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美味いお料理

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2022年3月の記事一覧

包丁を研ぐ

包丁を研ぐ

包丁が切れないと料理が面白くないし、料理中のケガにもつながります。
洋物の包丁が主流となる中で、砥石がある家庭も少なくなっていると推測します。

我が家は、中一の長男が幼いころから包丁を持ち、魚をさばいたりしてきました。
出刃包丁を研いで手入れするのもお得意になっています。

1.私の勤め先で不要となった包丁たち

かなり手入れが悪くサビサビの包丁たち。
見ているとかわいそうになってしまいます。

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「鮮魚は料理屋で食べるべきだ」と言ってしまうと、「鮮魚が刺身以外の家庭料理に復刻することはないのだろうか?」という寂しさと疑問も飛んでしまうほどの料理攻めで悶絶した話。

「鮮魚は料理屋で食べるべきだ」と言ってしまうと、「鮮魚が刺身以外の家庭料理に復刻することはないのだろうか?」という寂しさと疑問も飛んでしまうほどの料理攻めで悶絶した話。

1.男鹿市北浦漁港で今日獲れ鮮魚の仕入れから秋田県男鹿市は、北浦漁港。
比較的、おだやかな海だけあり、この時期でも多種多様な魚が水揚げされています。

今日は、夜の宴席(少人数)用に、仲卸をしている友人に良いものを選んでもらいました。

2.行きつけの料理店で、最高の鮮魚が最高の料理になっていく人気店の「だいどこ大」さんに持ち込み、料理してもらいました。
ただ新鮮だから刺身にする。というのではなく

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父ちゃんの料理教室 〜旬の終わりの痩せたタラのパイ包、残った半身でタラフライ〜

父ちゃんの料理教室 〜旬の終わりの痩せたタラのパイ包、残った半身でタラフライ〜

秋田県は男鹿沖で漁獲されるタラ漁もいよいよ終盤。タラならではのだだみ(白子)、タラコの入ったタラは、ほぼほぼ見られなくなり、産卵後の痩せたタラが安価で売り場に並んでいます。
その激安タラを使ったフレンチ、そしてその残りをフライにした長男の料理を紹介します。

1.ダダミ(だだみ、タラの白子)とは?秋田の地方での呼び名なんでしょうか。
私は普通に居酒屋でもスーパーでも「だだみ」という名を見るので、な

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父ちゃんの料理〜メンチカツ〜辻仁成のレシピ

父ちゃんの料理〜メンチカツ〜辻仁成のレシピ

辻仁成さんの書籍「父ちゃんの料理教室」から、今回は「メンチカツ」を作ってみました。
揚げ物はあまり得意じゃないのですが、美味しく完成しました。
料理は楽しいです

1.まずは、具を作ります。ひき肉1キロって、いったい何人分?豚ひき肉1キロに、荒く切った玉ねぎ、にんにくを。あとレシピにないのですが、ニンジンをこれまた大き目に切って投入しました。

ねちゃねちゃこねること、10分。粘りは出ますが、具材

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【映画】バベットの晩餐会が面白かったしおなかがすいた話。~「パリ・コミューン」や辻仁成さんとの芋づる式つながりについて~

【映画】バベットの晩餐会が面白かったしおなかがすいた話。~「パリ・コミューン」や辻仁成さんとの芋づる式つながりについて~

雑誌「ku:nel」の映画情報を見て、これらからいくつか観ていこうと考えたのは、もうとうに昨年末の話。

その中で、この「バベットの晩餐会」は、どうにも出てくる料理におなかがすくし、その時代背景の中の悲哀というか残酷さが垣間見えるストーリーがうまく描かれた素晴らしい映画でした。

そして、いろんな偶然というか、情報の「芋づる式」というか、フランス料理を軸とした様々な出来事と情報がつながってしまうの

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父ちゃんの料理〜鶏もも肉のトマト煮込み〜辻仁成のレシピ

父ちゃんの料理〜鶏もも肉のトマト煮込み〜辻仁成のレシピ

「キッチンは裏切らない」
とにかく美味しいものを、家族で食べたい。特に子供たちに食べさせたい、ということで、愛読書の辻仁成さんの著作「父ちゃんの料理教室」からいくつか作ってみることにしました。

よく似たようなものは作っていたので、「鶏もも肉のトマトソース」を調理トマト缶を使用した節約料理は基本中の基本なので、まあ同じようなものだろうということで材料を揃えて作ってみました。

ただ、我が家は中一、

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