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横書き「生ぐさボウズ」

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丁寧。
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#生きる

自分の弱さにつまづいてかいしゃをやめたはなし

自分の弱さにつまづいてかいしゃをやめたはなし

僕は会社をやめて、29年生きてきてはじめて、自分で人生を歩みだした気がしています。

会社をやめたとき、自分の中の「自分」をできるだけ深く見つめようとしました。その時のことを、できるだけ赤裸々に書いた文章です。

正しいことは書いていないと思います。

一人でも、読んでくださる方がいれば、うれしいです。

(これは3/29に投稿済みの記事を、キナリ杯にあわせ、再投稿したものです。多くの方に届くかも

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はたらくこと

はたらくこと

20210927

昨日初のカレー屋さんの出店を無事終える。

2016年の冬から毎日、少なくとも365日のうちの360日程度は、カレーを食べてきた。

ほとんどは自分でつくって、少なくとも1日1食。多い時は2食。一時はどこか出かけるたびにカレー屋さんを探して食べていた。

たまに面倒になる時もあるけれど、なんやかんや食べたくなって、つくって食べる。

そうやって1500日ほど繰り返してきたことが

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のらてぃすと

のらてぃすと

20210419

「生きることをためらわない術」と掲げて半年ほど経つ。自分で書いておいて何だけど、果たして何なのかは自分でもよくわかっていない。

これまた自分で勝手につくった肩書き「nora-art-ist:のらてぃすと」ってのも、まだまだ全貌はわからない。

ああでもないこうでもないと、この身で応答しながら、育てていこうとしてる。

とりあえずの当たりをつけているのは、「生きることをためらわ

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毎日食べる

毎日食べる

20201217

妻が、2020年で変わったこと、をいろいろとまとめてた。

それで自分もやろうと思いながら、日々を思い返してるうちに、変わってないことの方に興味がいってしまった。

カレー/スパイス料理を、つくっては食べてを毎日くりかえして、まる4年になる。

今日も今日とてカレーをつくってたわけだけだ、いつかやめる日がくるのかなと、一応自分でボンヤリする。

いちいち

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死に目が曇らない生(荒川修作『建築する身体』)

死に目が曇らない生(荒川修作『建築する身体』)

20201119

このところ荒川修作『建築する身体』を読んでいる。大学生の時に読んで以来だから、5年以上はたっている。

読み進めながら、といっても前半数ページの「序」の時点で、ああでもないこうでもないと、のんびりやっている。

5年ほどの間で、僕自身の見方、価値観のベースに加わったものに、瞑想・仏法的なものがある。

その視点で荒川の書いたもの、作ったものを考える

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生きることはフロンティア

生きることはフロンティア

20201107

妻は一度も就職したことがない。

多少のバイトと、鍼灸の師についていたことはあるが、企業で勤めたという経験がない。

そんな彼女の、企業で勤めたことがない経験なり実感は、とても尊いものなのかもしれない、とふと思う。

このところバリバリ働く女性陣とコミュニケーションをする機会が増えて、よりそんな気がする。

妻と一緒に本格的に仕事をするようになった期間は1

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娘は命のままに生きてる

娘は命のままに生きてる

20201010

ひさびさにういが熱をだした。

それで今日一日予定していたことをキャンセルして、看病している。

といっても、ういは全く元気なので特別なことはしていない。遊びの誘いにつきあいながら、どうにか昼寝をしてくれないものかと画策している。

居間にふとんを広げて、ゴロゴロしながら遊ぶ。そうしていると、娘もゴロゴロしはじめる。よしきたと寝る流れにもっていこ

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ありがとうと余計なお世話

ありがとうと余計なお世話

20200913

子どもは親をえらんで生まれてくる。

そのてのことばの並びが僕は苦手です。食べようと口にしてもはきだしてしまう感じがある。

生んだ者たちと生みおとされた者。

親と子の関係っていうのはそれ以上でも以下でもない。

親と子ほどに、ドラマティックで、感動的に、暴力にみちた間柄を、僕は知らない。そこに甘美な夢はない。

自分のあずかり知らないところ

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堂々と生きるあつまり

堂々と生きるあつまり

20200729

妻とおなじく、僕の実家も不仲。

というと、「夫婦なんてそんなもの、大げさ」みたいなリアクションあったりする。
わかりやすい暴力にはさらされていない。

だれがどう考えようと好きに、自由。
ただ、すくなくとも僕は、そういう“普通・当たり前の暴力”には屈したくない。

両親はしょっちゅう、どなりあっていた。

母親がキレる。我慢の限界に達すると父親がキレる。それ

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ださかっこわるいこと

ださかっこわるいこと

20200520

会社をやめた僕の仕事の一つは、妻の経営する鍼灸院のマネジメント(自称マジビト:仕事としてでなく、本気(マジ)をうけとめる人ってことで)。

それで、上のようなことになった。

それに対して、妻のツイート↓↓↓

↓↓↓それに対しての僕の返事↓↓↓

↓↓↓僕の翌日のツイート↓↓↓

何か大事なことに気づいたような気のした時間でした。

感謝!!!

対等 (手塚治虫『ブッダ』)

対等 (手塚治虫『ブッダ』)

20200521

コロナで家の中にこもっている間、手塚治虫『ブッダ』を読んでいた。

妻は大学3年生の就活のころ、思い悩んでいて、その時に『ブッダ』を読んだらしい。
そして、畜生界に堕ちたナラダッタの真似をして4足歩行をしている時に、「私は就活しない!鍼灸師になる!」と決めたらしい。

「俺は妻に絶対服従だから」とよく言っている人がいた。なぜか誇らしげにそう言って

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ただしいこと おもしろいこと せきららであること ふかくみつめること

ただしいこと おもしろいこと せきららであること ふかくみつめること

20200520

今日ふと書きたくなった文章があった。
ざっと書いてすぐに妻にみてもらった。

僕「どう?」
妻「大事なこと書いてあると思う」
僕「おもしろい?」
妻「おもしろいかっていうと、正しいかな」
僕「ああ、それは何かちがうね、うん」

先日妻が書いた文章を読んで感想をきいてもらった。

僕「恥ずかしい感じだね」
妻「曝けだしたつもりではいるよ」
僕「

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いちばんのりかいしゃ (坂口恭平『躁鬱大学』)

いちばんのりかいしゃ (坂口恭平『躁鬱大学』)

20200519

坂口恭平さんの『躁鬱大学』最終回を読む。

自分のこと、妻のこと、が書いてある、と焦る笑

僕にとっては妻が理解者/編集者で、妻にとっては僕なんだと、勝手に思う。

夫婦で、お互いを編集しあう関係って、前例があるのかな。
基本的にはスーパー風通しのいい間柄だけど、距離が常に近すぎる分、淀んでしまった時に困ってしまうから、知りたい。

躁状

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政治

政治

20200505

政治について、どこをだれを支持する/支持しない、とかだけじゃなくて、 ・どんな人間でいたくて
・どんな生き方がしたくて
・そのためにどんな仕組みがほしいか

素朴に、ざっくばらんに、一人一人の話を聴いてみたい!

最近の違和感についての、自分の中での、暫定的な答え。

そう思うと、時間がないというか、誰もが忙しすぎるんだろうな... 時間がつくれないとかもあるだろうし、与えられ

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