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「思考」

「思考」とは何か。それは、考えや思いを巡らせる行動であり、精神の活動。「思」が主であり、「考」が従の関係にある。「思」は、頭脳の活動である「田」に、精神の活動である「心」が付いて一体となっている。「考」は知恵の意味で、「老」に終わりなく進む「て」が付いたもの。即ち「思考」は、頭や心で活動し知恵を巡らせること。大事なことは、思いと考えが一致すること。即ち「思惟(しい)」の状態。「思惟」とは、思考を含みつつ感情なども包括した心の働き。これが正しい動きをした時、正しい導きが生まれる。思考は人間に与えられた生きる上で最高の道具。「意識」と切り替えが出来る最高の方法。これを使わずして、己の人生の船を漕ぎ、目的地にまで到達することは出来ない。現世の人間は、この「思考」が混沌化し、分離し、ちぐはぐとなり、混乱を呼び込んでしまっている。そもそも、心が乱れ汚れている状態で考えてみたところで、良い答えが導き出されるはずがない。基点は善発想の心。澄んだ清らかな心で物事を見つめることが出来れば、良い発想が思い浮かぶ。しかし、心が清らかでも頭を使わずして考えることをしなければ、脳は停滞し不活性化していく。然らば、日頃より心を整え善発想で、日々頭脳を使うことで、徐々に良い結果に成っていく。従って人間最良の道具である「思考」を思う存分に使うべし。


そのことを肝に銘じ、今日を営みます。


有難う御座います。

幸せを呼ぶそよ風チャリダー/サステナビリティイノベーティブコンサルタント。「感謝感動を世界に地球に」のカングロ代表、ザッポス研究会、イノベーションサロンZ、システムD研究会、サステナ塾、セブメディ創設者