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『ステロイド軟膏を保湿剤で薄めてあるから副作用も軽く済む』は大きな間違いです!
店頭で日々多くの皮膚病の相談を受けるなか、必ずお客様に聞く質問の一つが
「ステロイド軟膏はご使用されていますか?」です。
①なんと言う名前のステロイドを(ステロイドの強さ)
②どのくらいの期間
③どのような使い方で
④どこに使用したか
をしつこいぐらいにお伺いいたします。
漢方やスキンケアを専門にしているお店を皮膚病相談で訪れる方の多くは医療機関でステロイド軟膏をある程度長い期間使用され、思
ステロイド軟膏長期連用中止で起こる事
*今回の文章中、背中の皮膚症状悪化の写真が掲載されています。皮膚病の症状をご覧になりたくない方はご注意ください。
そもそもなんでステロイド軟膏を怖がるの? 世間一般に
「ステロイド軟膏は怖い」
「ステロイド軟膏は副作用が大変だよ」
「ステロイド軟膏は使わない方がいいよ」
どうしてこんなイメージが定着したのでしょうか?
ステロイド軟膏への不安はこれ以前にもあったのですが、1992年のニ
ステロイド軟膏の賢い塗り方解説
ステロイド軟膏は積極的に使用したく無い、でも使わないと炎症が治まらない、どうしたらいいの〜(>_<) これ店頭でよく相談受けます。今回はステロイド軟膏の賢い使用法をお伝えします。
この使い方はアトピー性皮膚炎に限ったことではありません「接触性皮膚炎(かぶれ)」「脂漏性皮膚炎」「酒サ様皮膚炎」「乳児湿疹」「自家感作性皮膚炎」「虫刺され」などステロイド軟膏を使用する多くの皮膚病に当てはまります。
ステロイド軟膏の副作用って?part.2
*今回の解説はステロイド軟膏を否定するものではありません
ステロイド軟膏は上手に使えば非常に有用な薬です
*ステロイド軟膏の副作用の写真が掲載されています
皮膚病の写真をご覧になりたくない方はご注意ください
では以下前回の続きスタート!
基本的な副作用は以下の5つ
①皮膚が薄くなる(萎縮)
②皮膚の毛細血管拡張
③皮脂腺の活性化(ニキビ肌 多毛)
④皮膚が感染症に罹りやすくなる(ウイルス 細菌
ステロイド軟膏の副作用って?part.1
*今回の解説はステロイド軟膏を否定するものではありません
ステロイド軟膏は上手に使えば非常に有用な薬です
*ステロイド軟膏の副作用の写真が掲載されています
皮膚病の写真をご覧になりたくない方はご注意ください
では以下本文スタート!
なんとなく
「ステロイド軟膏って使っちゃダメらしいよ」
「ステロイド軟膏って肌が黒くなるんだって 」
「ステロイド軟膏を使うと骨がもろくなるって聞いた やばくねぇ」
ステロイド軟膏の強さと適切な使用部位
まずはステロイド軟膏の効果からおさらい
■ステロイド軟膏の効果
①抗炎症作用
②血管収縮作用
③免疫抑制作用
以上で炎症、痒みを抑えます
ステロイド軟膏の強さは5段階に分かれます。
もちろん作用が強くなるほど炎症や痒みを抑える作用が強くなるのですが、
その強さの違いを考える時、わかりやすいように意識して欲しいのは
ランクが上に行く(強くなる)ほど
『②血管収縮作用』が強くなるという
ステロイド軟膏の吸収しやすい場所知ってました?
肌の赤み、かゆみ、アトピー性皮膚炎、虫刺され、かぶれ等で誰もが一度ぐらいは使用したことがあるのではないでしょうか?ステロイド軟膏
ステロイド軟膏とは副腎皮質ホルモン(ふくじんひしつほるもん)といい、腎臓の上に小さくちょこんとくっついている副腎という臓器からでるホルモンを薬にしたもの。
まず基本からです
■ステロイド軟膏の効果
①抗炎症作用
②血管収縮作用
③免疫抑制作用
この3つが主な作