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恋愛や子育てが徒労に感じた方への、ギフト

人生において、恋愛と子育ては最も難しい人間関係の一つです。
距離が限りなく0に近いから。

だからこそ、そこから得られる学びは他のあらゆる関係性に応用できます。
プライベートを通しても、我々の社会性は錬磨されるのです。

💛

恋愛と子育ては、自分より大切な存在との関わりは共通します。

恋愛はパートナーのことで頭も心もいっぱいになる傾向があり、
子育ては目を離すと命に関わる責任がある点が異なります。

例えば、ガーゼがふわふわと風で流されてきて、
うっかり顔にかかってしまったとして、
パートナーは自分で避けることが出来るけれど、
幼い子は出来ない時もあります。

💛

恋愛も子育ても、距離感が近くて、
自分と切り離せないぐらい近くに感じる関係性であり、
本質的に困難を伴います。

車間距離がほぼ0では、安全運転は出来ません。

パートナーの悩みに向き合う必要もあれば、
幼い子に留守番させるわけにいかず
コンビニへ買い物に出かけるのも冒険になる時期もあるでしょう。

💛

これらの時期の自己犠牲は美しいけれど、
自己犠牲ばかりではやっていけません。
バランスは大切。

例えば、猫であるなら、猫カフェで「働く」猫達のように
自分のキャットフード代を稼いでいる存在もいます。

「いらっしゃい、最近見なかったけど、元気してた?」と迎えてくれる猫も稀にいます。
彼らは疲れると休憩室に引き上げていきます。

対して、プライベートの恋愛や子育てにおいて「休憩室」が持てないことがあります。

その上、親子関係では力関係の非対称性が存在し、
お子さんが幼く守る必要があるため、更なる難しさが伴います。

言葉を話せる年頃になっても、
考えれば分かることを練習している時期だから、
思いがけない失敗もしますし。

恋愛は、こうした面以外から、予想外の球が飛んでくるので、油断できません。
お互いに、信頼しているからこそ、
言葉が強く響きすぎることも起きますし。

💛

これらの困難な関係性は、我々に大きな学びをもたらします。
そこで鍛錬したことは他の場面で使えるのです。

最も近い関係で努力することで、
距離の遠い難易度が低い他の関係性に応用できる。

💛

このように考えると、人生で無駄なことは少ないと思われませんか。
人生に翻弄される日もあるからこそ、それは我々の血や肉になり、
徒労なことなどあってたまるかと、思わされるのです。

苦労を経験に変えていきましょう。


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