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世の社長さんよう。

世の社長さんよう。何のために社長という役割が与えられているのか、考えたことはあるか。「それは激しい出世競争に勝ったからですよ。」「必死に業績を上げて、会社に貢献したからだと思う。」「単なる世襲です。」「誰も手を挙げる人がいなかったから…。」「社長って、なんか格好いいでしょ?みんなから注目されるし。」「社会を変革するためです。社会変革には起業がうってつけです。」「世の為、人の為になるようなことを何かしたかったからです。」…。見たところ、自分はいい大学出て、頭が良くて、賢くて、結果も出して、だから社長の資格があると思っている輩が多い。「これからの企業経営者は、厳しい環境を乗り越えるために、経営や数字のことが分って、組織の生産性や効率性をもっと高めるマネジメント力が必要だ!」と、新聞や雑誌、書籍コーナーの見出しが躍る。本当にそうか!?そもそも会社とは何か?何のために存在しているのか?この出発点をどう認識しているかによって、経営の在り方に大きな違いが出てくる。社長とは、天与の才を認められ、天から会社を任された存在。会社とはそもそも、社会を良くするための装置。その長としての役割で、もっとも大切なことは何か。それは「人格」だ。会社経営に失敗し、倒産をしていく原因は、環境でも、時の運でも、社員が使えなかったからでもない。社長自身の人格の欠如によって失敗している。“倒”は「人が至らぬこと」、即ち人格形成がうまくいかなかったことで起こる。実相におけるこの真理。世の事例を少し振り返ればわかること。社長に必要なことは「経営7:人格3」ではない。その真逆だ。この勘違いこそが、会社をおかしくし、社員を路頭に迷わせ、社会を混乱にみまわせる根源となっている。数字をはじく暇があったら、己の人間性を磨け!会社を懸命に支える社員と真剣に向き合え!社会でもっとも弱い部分に目を向け自分たちの強みを生かせ!世の社長さんよう。世の中を変えることができるのは、己しかおらぬのだ。


そのことを肝に銘じ、腹を括り、自分自身の人間性の至らなさを改善し、世にとって本当に必要なことに取り組みます。


有難う御座います。

幸せを呼ぶそよ風チャリダー/サステナビリティイノベーティブコンサルタント。「感謝感動を世界に地球に」のカングロ代表、ザッポス研究会、イノベーションサロンZ、システムD研究会、サステナ塾、セブメディ創設者