや役者の募集ページでよく見かけるのが、「やる気があります」という言葉。ものすごくよく使われる言葉です。ちょっと質問です。【A】映画を初めてつくる人【B】監督3作目の人どちらかを選べと言われたら、どちらを信用するでしょうか?あなたの時間を2ヶ月間捧げるとしたら、どちらでしょうか?どちらも名のある人間じゃなく、会ったこともない人、とします。まあ、【B】を
2023年3月3日 21:53
シナリオを読む時、僕がチェックするポイントがいくつかあります。そのうちの一つが、「消えモノがどのくらいあるか」というものなんです。「消えモノ」って分かりますか?文字通り、撮影しながら消えてしまうもの、です。タバコとか、食べ物とか。これら消えモノは、あるのと無いのでは、撮影時間がずいぶんと違ってくるんですね。準備にも、後片付けにも大きく影響します。それはつまり、スタッフ人
2023年2月25日 21:11
あなたは、スタッフの一人として、撮影現場にいます。知り合いに誘われて来ただけ、というお気楽な立場です。監督はなんだか気難しそうな人。しかもすごく忙しそう。ずっと眉間にしわが寄っています。とても挨拶なんてできる雰囲気ではありません。荷物番としての役目をおおせつかり、撮影の様子を眺めます。「はーい、行きまーす!」ピリリと緊張感が走ります。「よーいスタート!」演技が始まり
2023年2月18日 12:17
「こんな資格をとっている」「こんな技術を持っている」これだけでは、その人の仕事ぶりって判断できませんよね。性格も見ないといけません。短気なのか、のんびり屋なのかも大事でしょう。つまり、人の仕事は、『能力×性格』で定義されます。さて、ここからは完全に僕の個人的な感想なんですが、カメラにも「能力」と「性格」があると思うんです。「能力」とは、もちろん機能のこと。自動補正機能
2023年2月10日 12:30
僕は『ゴッドファーザー』が大好きです。先日久しぶりにパート1〜3まで一気に見返しまして、改めて「いいねぇ」と雰囲気に浸りまくってました。作品のよさについては言わずもがななので触れませんが、●いやあ、長いなあ●しかし、長さを感じないなあというのを改めて感じました。3部作ですが、全部でおよそ10時間!世界中の名作映画を追って行くと、近年の映画は昔に比べて短くなっています。○
2023年2月4日 11:27
ビデオカメラには、「オート機能」というものが付いています。いろんな設定を、自動で判別してくれる便利な機能ですね。例えばカメラを人に向けると、勝手に焦点を合わせてくれたり、室内の蛍光灯に合わせて色あいを調整してくれたりします。「オート機能さえ使っていれば問題ない」なーんて考えたりしてませんか?※僕は昔、考えてました。ちょっと具体的に見てみましょう。例えばオートフォーカス。
2023年1月27日 20:45
普通に映画を作るとなると、役者は5〜6人とか必要になってきます。自分のイメージ通りの役者を集めるのってやっぱり大変で。すると、役者はいろんなところから集めることになります。知り合いの役者。そのまた知り合いの役者。エキストラは友だちを呼ぶ。ネットで募集したりも簡単な時代です。なんとか、なんとか、頭数を揃えます。さて、集まった人たちは、どんな人たちでしょうか。プロを目指し
2023年1月20日 16:25
自分の作品が完成するたびに、予告編を作ってきました。予告編を作り始めたばかりの頃のこと。その時は、その後の上映会を準備していたので、予告編にも力が入っていました。僕は、選りすぐりの『いいシーン』だけピックアップ。一番気に入っている音楽をつけて予告編を仕上げました。いいのができた。と、僕は悦に入っていました。「すごい、感動した」と言ってもらえると確信しながら、スタッフの一人にそ
2023年1月14日 07:16
よくいただくメールに、「いつか、映画を作りたいんです」というものがあります。こういったメールへの回答をまとめてるのが、メルマガやこのnoteだったりするんですが、一言で書くと、「作れますよ。作りましょう!」になります。「いつか」と言ってしまう背景には、いろんな理由があるでしょう。『機材や人脈や知識がない』これらについては、このnoteでもさんざん話してますよね。作れない
2022年11月5日 07:28
自主映画を続けていると、「ちょっとうちの撮影、手伝ってもらえない?」と頼まれることもあります。結論から書くと、★人さまの撮影現場に手伝いに行くのはすごく大事です。とは言っても、自分の作品もあるし、そんなに時間を作れないもの。だから、一日だけなら・・・パシリなどのお手伝いだけなら・・・と、軽い感じで参加するでしょう。最初は興味津々。でもまもなく、じんわりと飽きてきます。
2022年10月30日 07:38
朝、撮影のために家を出ます。あなたはどれだけ荷物を持っているでしょうか。撮影用のカメラを持ちますね。バッテリーとかメディアとかレンズとかいろいろあります。三客やマイクやブームまであるかもしれません。シナリオや絵コンテ、デジカメやペンなどもあるでしょう。ケーブルやレフ板や軍手なんかもありますね。家の玄関を出てから、ロケ地や集合場所までどうやって移動するでしょうか。最寄駅まで